実店舗 店じまい 在庫処分品
この度永年地域の呉服専門店としてお引き立てを頂いておりましたが、
後継者不在の為実店舗を閉店させていただく事になりました、
この商品は通常当店舗内で販売している商品ですが 閉店の処分価格で
初期設定価格を通常店舗販売価格の80%~90%引きの価格になっています
処分品だからと言ってよれよれの商品ではありません
かんぜんな商品管理のもとに在庫してあるため全品とも新鮮ムードです
価格を市場と比較して見て下さい、すべて品質保証の商品です、それほど価値の高い商品です
大幅値下げで再出品です
即決価格で御落札しても街中の専門店価格の半額でお手にできます、
正絹京手描き友禅付け下着尺
色々な帯を映して見る、貴女のセンスが光る時、 それが又、楽しみの時です。
桃山時代をイメージして染色した本友禅の付け下げです、
白地に赤茶の濃淡が際だった美しさを演出している、
白場がかなり多いので比翼衿に赤茶系の色を使って衿元を飾ってもよろしいし、
白の半襟でなくカラー半襟で個性をより強く主張して貴女の魅力を再認識させてあげて下さい、
ホテルなどのお集まりにはまさに最高の衣裳と申せます。
訪問着と付け下のこと
よくお客様から質問される事に、付け下げと訪問着とどう違うの、と質問をうけます、
訪問着とは、あくまで使用していく上での呼び名です、商品名と解釈して下さい、染色技法から言いますと絵羽付け模様と呼びます、絵羽柄ともいいます、
一方、付け下げの呼び名は染色技法の呼び名です、ですので付け下げも訪問着としてお召し頂いていいのです、
それでは絵羽模様とはどんな柄のことですかと言いますと、
前袵、上前、後身頃に模様が連なった模様付けに成っている染のことです、ほとんどの物は上前肩と袖にも模様を入れます、 この染技法で作られた友禅を訪問着と呼んでいます、
色留袖、黒留袖も同じですが、家紋を入れるので肩、袖に模様を入れません。 訪問着には共の八掛けがついていますが、付け下げは八掛けが別に成ります。
お仕立ても承っております、落札頂きました折に詳細をお訊ね下さい。
京友禅について
京友禅は加賀友禅と同じく宮崎友禅斎を始祖として染織技法が確立した
ものです、 京友禅は茶屋染、加賀友禅は加賀御国染の色絵、色絵紋を基
礎として発展した染色技法と言われています、加賀友禅は写実的な草花
を模様を中心とした絵画調であるのに対し 京友禅は流麗な集合配列模様
を特徴としています、 京友禅には多種多様な染色技法が有ります、 大
きく分野に分けて九とうり有り、更に各分野の技法を細分すると94の技
法があります、 型摺り染 * 写し染 * 型染め * 手描き染 *
ぼかし染 * 絞り染 * 蝋纈染 * 版染 * 特殊染 の染め
方が有ります、 一例として型摺り染の染色技法の中に七通りの技法が有
ります、一点の作品を作るのに一つの技法だけでなく様々な技法(94の
技法)を駆使して作品を作っていきます、 さらに京友禅は加賀友禅と違
って染め上げた作品に金、銀糸の飾り縫い、刺繍加工、金銀箔などの加
工を施して豪華さを表現します、 加賀友禅との一番大きな違いはこの点
です、
本加賀友禅と京加賀友禅の違いについて 本加賀友禅は下絵から、模様の輪郭に防染のための糸目糊置き、色挿し、仕上げまですべて手作業で行いますが、
京加賀友禅は模様輪郭の糸目糊置きを型紙を使用して、手間を簡略して作業の効率をよくして作品を制作します
そのぶん安価に提供できるのです、
商品説明において画像掲載に制限があり詳細が説明不足になっております、
ご入札に際しご納得をして頂けるように詳細画像をメールにてお送りいた
しますのでご要望がございましたらご一報下さい。 訪問着は正装の衣裳として幅広く様々な場所でお召しになられます、
凖礼装としての訪問着、おしゃれ感覚のパーティ用の訪問着、お茶席などにお召しになる訪問着等、
染の分野でも友禅染から小紋染、織の分野でも無地感覚、絣を主眼にした訪問着など、
本当にいっぱいあります、 お選びになるのに迷ってしまいますが、主とする着用目的にあわせてどの技法のものか、
ふさわしい模様で有るかをよく吟味する事が必要です、
きもの処あさひやのヤフーオークションの開始価格設定及び当店通常価格表示について
当店は創業以来45年の呉服店ですが、後継者不在の為及び高齢の為近年中に廃業しなくてはなりません、
本物志向の店をコンセプトに営業しておりますので常備かなりの在庫品を所有しております、
その在庫品の処分の為のオークション参加ですので通常売価の掲載も正真正銘ですのでご安心下さい、
在庫品の商品管理も完璧な位に神経を使っていますので、汚した商品は有りませんが、
永く在庫している商品では多少の難が生じてしまった物があります、それらは気づいた箇所は詳しく記載いたして有りますが中には気づかなかった難もあるかと思いますが、その点はご了解を頂きたいと存じます、