映画は音楽を変え、音楽は映画を変える。「視」と「聴」を初めて密着させたサウンド・トラック傑作アルバム。
アメリカ編集オリジナル・アルバム紙ジャケ仕様CD&DVD2枚組デラックス・エディション!!
【初回限定紙ジャケット豪華仕様=CD&DVD2枚組セット/オリジナル解説帯付き】
(直輸入オリジナル・プレス盤)
THE BEATLES / A HARD DAY'S NIGHT
(UNITED ARTISTS ORIGINAL MOTION PICTURE SOUND TRACK)
THE U.S.ALBUM COLLECTION
: CD&DVD DELUXE EDITION
[1CD&1DVD] BMI=BEAT MASTERS INT. BMIUSDX03CD/DVD
★アメリカ・ユナイテッド・アーティスツ編集によるオリジナル・アルバムに収録された60年代アナログ音源ステレオ/モノラル各曲を忠実に完全再現。
★ビデオ・アルバムにはアルバム全曲オリジナル編集ビデオ映像を収録。最新AIによる一部モノクロ映像のカラー化はじめAIデミックスによるニュー・ステレオ・リミックス音源を採用。
★オーディオ・アルバムには最新ニュー・ステレオ・リミックスと60年代オリジナルのステレオ・ミックス&モノラル・ミックスの3種音源を収録。オーディオ・セレクションで各音源を聴き比べ再生可能。
【アメリカ・ユナイテッド・アーティスツ編集オリジナル・アルバム『ア・ハード・デイズ・ナイト~オリジナルモーション・ピクチャー・サウンド・トラック』】
記念すべきビートルズ初主演映画となった『ア・ハード・デイズ・ナイト』(邦題:ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)のオリジナル・サウンド・トラックとしてアメリカ独自の内容で1964年6月にリリースされた同名アルバム。英国では3枚目のオリジナル・アルバムとしてリリースされたがアメリカではキャピトルではなく映画配給会社のユナイテッド・アーティスツから映画のサウンド・トラック盤として発売された。1964年2月のセンセーショナルなアメリカ初上陸そして8月からの大規模な全米ツアー直前の人気絶頂期だけにビルボードとキャッシュボックス共にアルバム・チャートで14週連続第1位を獲得。アメリカだけで400万枚以上のセールスを記録している。英国盤ではレコードA面に映画サウンドトラック曲として収録されていた7曲と当初映画に使われる予定だった「僕が泣く」が加わった合計8曲とジョージ・マーティンのスコアによるオーケストラ演奏のインストゥルメンタル4曲を合わせて全12曲が収録されキャピトル盤同様ステレオとモノラルで発売されている。英国盤と違ってアルバム全曲が映画のサウンド・トラック盤としての内容となっており音源自体も映画に使われたバージョンが採用されており純然たるサウンド・トラック・アルバムとなっている。2014年『THE U.S. BOX』にて初CD化されたがオリジナル音源ではないリマスターが採用されていたので今回初めてオリジナル通りの音源でCD化されている。
CD=オリジナル・ユナイテッド・アーティスツ・マスターズ(ステレオ&モノ)
アメリカ・ユナイテッド・アーティスツ編集による64年オリジナル・アルバムに収録されたステレオ/モノラル各曲を忠実に完全再現したアナログ・マスター音源を収録。60年代オリジナル盤からのダイレクト・トランスファーによる音源をレコード盤特有のノイズを除去した上で当時のアメリカ盤ならではの力強いダイナミックな音を復元した最新リマスターで収録。英国盤と違い映画のサウンド・トラック盤として音源自体も映画に使われたバージョンで収録されている為ステレオ/モノ共にボーカルがオーバーダブのないシングル・トラックが特徴的な映画用モノラル音源が元になっており「アンド・アイ・ラブ・ハー」や「恋におちたら」等ではシングル・トラック・ボーカルを聴くことができる。前半収録のステレオ・ミックスはその映画用モノラル音源を疑似ステレオ化した音源となっておりステレオ感を出す為に左右のバランスを独自に加工しており「キャント・バイ・ミー・ラブ」ではサビで無理やりパンニングする等、当時ならではの疑似ステレオ・ミックスになっている。また最終的に映画では使われることがなかった「僕が泣く」はワンコーラス長いロング・バージョンが収録されている。オーケストラ演奏のインストゥルメンタル4曲はリアル・ステレオで収録。『リンゴのテーマ(ディス・ボーイ)』は当時日本でもシングル発売されていた。後半収録のモノラル・ミックスでは疑似ステレオ化していないオリジナル通りのモノラル音源で収録。ステレオ/モノラルのアルバム全24曲が現在のデジタル・リマスターとは異なるアナログ・マスター音源となっている。
DVD=ビデオ・アルバム/オーディオ・アルバム
ビデオ・アルバムには『ア・ハード・デイズ・ナイト』全12曲をオリジナル編集のビデオ映像で収録。プロモーション・ビデオ形式で使われている映像は映画からのオリジナル映像を元にしており現在ビデオ化されているワイド・スクリーン・サイズとは異なる映像上下がトリミングされていないスタンダード・バージョンで収録。ここでは実際の映画のサウンドトラック音源とは別の最新AIデミックスによる”ニュー・ステレオ・リミックス”音源を採用。インストゥルメンタルも映画からのシーンを組み合わせており2023年最新編集バージョンによる『ア・ハード・デイズ・ナイト』を映像化したビデオ・アルバムとなっている。さらにオーディオ・アルバムとして『ア・ハード・デイズ・ナイト』全12曲を3種類の音源ソースで収録。こちらはスライドショウ形式で最新の”ニュー・ステレオ・リミックス”と60年代オリジナル”ステレオ・ミックス”および”モノラル・ミックス”の3種類の音源を収録。再生途中でもオーディオ・セレクションによる音声切り替えが可能でそれぞれのミックス違いが聴き比べる事が出来るコンテンツとなっている。
【ビートルズ・アメリカ編集盤の歴史と変遷】
ビートルズのアメリカでの本格的なレコード・デビューは1964年初のアメリカ上陸にあわせてキャピトル・レーベルからのリリースで始まった。世界的に最も大きな市場であるアメリカにおけるメジャー・レーベル”キャピトル”の影響力は絶大でアメリカ独自の音楽産業の通例として「アルバムの販売枚数を伸ばすためにヒットしたシングル曲を収録する」「アルバムの収録曲は12曲まで」また「アルバム数を水増させその分さらなるセールスを獲得する」という販促方針から英国オリジナルとは異なるアルバムやシングルがリリースされることになる。英国での「先行シングルはアルバムには収録しない」「モノラルが本流でステレオは亜流」といった基本的なコンセプトは無視されキャピトル担当ディレクターであったデイブ・デクスター・ジュニアの意向によって独自の選曲によるアルバム編集内容のみならず英国オリジナル音源にアメリカ独自のリマスタリングを施してイコライザーやリバーブを加えたりステレオ音像の変更さらにはモノラルから疑似ステレオを作り曲によっては英本国での発売前にマスターを送らせてミックス違いを生み出したりもしている。ビートルズとしてもキャピトルの勝手な改変方針は快く思っておらず66年に物議を呼んだ”ブッチャー・カバー”はリリース当時ビートルズのキャピトル独自編集に対する抗議の意向であったと言われている。67年『サージェント・ペッパーズ』以降はアルバム収録内容の統一が図られたが『マジカル・ミステリー・ツアー』や『ヘイ・ジュード』といったアメリカ編集によるオリジナル・アルバムのリリースは続き解散後の70年代に入っても赤盤青盤のベスト・アルバム『1962~1966』『1967~1970』や『ロックン・ロール・ミュージック』『ラブ・ソングス』『リール・ミュージック』等のコンピレーション・アルバムはアメリカ主導による企画編集でリリースされている。こうした英本国とは異なる米国キャピトル独自の編集方針はアナログ・レコード時代を通してCD時代に至るまで続いておりアナログ時代のリリースは特徴的な別ミックスのみならず英国同様のステレオ/モノラル音源においてもその音源自体が独自のリマスタリングやカッティングによって音の質感に違いが生まれアメリカならではの”音”として収録されている。米国以外でもそうした世界各国での音源違いや独自の編集盤が許されていたレコード時代からCD時代になって英国オリジナルが世界標準となり音源統一が図られ米国含め世界各国の編集アルバムは廃盤となったがアメリカにおいてのオリジナル・アルバムであったキャピトル編集盤の人気は高く2004年にはボックスセットで初CD化され限定的にリリース。その後内容が増補された新たなCDボックスセットが2014年に登場したが収録された音源は一部の特徴的なキャピトル音源以外すべて2009年リマスターに基づく世界標準音源に差し替えられており米国キャピトル・オリジナル通りの音源を聴くことが出来ないCD化となった。ビートルズの意向に沿わず音源や編集方針に問題ありながらも60年代アナログ・レコード時代に生み出されたアメリカ独自の音源そして編集アルバムの数々はデジタル・リマスターで統一された今となってはその時代ならではの歴史的遺産というべき貴重な音源アーカイブである。
CD
ORIGINAL UNITED ARTISTS MASTERS STEREO MIX
01. A HARD DAY'S NIGHT
02. TELL ME WHY
03. I'LL CRY INSTEAD
04. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER (Instrumental)
05. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
06. AND I LOVE HER (Instrumental)
07. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
08. IF I FELL
09. AND I LOVE HER
10. RINGO'S THEME (THIS BOY) (Instrumental)
11. CAN'T BUY ME LOVE
12. A HARD DAY'S NIGHT (Instrumental)
ORIGINAL UNITED ARTISTS MASTERS MONO MIX
13. A HARD DAY'S NIGHT
14. TELL ME WHY
15. I'LL CRY INSTEAD
16. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER (Instrumental)
17. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
18. AND I LOVE HER (Instrumental)
19. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
20. IF I FELL
21. AND I LOVE HER
22. RINGO'S THEME (THIS BOY) (Instrumental)
23. CAN'T BUY ME LOVE
24. A HARD DAY'S NIGHT (Instrumental)
ORIGINAL CAPITOL MASTERS is a faithfully reproduction of all the original stereo and mono mixes from the original analogue sources
/ new remaster 2023
DVD
VIDEO ALBUM NEW STEREO REMIX
01. A HARD DAY'S NIGHT
02. TELL ME WHY
03. I'LL CRY INSTEAD
04. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER (Instrumental)
05. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
06. AND I LOVE HER (Instrumental)
07. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
08. IF I FELL
09. AND I LOVE HER
10. RINGO'S THEME (THIS BOY) (Instrumental)
11. CAN'T BUY ME LOVE
12. A HARD DAY'S NIGHT (Instrumental)
VIDEO ALBUM edited various sources
from Original Motion Picture "A HARD DAY'S NIGHT".
/ Soundtrack with New Stereo Remix 2023
AUDIO ALBUM COMPARE AUDIO TRACKS
01. A HARD DAY'S NIGHT
02. TELL ME WHY
03. I'LL CRY INSTEAD
04. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER (Instrumental)
05. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
06. AND I LOVE HER (Instrumental)
07. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
08. IF I FELL
09. AND I LOVE HER
10. RINGO'S THEME (THIS BOY) (Instrumental)
11. CAN'T BUY ME LOVE
12. A HARD DAY'S NIGHT (Instrumental)
AUDIO SELECTION
Audio 1 = NEW STEREO REMIX
Audio 2 = ORIGINAL UNITED ARTISTS MASTERS : STEREO MIX
Audio 3 = ORIGINAL UNITED ARTISTS MASTERS : MONO MIX
DVD VIDEO : NTSC 16:9 Widescreen Color&B/W Dolby Digital Stereo
Compiled and Remastered by GRANNY SMITH / BMI 2023