
ユリイカ 2001年6月臨時増刊号、「総特集 野田秀樹」(青土社)です。状態は、全般に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容:
◇《対話》
・演劇のコトバ、思想のコトバ /野田秀樹+松尾スズキ
・天皇制という〈芸能〉 /野田秀樹+中沢新一
・となりの部屋から覗いた〈世界〉 /野田秀樹+鴻英良
◇《特別掲載》 野田秀樹による地図 ― 演出ノート /野田秀樹
◇《エッセイ/イラスト&エッセイ》
・いたづら小僧の 「天才」 /筑紫哲也
・トンネルの中に時速200キロで突入する時、車両の容積が3パーセント
圧縮される事実を表現する性格の野田秀樹。 /日比野克彦
・設計施工としての野田 /隈研吾
・野田秀樹の 「女」 /林あまり
・深夜の歌舞伎座で見た夢 /中村勘九郎
・演劇だけにできること /庵野秀明
・贋作・桜の森の満開の下 /萩尾望都
・やぢ馬的野田考 /谷地恵美子
・『2001人芝居』 をみて思ったこと /西炯子
・オボロゲですみません /山本直樹
◇《野田秀樹 ※作家論》
・片づけられないものを片づけない方法について /宮沢章夫
・野田秀樹のひかりごけ /宮城聰
・魂の体操 /横田創
・天皇病の期限 坂手洋二 『天皇と接吻』 と野田秀樹 『パンドラの鐘』 /巽孝之
・物語の復権/歴史の改竄 『パンドラの鐘』 と 『贋作・桜の森の満開の下』
における文化翻訳の条件 /本橋哲也
・野田秀樹と女優 『贋作・桜の森の満開の下』 を満たす声 /長谷部浩
・可もなく、不可もなく、罪もなく、そのあとで。 /篠原一
・野田秀樹、あるいは時代の孤児 /西堂行人
・「言葉遊び」 の彼方へ 野田英樹における言語の問題 /森山直人
・野田秀樹とサム・シェパード グローバリティ・国民国家・演劇 /内野儀
◇《野田秀樹 ※解散後全作品――野田地図以降》
・「キル」 ための反復運動 『キル』 /斎藤環
・己の皮膚を覆う他者 『虎 野田秀樹の国性爺合戦』 試論 /佐藤みか
・NODA・MAPがmappingする文化的他者 『贋作・罪と罰』 とジェンダーの表象 /大谷伴子
・NODA・MAPの野田秀樹 『TABOO』 ―メロドラマからの脱却、そして死と行為 /野田学
・シンプルな物語 『ローリング・ストーン』 /松村武
・シュラとマリアの謎の果て 『半神』 /栩木玲子
・「蝶々夫人」 シンドロームとその切断をめぐって 『パンドラの鐘』 論 /川崎賢子
・強くしなやかな魂の揺らぎ 『カノン』 /斎藤環
・想像からリアルへ 野田秀樹の番外公演の軌跡
・ ―― 『し』 『赤鬼』 『Right Eye』 『農業少女』 『2001人芝居』 /鴻英良
そのほか
★野田秀樹は1955年、長崎県生まれ。高校生のとき処女戯曲『アイと死をみつめて』を発表。東京大学法学部中退。在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。劇作家・演出家・俳優として数多くの話題作を手がけていく。1983年に『野獣降臨』で岸田戯曲賞、1986年に紀伊國屋演劇賞、1990年に文化庁芸術祭賞を受賞。ロンドン留学を経て、「野田地図(NODA MAP)」を設立。その後も1999年に鶴屋南北戯曲賞、2000年紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨文部大臣賞などのほか受賞多数。主な作品に、舞台『キル』、『赤鬼」『贋作 桜の森の満開の下』、新作歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』、モーツァルト歌劇『フィガロの結婚」、映画『MONDAY』、『赤線』、『USB』など。テレビでは『新選組!』、『蝶々さん』、『眩 北斎の娘』などに出演。2008年より多摩美術大学教授(のち名誉教授)、ほかに東京芸術劇場芸術監督、朝日賞選考委員なども務める。
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