当方オーディオ歴40年以上のベテランですが、クラシックやジャズはほとんど聴かず(ジャズのレコードは100枚程所有していますが、しばらく聴いておりませんでしたが、久しぶりに数枚聴きました)、歌謡曲やポップス、ロック、レゲエ、ディスコミュージックなどをいかに聴くかをテーマに歩んできたものです。そんな音楽が好きな方向けのオーディオ機器を出品しておりますので、どうぞよろしくお願いします。
以前はハイエンド派でしたが、それよりもよほど魅力的な世界が比較的簡単に手の届くところに存在するのが、オーディオだと確信しております。しかしながら、良いものは海外に流れていき、またみんなお気に入りを確保している為か、昨今は手に入りづらくなっているのも事実です。
レコードプレーヤーだけは、LINNなどの高価なものがより良いですが、他の機材は入門用に素晴らしいものがあったりします。それを探しだすのはこの趣味の喜びの大きな要素ではないでしょうか。アンプは最大出力の小さなもの。スピーカーはフルレンジ か、フルレンジ +ツィーターといったシンプルなものが最上です。
今回出品するスピーカーはpioneer製で、年代は60年代と思われ、スピーカーそのものの型番はわかりませんでしたが(海外仕様かもしれません)、画像検索したところ、PWー161Aというアルニコウーファーと、PTー202というアルニコ磁石のアルミのホーン型ツィーターの2ウェイ構成でした。PTー202は単品販売のPTー8と同等品です。外観はウォールナットの突き板仕上げで、ずっしりと重く、堅牢なエンクロージャーでできていて、高級感があります。状態も年代を考えるとかなりの良品といえます。
その音質です。所謂飛ぶ音ですが、ドイツビンテージのようにユニットのフレームまでが振動してるような華やかな飛び方ではなく、しっかりと作られた箱によって振動を抑えてユニットにかかる情報をロスなく出音するような感じで、背景に静寂があります。そこから出てくる音には押し出し感の激しさがあり、特に管楽器のうねりや、ピアノのアタックなどは快感です。個人的にシンバルの音も大好きです。久しぶりにジャズを数枚聴きましたが、やはりジャズにも、ジャズボーカルにも最適です。声の細部の表現も一流と思います。アンプはミニワッターでは陰影に富む日本の高級ユニットの味わいが聴けて、80年代初期のpioneer プリメインアンプでは、より押し出し感の強い迫力のある音が聴くことができました。
スピーカースタンドは付属しません。スピーカー2本がオークションの対象です。
ご興味のある方、どうぞよろしくお願いします。