◇商品状態:中古A
コンディション説明:帯なしです。カバーに軽度のスレキズあり。本文書き込みありません。紙面良好。迅速丁寧に発送いたします。
参考コンディション
A:とても綺麗な状態、書き込み、マーカー、破れ等ない状態、カバーに多少のヤケ
B:綺麗な状態、多少の書き込み、マーカー線引がある、ページに多少のヤケがある
C:外見にヤケや破れがある、書き込み、マーカー、線引きがある、ページにヤケ
D:状態はよくない、書き込み、マーカー、線引き、破れがあるが購読が可能、付属品欠品
*画像は実物をスキャンしたものです、光の加減により若干の色違いがございます。
◇商品情報
ISBN:9784865283976
著者:椹木野衣
作品内容:世界を一変させ、あれほどわたしたちを不安と恐怖、混乱に陥れたコロナ・パンデミック。刻々と伝えられる感染拡大情報、政府や自治体から次々と発されるアラートや指針に右往左往した日々。マスクをめぐる混乱、無観客で開催されたオリンピック、繰り返す感染拡大の波──。20世紀初頭に起きた人類史上桁違いの災厄「スペイン風邪」を忘却していたことに思いを馳せ、不可逆的に変容してゆく「日常」を見つめつつ書き継がれた美術批評家椹木野衣によるコロナ週報。コロナ・パンデミックの恐慌が世界を襲った2020年3月から4年に渡る連載時評を書籍化。「忘却」に抗い、遠からずまた訪れる「反復」に備えるために──。 このこと[=スペイン風邪のパンデミックがほとんど論じられてこなかったこと]は、西欧の文明がとりわけ近代以降、過去を踏まえた礎のうえに築かれ今日に至るという通念に、なにがしかの疑念をもたらす。わずか100年たらずの過去に起きたこれほどの出来事の記憶が、人類的な規模で集合的に失われていたのだとしたら、わたしたちはいったいなにを手掛かりに未来を切り開いていけばよいのだろう。新型コロナウイルスによる瞬く間のパンデミックは、途切れていたその記憶をふいに揺り戻した。もしかしたらわたしたちは、文明の進歩そのものを根幹から見直す必要があるのかもしれない。──欧米も「悪い場所」かもしれない 2020年5月8日、より 【目次】忘却と反復?2024二〇二〇年初春世界は一変した衛生観念ほどやっかいなものはないヒトが雑菌や汚染を運び込む世界中で引きこもりが推奨されている前衛芸術にスペイン風邪の余波はあったか東京五輪は「人類全体の復活五輪」となった『方丈記』とステイホームメディアアートは「リモートアート」でもある「3密」は創造性のための武器だった欧米も「悪い場所」かもしれない新型ウイルスは戦争すべき「敵」なのか家の外は悪夢となり、家の中が現実となった地球は人間だけのものではなかった高村光太郎の「手」にかつてない意味が見出されるパルテノン神殿と伊勢神宮その展覧会は「酔いどれパンデミック」だった都市に野蛮な顔が隠されているパンデミック下のリアルを先取りした『漂流教室』動物が人類に復讐するエイズは大きな参照源となるはずだ「沈黙」が「死」を招く放射能もウイルスも「目に見えない」死者たちを身近に感じるようになった誤った隔離政策で名を奪われた人たち『花までの距離』が教えてくれること迷うこと、それを「リングワンデルング」と呼んでみたい芸術祭最大の魅力が最大のリスクになってしまった攘夷思想はコレラへの嫌悪とも連動していたあたりまえのように開かれるオリンピックがファシズムに近づく季節感を感じない一年だった
出版社:左右社
出版日:20240515
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