SACD ハイブリッド盤
美品
モーツァルト:
歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲
ヤーコプス指揮
フライブルク・バロック・オーケストラ、
ヴァイサー、
レガッツォ、ほか
SACD 3枚組
ヤーコプス、待望の『ドン・ジョヴァンニ』
こんな演奏を待っていた!
序曲から低音バリバリ、渦巻く弦と管の咆哮による地獄絵図。
色気も品格もたっぷりのドン・ジョヴァンニを演じるは
若き貴公子ヨハネス・ヴァイサー
レポレッロにレガッツォ、ドンナ・アンナにパシフニク、
とどめはドンナ・エルヴィラに今をときめくペンダチャンスカ!
快進撃のとまらないヤーコプス、遂にモーツァルトのダ・ポンテ三部作完結編となる『ドン・ジョヴァンニ』の登場。2006年のインスブルック音楽祭で上演された直後の録音で、ヤーコプスの練り上げられた統率のもと、一音一音がショッキング! 序曲冒頭の和音でいきなり奈落の底に突き落とされるような衝撃と迫力です。名手フライブルク・バロック・オーケストラの面々が、いななく管、激流の弦で大爆発です。楽しさ、おそろしさ、美しさをとことんつきつめた表現は壮観、まさに音絵物語です。
ドン・ジョヴァンニ役は、1980年ノルウェー出身の若き貴公子、ヨハネス・ヴァイサー。色気たっぷりですが、ドン・ジョヴァンニ=騎士身分の品格もきちんと感じさせます。レガッツォによるレポレッロは、ドン・ジョヴァンニに仕える憎めない役どころをきちんと演じていますが、あまりに上手くてカッコよすぎるかも、と思う瞬間もあるほど。今年(2007年)10月の新国立劇場『フィガロの結婚』でもフィガロ役で登場予定、注目度大です。ドン・ジョヴァンニに翻弄されるドンナ・エルヴィラは今をときめくペンダチャンスカ。ドンナ・アンナには、Opus111でもおなじみのウクライナ出身の清潔感あふれるソプラノ、パシフニク。驚異的な息づかいの長さで、しっとりと歌いあげるさまは圧巻。ツェルリーナ役のスンハエ・イムは、韓国出身の期待のソプラノ。LFJ音楽祭2006でも来日、そのピンと透き通った歌声をご記憶の方もいらっしゃるのでは。レチタティーヴォでのフィゲイレドのチェンバロも冴えまくりで、一音たりとも聴き逃せません。
さらに、さすがヤーコプス! と思わず膝を打ってしまいたくなるのが、プラハ初演稿の楽曲もディスク3の最後に収録されていること。ドン・オッターヴィオのアリアの瑞々しいこと! どこまでもカンペキな『ドン・ジョヴァンニ』。絶対!!です。(キングインターナショナル)
このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。
モーツァルト:
歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲 K.527(1788年ウィーン稿)
ヨハネス・ヴァイサー(Br:ドン・ジョヴァンニ)
ロレンツォ・レガッツォ(Bs:レポレッロ)、
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S:ドンナ・エルヴィラ)
オリガ・パシフニク(S:ドンナ・アンナ)
ケネス・ターヴァー(T:ドン・オッターヴィオ)
スンハエ・イム(S:ツェルリーナ)
ニコライ・ボルシェフ(Br:マゼット)
アレッサンドロ・グエルツォーニ(Bs:騎士長)
RIAS室内合唱団
フライブルク・バロック・オーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指揮)
【補遺:1787年プラハ初演稿の楽曲】
・ 第2幕第2場レチタティーヴォ『それじゃ、さっき私のマゼットを(Dunque quello sei tu)』
(ツェルリーナ、ドンナ・エルヴィラ、ドン・オッターヴィオ、マゼット)
・ 第20番アリア『ああ、おゆるしください』(レポレッロ)
・ 第2幕第10場レチタティーヴォ『Ferma, perfido, ferma』
(ドンナ・エルヴィラ、マゼット、ツェルリーナ、ドン・オッターヴィオ)
・ 第21番アリア『今こそ僕の愛しい人を慰めてあげて下さい(Il mio tesoro intanto)』
(ドン・オッターヴィオ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
美品。
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