当方オーディオ歴40年以上のベテランですが、クラシックやジャズはほとんど聴かず、歌謡曲やポップス、ロック、レゲエ、ディスコミュージックなどをいかに聴くかをテーマに歩んできたものです。
そんな音楽が好きな方向けのオーディオ機器を出品しておりますので、どうぞよろしくお願いします。
鈍器系(金属エンクロージャーで重量のある小型スピーカーのこと)を収集した時期があります。その中で最後まで残していたものが、このスピーカーです。
アルミ押し出し材を使用、ヘアライン仕上げの豪華な出立ちで、1979年当時小型ながら1本20000円したもので、当時のサンスイ得意のドローンコーンを搭載したものの中でも最小のモデルです。コーン紙の軽量化などにも当時のこだわりがみられる手の込んだ作品です。
その音質ですが、一聴すると、制動の聴いた落ち着いた音質に感じますが、おとなしめではなく、jポップや当時のディスコミュージックなどが楽しく聴けます。
音量を上げていっても音が暴れたりすることはありませんが、このスピーカーの音量のスウィートスポットは、一戸建てやアパートで迷惑にならずに聴ける音量での視聴でしょう。小音量でも解像度やノリの良さが失われません。スピーカー選びで1番重要なのは、実はそこだと思っています。小〜中音量でのパフォーマンスですね。コーン紙が重いと小音量だと動きが鈍く、良い音になりません。その為コーン紙は軽量でなければならないのです。口径が大きくなるほどコーン紙そのものと、それを支えるエッジが重くなります。ましてや私のように人の声が中心に録音されたものをメインに聴いているものにとっては、大きな口径よりも小口径スピーカーのほうが有利です。女性ボーカルで6.5センチ〜10センチ、男性ボーカルでは12センチくらいまででしょうか。一度フルレンジで、口径ごとに何度も比較視聴していたことがありますが、私の聴く音楽ではそこら辺がとても魅力的です。(20センチフルレンジでも名品クラスのビンテージにはボーカルに優れたものはあります。)。1番バランスが良いと言われる16センチサイズは、ツィーターを加えることでさらにウェルバランスになります。
今回出品のj11は、10センチ口径というボーカル帯域のベストともいえる口径にドローンコーンを加えることで、音楽全体のバランスを保っています。16センチ+ツィーターとはまた違ったバランスの取り方ですのでレアです。他に見たことがありません。

写真に写っているスピーカースタンドはvictorのものですが、天板とj11の底面がピッタリのサイズです。j11の底面には安定感のあるゴム足がつきますので、スタンドとの相性、密着度は抜群です。
スタンドも欲しい場合、取り引きナビでコメントくだされば、落札者様専用、5000円即決(送料無料)で、出品しますので、落札後(まとめて発送)を選択していただければ、同梱で発送させていただきます。その場合は(まとめて発送)が完結するまでは、支払いをお待ちください。





（2025年 4月 26日 18時 42分 追加）
コネクター部分ですが、よくある昔の使い辛いものに見えますが、良くあるネジとワッシャーだけのものではなく、中間部分にギザギザの部品がついている為、ケーブルをそこに当てて、ネジを締めるだけで、その部品がケーブルを保持し、ズレることなくケーブルを装着できます。