《 幻の名品 》
〔『シュルツ KSP 215Kと同じ音質』HELIの美しい小型スタジオ・モニターである 〕
〔 HELIを聴いていると一般の多くのスピーカーは何と平凡で面白くも何ともない『つまらない音』であろう 〕
□ 東独 HELI/ヘリ オリジナル K10H Studio monitor 1975年製 13cm フルレンジ 完全オーバーホール済み
スピーカー・システム 完動中古品のペアです
HELI K10Hは当初SCHULZ KSP 130Kを採用していたがSCHULZが業績不振のためSCHULZ TVの販社を
立ち上げたためユニットが供給されなくなりRFT L2301を使用するようになった
このHELIにはRFT L2301ではなく珍しくRFT 124MBKが採用されている
124MBKはKSP 215Kと同じく非常に過渡特性がよいので もたつきがなくクリアで歯切れのよい音で音質も同じである
〔 HELIは1950年設立 1972年に国有化され翌年RFTグループのVEBに統合されたラジオ テレビ スタジオ・モニタースピーカー
先進医療機器の国営電気通信製造事業体である〕
〔 苦難を乗り越えた天才 HELI 〕
東独は1989年のベルリンの壁崩壊までの40年もの長きに渡ってソ連の支配下にあった
秘密警察が監視する苦難の歴史の中でHELIは作られていた
想像を絶する苦難の中で作られたものと のほほんと何の苦労も無い中で作られたものとは 音が違っていて当然である
HELIは如何なるスピーカーとも違うものを持っているのはSCHULZと同じであり そして音質も同じである
それは 苦難の中でなければできない崇高な音楽性や芸術性 そして人間味(優しさ)溢れる音質である
絶望的な苦難を乗り越え立派に成長したHELIは天才に映る
あたかも 絶望的な生涯であったモーツァルトやベートーヴェンが数えきれない程の名曲を遺したのと同様である
〔 HELIとSCHULZ 〕
1960年代始め東ベルリンの技術者Mr.Schulzは西ベルリンの友人Mr.Eckmillerの協力を得て
スタジオ・モニター ユニットKSP 215Kを完成させたが 1975年国有化されVEBに統合された
一方 HELIは1972年国有化され翌年SCHULZと同じようにVEBに統合された(VEBはRFTグループの一員である)
HELIを試聴してSCHULZ KSP 215Kと同じ音質であることが分かった
SCHULZ研究家だからよく分かるのである
(SCHULZ & EURODYN研究家 A.R.U.Laboratory研究員)
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□ 《 ポリシー(方針)》
1 ” 終生の伴侶 ” として末永くご愛用して頂けるよう どこにも無い高品質の聴けば聴くほどあゝいいなあと惚れ込むものをお届けする
これが真理であろう
2 過渡特性や低音の質が悪く 音楽が楽しめない東独RFT最大の駄作と言われている20cmウーファーは扱いません
駄作の原因は質が悪く気分も悪くなる反応の鈍いゴム・エッジと重いコーン紙にある
テレフンケン イソフォン グルンディッヒ RFT ブラウン等のゴムエッジと重いコーン紙のユニットも駄作のため使用しません
3 Boxの板厚は厚くするほど『つまらない音』の駄作になるため25ミリ厚板箱や
不自然な低音がするバスレフ型や糞詰まりの音がする密閉型は製作しません
幼稚にもA.R.U.をマネした後面部分開放型という駄作箱は論外です
4 特性をフラットに見せるため横軸が異常に長い見る者を欺く とんでもないイカサマ粗悪測定アプリ(赤い線と青い線のグラフ)は使用しません
□ 《 完全オーバーホール済み(分解 点検 組み立て 測定)》
安心して永くご愛用して頂きたいので念入りに そして完璧に行った
1 ユニットを取り外し コーン紙 エッジ マグネット フレーム 端子問題ないか点検し異常なし
2 Boxを点検し異常なし
気にならない程度の擦り傷があったが補修した
汚れを落とし最高級蜜ろうクリームを塗布し手間暇かけ磨き上げる
重厚で深みのある上品な風合いに仕上がっている
3 裏ブタを開けてアッと驚いた
何と綺麗な純白の吸音材であろう
他社のスピーカーでは見たことがない
裏ブタをすると全く見えない所にも関わらず センスのよさと最高のものを作ろうとする
スピーカーに対する情熱の表れであろう(画像4)
HELIにMr.Schulzが在籍して居なければこうはならなかったと思われる
4 直出しスピーカー・ケーブルの汚れを落とし極性表示シールを付ける
5 高性能測定器を使用し信頼性の高い音圧周波数特性の測定をする(画像10 詳細後述)
さすが高性能スタジオ・モニター 実測50-16000Hzは実に見事である
〔音質評価〕
□ 《 SCHULZと同じ音質である 》
1 このHELIはSCHULZと同じくレコーディング・スタジオやミキシング・ルームの調整卓に設置されモニター・スピーカーとして
その道のプロが使用するものである
圧倒的リアリティ 高い解像力 ヴォーカルや楽器 オーケストラの正確無比の音像定位は
さすがプロ用ならではである
2 モニター・スピーカーだから音がよいのは当たり前ともいえるが 音のよさのみならず 音楽的ににも大変優れていることである
高い音楽の教養があり 人の傷みや哀しみが分かるかのような そして 優しさに満ちた音質はHELIの
技術者(Mr.Schulzかも知れない)の人となりそのものであろうと思った
聴いていてそれが分かるのである ああ優しさに涙がこぼれる
そして 海の底が見えないような深い感動の世界で大きな歓びに満たされる
ジャズにしてもクラシックにしても聴き手の心に迫ってくるものがある
これが感動を呼ぶのである
単に音がよいだけでは聴く意味がない
HELIでモニターしていると音楽を楽しみ仕事にならないのではと思ってしまう
3 絶望的な生涯であったモーツアルトやベートーヴェン 敬けんなカトリック教徒であったブルックナーやショーペンハウアーの
哲学に強い影響を受けたマーラーの魂の叫びが聴こえてくるのである
このような哲学的モニター・スピーカーは世界の東にも西にも存在していない
HELIで聴く音楽が人生を幸せにしてくれる とても素晴らしいスピーカーなのである
4 ヴォーカルでは目の前で自分のために歌ってくれているようで手を伸ばすと届きそうな感じさえする
クラシックでは音楽芸術の深い世界で幸福感に包まれる
バルトークやドビッシーに溺れ幸せな時間が静かに通り過ぎていく
夜静かに聴いていると夢心地の余韻に浸りながら時を忘れて朝まで聴いてしまい
気が付くと窓が明るくなっている
そういう音である
あたかも 女性の黒髪が濡れたような艶のあるヴァイオリンのむせび泣くかのような音色にうっとりする
ベーゼンドルファーコンサートグランドの豊かな響きが実に美しく素晴らしい
聴き惚れるとはこういう音のことを言う
5 ジャズやヴォーカルやクラシックに聴き惚れときの経つのを忘れる
〔音質評価は個人差があり 客観的に評価したものではありません 大げさな表現でもありません
使用する機器によっても音は変わります 演奏や音のよい名盤も必要です〕
□ 《 高性能 測定器を使用した 信頼性が高い音圧周波数特性の測定(画像10)》
内外のほとんどの有名メーカーが使用する精密測定器 デンマーク Bruel&Kjaer(ブリュエル・ケア)に準じた測定である
1 Frequency Analyzer による実測値は実に見事な驚異的50-16000Hzである
小口径の13cmでの特性は驚異的である
圧巻の50Hz超低域再生及び16000Hz超高域再生は超高性能の根拠である
特性対数グラフはBruel&Kjaer に準じたものを使用して測定しているため 信頼性が高く見やすい
2 この実測値はリスリング・ルームで 実際に聴いている環境で測定したから価値あるデータなのである
メーカーの無響室での測定と違って有響室であるリスニング・ルームでは ピーク(山)やディップ(谷)ができて当たり前である
特性表のデコボコはあまり気にしなくてよい
製作したスピーカーを有名大メーカーの協力を得て実際にBruer&Kjaer を使用した無響室で測定を行ったことがあるので よく分かるのである
メーカーでBruer&Kjaerの説明を受けたとき測定器は1000万円以上することも伺った
【注】特性をフラットに見せるため横軸が異常に長い 見るものを欺くとんでもないイカサマ粗悪測定は(赤い線と青い線のグラフ)は信用してはいけない
□ 《仕様》
型番 K10H
製造年 1975年
スピーカー・ユニット型番 RFT 124MBK
音圧周波数特性 50-16000Hz(Frequency Analyzerによる実測値)
インピーダンス 6Ω
出力音圧レベル(能率) 推定93dB
スピーカー・ケーブル 直出し 3.8m(極性表示シール付き)
Box寸法(mm) 265W 180H 285D
重量(1本) 3.4Kg
梱包サイズ ゆうパック140サイズ 送料はご自身で調べられます
土日祝の発送はお休みです
ヤマト運輸宅急便にて落下事故による破損が発生したため宅急便での発送はしません