〇注意!まず初めにお読みください。
近頃、ヤフオクにある当店または他店様の商品画像、説明文をコピーして、あたかも自分の商品のようにインターネット上で掲載しているホームページを見かけます。
これらの詐欺サイトは特徴として、定価よりも【大幅な値下げをする】とうたっています。これに騙されて購入しても、当然、商品が送られてくることはありませんのでご注意ください。
当店取り扱いの商品は、ヤフオクまたは当店公式ホームページ(自己紹介に記載)のみでご購入いただけます。
〇商品説明
煎茶碗六客揃いです。すべてに山口県萩市出身の画家、松林桂月が竹の絵を描いており、図替わりとなっています。六客並べるとさながら竹林のような風情があり、器としての出来もさることながら、飾ることでも楽しめる逸品となっております。
すべて無傷完品であり、目立つ汚れもありません。使用感が少なく、状態はとても良い方だと思います。
共箱は経年の汚れ、傷みがあり、箱の蓋が反っています。また、虫喰いの痕が二・三箇所あったので(画像緑〇の部分)、念のため殺虫剤を吹きかけ、においがなくなるまで陰干ししておきました。
「十二代 坂倉新兵衛」
十二代 新兵衛は、萩焼と茶陶の結びつきを強調することで萩焼の復興に貢献し、同時代に活躍した十代三輪休雪(休和)と並んでその功績を称えられている。
萩焼史に残る名人である彼の作風は、格調高く穏やかで、バリエーションに富み、茶人にとってそうであるように、一般の陶磁器コレクターにも人気が高い。
1881年(明治4年) 十一代坂倉新兵衛の長男として生まれる。
1897年(明治30年) 十二代坂倉新兵衛を襲名。
1898年(明治31年) 萩焼宗家、九代坂高麗左衛門に師事。その技術を学ぶ。
1899年(明治32年) 修行の余暇を利用して吉田松陰の兄、杉民治に茶道の手ほどきを受ける。
1905年(明治38年) 自家の長門深川湯本に築窯して独立。
1956年(昭和31年) 山口県指定無形文化財に認定。
1960年(昭和35年) 没年79。
「松林桂月」
1876年山口県萩市生まれ。師は野口幽谷。
最後の文人画家と評され、1958年に文化勲章を授与されている。
精緻で謹直な描写を基礎に、近代の写生画の流行を十分に取り込みながら、そこに漢籍・漢詩の素養に裏付けされた品格の高い作風を特色とする。
近代南画の振興に大きく貢献し、小室翠雲と共に南画界の双璧と称せられる。帝国美術院会員、帝国芸術院会員、帝室技芸員等を歴任した。
〇商品状態
状態:無傷完品。目立つキズ・汚れはありません。
刻銘:器に「新兵衛」の印あり。また「桂月山人」の自筆あり。箱に十二代 坂倉新兵衛の自筆と印あり。
縦幅:約6.0cm
横幅:約6.0cm
高さ:約4.5cm
付属品:共箱・薄葉紙・黄布
〇発送
厳重に梱包して発送いたします。
※薄葉紙と黄布で本体を包んで共箱に収めます。
箱はエアーパックで二重に包んでダンボールに入れて発送いたします。
ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙を使用しております。