A&M

Roger Nicholsとの「Rainy Days And Mondays」を含むソロ第4作。
マスタリングはBernie Grundmanで、初回のmonarchプレスですから、ラッカーもGrundmanが切ったオリジナルラッカーと推定できます。1974年のA&MですのでBG刻印はありません（それが当然なので）。
日本初回盤も悪くないと思っていましたが、聴き比べると、ぜんぜん違いました。monarchプレスの圧勝です。
日本盤「ああ、ストリングスね」、US monarch盤「いま部屋にストリングス隊がいる！」ぐらい違いました。

3枚目の画像がこのUS盤の波形です。A面から10秒程度です。10秒程度にしているのは、高音は基本的に鋭く短いからです。
1曲や1分など長いスパンだと、短く鋭い音は画像で勝手に間引かれて、よく見えなくなってしまうことに気づいたためです。
また、ケーブルノイズ・グラウンドノイズは、本当の低域量がわからなくなるので、計測してカットしてあります。
音量はわたしの可聴量に設定してあります。お若い方でしたら、もっと聴こえると思います。

メリハリが強く、伸ばすところは良く伸ばしていて、おだやかな強靭さとでもいうか、まさにPaul Williamsらしいサウンドでカットされているのが素晴らしいと感じました。

4枚目の画像が、「Rainy Days And Mondays」の波形を日米盤で比較したものです。30秒以上程度です。短い波形が画像では見えなくなってしまいますが、ざっくり全体の違いを把握できることを優先してこの長さにしました。
アルバムの中ではもっとも静かでナローレンジな曲ですが、それでも、monarch盤は日本盤に比べて、高域が強く、厚く、超高域も伸びていることがお分かりいただけると思います。
これ、耳で聞くと、もっと差がある感じなんですよね。

歌詞の赤いインナーあります。

状態：盤、経年なりのスレ・薄キズ散見されますが、ひどいものはありません。普通に楽しんで聴けます。スリーブ、ウラの取り出し口に破れ小2箇所。棚スレもあります。撮った写真より実物はいいですが、いずれにせよ、平均的な印象です。

状態評価は私見です。頑張ってグレーディングしたつもりですが、神経質な方、ディテールに特にこだわる方は、恐縮ですが、どうぞご入札をお控え下さいませ。

CD、シングルは通常の場合ネコポスでお送りします。多巻組や特殊仕様ものを除き、たいていシングル、CDは１枚230円です。ゆうメールは送達日数がかかりすぎる場合があるので、当面使いません。ネコポスですと、10mm厚の通常のCDの場合、4枚まで230円でお送りできます。横長・縦長の8cmCDシングルの場合は、9枚まで230円でお送りできます。LPはゆうパックを優先させて頂きます。基本的に何枚でも、配送費は変わりません。帯のみの場合は、ゆうパケットでお送りします。230円です。10枚までは同料金でお送りできます。天候の悪い日や体調の悪い日は出荷できませんので、お急ぎの方はご遠慮ください。

写真について
ちょっと事情がありまして、片手を損傷してしまいました。残った片手だけでの細かい作業が困難でしたので、掲出のCDの写真は、ほとんど全ての場合、いつも保管時にかけている保護ビニール袋をはずさないまま、スキャナーで行なっています。
固定ピントになりますので、保護ビニールの微妙なうねりにスキャン光が白く反射してしまう場合や、なんだかちょっとボケた感じになってしまう場合、保護ビニール自体のヨゴレやスレにフォーカスしてしまう場合、保護ビニールのシール部分がスリーブ裏に写りこんだりする場合等、お見苦しい点がありますが、実物はちゃんとしていますので、ご安心下さいませ。キレイと状態欄に書いてあれば、それは本当にキレイですので。

LPは、片手でのセッティングが難しく、あきらめて、例年に比べ、反射しやすい場所で手を打たざるを得ませんでした。
こちらも見づらい場合があるかと思いますが、ご容赦下さいませ。
また、ビニールをかぶせたままの撮影が多くなることも併せてご寛恕下さいませ。