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図録本 別尊曼荼羅写真解説120点密教図像仏画仏教美術一字金輪曼荼羅荼枳尼天曼荼羅両頭愛染曼荼羅弁財天曼荼羅聖天曼荼羅大威徳明王曼荼羅
図録本 別尊曼荼羅写真解説120点密教図像仏画仏教美術一字金輪曼荼羅荼枳尼天曼荼羅両頭愛染曼荼羅弁財天曼荼羅聖天曼荼羅大威徳明王曼荼羅 [浏览原始页面]
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希少図録本 別尊曼荼羅 写真解説 120図+追加図版78図 密教美術 密教図像 加持祈祷 真言宗 天台宗 平安仏画 鎌倉仏画 神仏習合 

至文堂
2002年発行
98ページ
約23x18.5x0.8cm
監修 文化庁・東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・東京文化財研究所・奈良文化財研究所
執筆・編集 林温
巻頭口絵写真カラー16ページ 本文モノクロ 120図 巻末追加図版 78図

※絶版


本書は一冊まるごと日本の「別尊曼荼羅」にテーマを絞り、
真言宗・天台宗などの密教において様々な目的をもった修法本尊、あるいは観想対象として制作された別尊曼荼羅の、
国宝・重要文化財・重要美術品、博物館蔵・美術館蔵・寺院蔵の有名な作品から、滅多にお目にかかることのない珍しい曼荼羅、個人蔵品まで、
別尊曼荼羅作品120図を網羅し、種別・時代別に整理分類して図版とともに丁寧に解説。

歴史、意義、使用目的、本尊として用いられた各種修法、表現形式の変遷、時代別の様式の展開、美術史上の位置づけなどを、
掘り下げて詳細に論考したもので、本書の図版やデータは大変貴重な資料。

巻末には、「図像にみる別尊曼荼羅」として白描画の追加図版の別尊曼荼羅78図(仏部・仏頂部・仁王経・理趣経・観音部・菩薩部・忿怒部・天部)曼荼羅収録。

小ぶり・モノクロ図版とテキスト解説文が中心でありながら、図版数は多く二段組テキストで凝縮された内容。
密教美術・仏教絵画研究の第一人者による渾身の解説論考は、内容充実、初心者にもわかりやすく、かつ専門的内容まで踏み込んだ情報満載の研究書となるもの。
一般美術書の枠を超えて、数多くの書籍や論文に引用されてきた参考文献。

日本の密教美術・仏教美術・仏像・仏画・古美術鑑賞に欠かせない知識満載、寺院、信仰の方にも大変貴重な絶版図録解説本。

【目次】小見出しも紹介します
はじめに
密教の修法 別尊法
別尊曼荼羅のいろいろ
如来部 
 釈迦曼荼羅 五聖曼荼羅 阿弥陀曼荼羅 仏眼曼荼羅 光明真言法 
仏頂部 
 一字金輪曼荼羅 尊勝曼荼羅 
諸経部 
 仁王経曼荼羅 理趣経曼荼羅 五秘密曼荼羅 法華曼荼羅 請雨経曼荼羅 孔雀経曼荼羅 摩尼宝珠曼荼羅 宝楼閣曼荼羅 童子経曼荼羅 般若心経曼荼羅 大輪明王曼荼羅 転法輪筒 大勝金剛曼荼羅 菩提場経曼荼羅 
観音部
 七星如意輪曼荼羅 六字経曼荼羅  
菩薩部 
 五字文殊曼荼羅 八字文殊曼荼羅 弥勒曼荼羅 虚空蔵曼荼羅 五大虚空蔵曼荼羅 随求曼荼羅 般若菩薩曼荼羅
忿怒部 
 安鎮曼荼羅 愛染曼荼羅 両頭愛染曼荼羅 大威徳明王曼荼羅 大元帥曼荼羅 
天等部
 帝釈天曼荼羅 吉祥天曼荼羅 焔摩天曼荼羅 歓喜天曼荼羅/聖天曼荼羅 弁財天曼荼羅/弁才天曼荼羅 別尊曼荼羅の黄昏(荼枳尼天曼荼羅、如来荒神曼荼羅ほか)  
むすびに
図版目録
参考文献
「図像にみる別尊曼荼羅」

図版提供:大阪狭山市立郷土資料館/尾道市教育委員会/金井杜道/高野山霊宝館/坂本万七写真研究所/島根県教育委員会/田口トシヲ/栃木県立博物館/豊橋市美術博物館/兵庫県立歴史博物館/毎日新聞社/三重県教育委員会/三原昇/村上宏治/森村欣司/ロンドンギャラリー

【はじめに】より一部紹介
 平安時代初頭に大陸からもたらされた密教はわが国の支配層に歓迎され、平安時代仏教の主流としてわが国の文化に広く感化を及ぼしていった。本格的な密教の弘通は弘法大師空海によって大きな一歩を踏み出すにっとうはっかが、円仁や円珍らがこれに続き、いわゆる入唐八家(最澄・空海・円仁・円珍・恵運・常暁・円行・宗叡。最後の宗叡は八六五年帰国)によってほぼ日本密教の基礎が打ち立てられた。日本の密教史に立ち入るいとまはないが、ここでは日本密教が教義の伝承や修法・法会において特に画図を重視するものであることを想起しておきたい。どのような宗教であれ、優れた宗教者が感得したイメージあるいはヴィジョン(幻視)が尊重されることは当然であり、それは宗教的な行為が目指す超越的な次元を開示するものとして、修行や学習の大きな手助けとなる。
 仏教やキリスト教(カトリックおよび東方正教)は積極的に宗教画を布教に用いてきたが、とりわけて密教においては空海が『御請来目録』等で図像の役割を高く評価しているように、文字と同等ともいえるほどに画図を重視している。密教学においては教相と事相の双方が互いに相補う形で研究されるべきものとされる。さて、「曼荼羅」というと一般には両界曼荼羅を想起されることと思われる。しかし、「美学」という言葉と同じように「曼荼羅」という言葉も人気があって、密教からかけ離れた事物に関してもこの言葉が使用される。わが国の絵画史上でも当麻曼荼羅をはじめとする浄土教変相図等の経変や、垂迹画を主とする組織図や境内(伽藍)図、法相曼荼羅など宗祖を並列したものなど多岐にわたる(このような用法例は平安時代からある)。
本書では密教絵画に限定し、浄土変相や垂迹画については本シリーズで別に紹介されているので割愛する。また、本シリーズでは仏教における主要尊を個々に取り上げ、代表的な画像を掲載しており、それらの尊像を中心とした別尊曼荼羅も取り上げられている。本書ではなるべく既に大きく取り上げられた作品との重複を避けて、遺品を紹介することとしたい。便宜のために巻末に簡単な参考文献表を付したので参照されたい。

【密教の修法―別尊法―】より一部紹介
(中略)独自の験力あるいは学識により名高い密教僧を挙げれば枚挙にいとまがない。それらの密教僧たちは、それではどのような修法を行ったのであろうか。
密教においては、現実的な目的を達成するために様々な本尊に向かって加持祈?を行うが、その目的は以下のように大きく四つに分けられる(四種法)。
息災法…災害・病苦・煩悩など諸々の災いを除く法
増益法…福徳・繁栄など利益を獲得・増幅させる法
敬愛法…和合・友好などを求めて行う法
調伏法…悪霊や怨敵などを調伏する法
このほか、諸尊や善神を召集する法である釣召法を、敬愛法から独立させる場合もある。これらの目的のためにどのような本尊を選ぶかは、密教各尊の持っている性格や密教経典に説かれる効用等をふまえて修法者が決定するのであるが、真言宗(東密)と天台宗(台密)それぞれの流派に伝えられた秘伝・秘法をどれほど身につけているか、さらにはいかに独自に工夫して秘術を編み出すことができるか、修法者は験(修法効果)を競うこととなる。
以上のような目的ごとに特定の尊格を本尊として行う修法を別尊法というが、別尊曼荼羅とは、密教全体の本尊的役割を果たす両部・両界曼荼羅とは異なり、息災・増益・敬愛・調伏などを目的として多くの修法が行われる時の個別の本尊を表現する曼荼羅」と定義されている(頼富本宏『曼荼羅の鑑賞基礎知識」〈至文堂〉)。また、別尊曼荼羅は、原則として特定の密教経典を典拠として作成されるが、経典にはない新たな要素がつけ加えられることも少なくない。原則として、別尊曼茶羅は特定の尊像を中心に据え、この尊像に関わる尊格を周囲に配している。特定の尊像には、密教経典に説かれる主要なほとけがほとんど含まれるから、別尊曼荼羅の種類もきわめて多い。
したがって、「別尊曼荼羅」とは、個々の尊格ごとに構成された曼荼羅であり、両界曼荼羅が密教の宇宙観を体系化した多分に教科書的なものとすれば、別尊曼は様々な密教修法ごとに使用される実際的な道具といえる。もちろん、遺品の中には個人にとっての念持仏的な性格を持ったものも含まれるであろうが、多くは実際の修法本尊として制作されたものと思われる。
本尊は修法壇の正面に懸けるのが普通であるが、四種法によってその懸け方に相違がある。空海の口決を記した真流の「高雄口决」によれば、息災法の時は本尊を南面するように(すなわち修法者は北に向かい、その正面に)懸けるといい、同様に増益法では西面、調伏法では北面、敬愛法では東面するように懸けるという。釣召法はいかようにも宜しきに従えという。ちなみに修法壇の形も息災法は円形、増益法は方形、調伏壇は三角形、敬愛壇は蓮華形、そして釣召壇は双股金剛形とされている(大正蔵七八)。
各修法は依拠する経典あるいは儀軌がある。それらの経軌にはいろいろなほとけが登場し、衆生深度あるいは利益のためにどのようなことをするか、仏前で誓っていることが多い。如来自らが教えることもあるが、その内容は具体的で右に挙げた四つの修法目的に収斂するのだが、その福徳を与えるための条件を提示する。例えばある陀羅尼を称えよとか、しかるべく壇を整えて一定の順序で観想しつつ折れとかいった内容である。密教修法は、依拠する経軌に説かれる道場観に従い、本尊と同一化してその験力を体得することを目指す。道場観というのは本尊を観想する順序を示したも
のであるから、本尊像としての曼荼羅はこの道場観に則ることが普通である。偉大な密教の宗匠はいずれも優れた験者であった(以下略)

【別尊曼荼羅のいろいろ】より一部紹介
前章で述べたように、全種類の別尊曼荼羅が現存しているわけではない。『曼荼羅集』に掲載されている曼荼羅がすべて制作・使用されたかどうかは疑問があるとはいえ、中には今日古い遺品が知られていない曼荼羅がいくつか載せられている。他の事相書についても、現在遺品の見られない図像をいくつも掲載している。本書は美術書であるという性格上、体系的に各種曼荼羅を掲げるというのではなく、現存している絵画遺品を中心にして、別尊曼荼羅の諸作品を紹介していくことにする。特に珍しい遺例のほかは優品をまず第一に挙げるべきであるが、本シリーズで既に図版として大きく紹介している場合にはこれに代わるべき作品を掲げるよう努めよう。また、星曼荼羅については別に特集した拙稿があるのでそちらに譲ることとする。

如来部
 如来部は大日如来以下、いわゆる如来と称される尊像について扱っている。釈迦曼荼羅・阿弥陀曼荼羅等が知られている。仏眼仏母を如来部に入れることもある。
別尊曼荼羅を分類する上で、平安時代末期の学僧、常喜院心覚が編纂した「別尊雑記」が参考となる。同書は如来部・仏頂部・諸経部・観音部・菩薩部・太怒部・天等部に分けて構成している。本書もこれにならって、順次記述していくことにしよう。また、図柄には両界曼荼羅のように何重かの院を持ち、幾何学的に整然と尊象を配置する形式と、自然の風景や建物の中に表した叙景的な構成のものの二通りがある。前者は金剛界曼荼羅に準拠して、別尊法の主尊に金剛界の四摂菩薩(金剛鈴・索・鈴・鈴の各菩薩)や内外八供養菩薩を加えたものが多い。さらに十二天等の方位天や十二神将を外周に配したものもある。

 釈迦曼荼羅 元来釈迦如来は密教尊ではないので、釈迦を中心に菩薩や四天王等を配した図柄は多いものの密教的な曼荼羅形式の釈迦曼荼羅の遺品を見ないが、「曼荼羅集」や「覚禅鈔」には釈迦を中心に四方に普賢文殊観音弥勒の四菩薩を配した曼荼羅を掲載し、「行林抄」にも別図を載せる。尊名比定に問題が残るものの、大阪・風輪寺蔵釈迦
如来及び四菩薩像は、如来を中心に四隅に十一面観音・普賢・文殊・弥勒の各菩薩を配したものであり(以下略)


【作品解説】一部紹介
尊勝曼荼羅(和歌山 宝寿院)
善無畏訳二巻軌による曼荼羅で、七獅子上の蓮台に坐す大日如来の周囲に八大仏頂を廻らし、三角形中の不動明王と半月形中の降三世明王を下方に配す。鎌倉時代的な緻密さと冷ややかさを持つ。

仏眼曼荼羅(京都 神光院)
仏眼受茶蔵は中央に仏眼仏母を置き三重の八葉連弁に一切仏頂輪王と七曜使者・八大菩薩・八大明王を配し、さらに四摂菩薩と八供養菩薩を置く。本図はさらに八方天を加えた構成の代表的遺品である。

仁王経曼茶羅(京都 醍醐寺)
仁王経曼茶羅には東方を上位とする増益法の仁海系曼茶羅と、北方を上位とする息災法の定海系曼荼羅があるが、本図は前者にあたる。堅実な作風を示す鎌倉時代前期の作品。

宝楼閣曼荼羅(米国・フリア美術館)
人物表現や色調・截金技法など、典型的な平安仏画である。宝楼閣法は堂供養や滅罪・追善を目的とする。本図は院政期において身分高い施主による同法本尊として制作されたと思われる。

楼閣曼荼羅 
不空訳『大宝広博楼閣善住秘密陀羅尼経』により表された宝楼閣法の本尊で、フリア美術館本とは異なり「建立曼荼羅品」に依拠している。遺品は稀で、本図は鎌倉時代に遡る大作として貴重である。

理趣経曼荼羅(京都・大覚寺)
金剛界九会曼荼羅のうち理趣会を取り出したもので、保存状態が良くないために色調を損ねているが、鎌倉時代もさほど降らぬ佳作である。

転法輪筒(京都・高山寺)
この筒の中に施主や怨敵の形象を表した紙形を封じて、安穏や調伏を祈った。木製の筒に漆地を施し、白土下地上に彩画する。鎌倉時代前期の遺品。

法華曼荼羅(奈良・法隆寺)
平安時代に遡る法華曼荼羅の貴重な遺例。白色を混ぜたいわゆる具色の色調や白線による括りが、全体を柔らかく雅な趣にしている。多宝塔中の釈迦・多宝二仏は衣下に印相を隠しているのも古様である。

六字天像(和歌山・宝寿院)
六字明王あるいは六字尊とも称され、六字経法と同様に調伏や息災を目的とする六字法本尊。片足で立つ特異な姿は園城寺に関わりの深い尊星王像に近いが、比叡山前唐院に六臂中尊の曼荼羅があったともいう。鎌倉時代作。

大威徳明王曼荼羅
「笠懸法」とも称された大威徳転法輪法の本尊像。経説のほかに四明王を加えた独自の意楽に基づく。大絵師法眼厳雅が描き、正平十年(一三菱)正月十七日に供養したとの貼紙が表背にあり、供養導師名は削除されているが、文観房弘真である可能性が高い。

大元帥曼荼羅(三十六臂 京都・醍醐寺)
巨大な画面であるというだけでなく、元来子供を喰い殺す悪鬼であったというだけに、おどろおどろしい迫力に満ちた画像である。国家の敵を調伏するに相応しい本尊像といえよう。醍醐寺理性院に伝来し、正和二年(一三三)画家賢信によって描かれたとする説が有力である。

仏眼曼荼羅 (京都・神光院)
仏眼法本尊。現存する仏眼曼荼羅としては最も古く、かつ美しい作品である。極めて丁寧に制作されており、現在薄れてしまっているが内院の群青地に施された蔵金文様や、中尊仏眼仏母に施された彩色や蔵金など見事である。諸尊のプロポーションや明るい色調などは平安仏画の風が強いが、尊像の表情や植物文様の表現には硬さが現れており、鎌倉時代に近いことを示している。十二世紀も後期の作品であろう。

大仏頂曼荼羅 (奈良国立博物館) 
大仏頂法あるいは一字金輪法の本尊画像である。『別尊雑記』に本図とほぼ同図像の曼荼羅を載せているが、『覚禅鈔』では一字金輪曼荼羅としても掲げている。一字金輪曼荼羅としてはより図式的な構成の図像が一般的である。大海中の須弥山に坐す大日金輪を中心に、その上には如来形の釈迦金輪、時計回りに女宝以下の七宝と蓮台上の三鈷杵・三弁宝珠・宝瓶を廻らせ、大海中には二竜王が眷属とともに礼拝する。竹と牡丹らしき植物が画面に潤いをもたらしている。『図像抄」にはこの図像に「唐本也。仍説所注無之。依師説用此本敗」と注記しており、宋代の新しい図像であったことが知られる。叙景風曼荼羅の代表的な作例で、平安時代の優品である。

五秘密像 (大阪・金剛寺)
五秘密法は金剛薩土垂五秘密法ともいい、欲触愛慢の四煩悩を即菩提の仏種と観じて浄菩提心の金剛薩土垂を主尊とし、滅罪・敬愛を目的とする修法である。
五鈷杵と五鈷鈴を持つ金剛薩土垂を中心に、弓矢を持つ欲金剛、後ろから金剛薩土垂を抱く触金剛、摩竭羅という怪魚を載せた摩竭鹸を持つ愛金剛、左手に三鈷鈴を持つ慢金剛を配す特異な図像である。あたかも行者に取り憑き悩ます煩悩を具現化したような図柄は、それなりのインパクトを持つ。本図は鎌倉時代に遡る端正な作で、類品中では第55図の個人本に
次ぐ優品。


一字金輪曼荼羅(19.0×49.5㎝ 奈良国立博物館)以下寸法等略
不空訳『時処軌」に依り、大日金輪の周囲に輪宝・珠宝・女宝・馬宝・象宝・主蔵宝・主兵宝の七宝と仏眼仏母を廻らした構成。平安時代の優品である。

ほか


【図版目録】より一部紹介 国宝・重要文化財・重要美術品指定作品に印あり
表紙 仏眼曼荼羅 京都 神光院
表紙裏 大仏頂曼荼羅 奈良国立博物館
一字金輪曼荼羅 奈良国立博物館 
一字金輪曼荼羅 和歌山 遍照光院 
尊勝曼荼羅 和歌山 宝好院 
尊勝曼荼羅                 
仏眼曼荼羅 京都 神光院 
仁王経曼荼羅 京都 醍醐寺 
仁王経曼荼羅 大阪 久米田寺 
宝楼閣曼荼羅 米国 フリア美術館  
宝楼閣曼荼羅                
理趣経曼荼羅 京都 大覚寺 
転法輪筒 京都 高山寺
童子経曼荼羅 京都 智積院
法華曼荼羅 奈良 法隆寺 
六字天像 和歌山 宝寿院 
大勝金剛曼荼羅 高知 金剛福寺 
弥勒曼荼羅 東京 霊雲寺 
随求曼荼羅 兵庫 瑠璃寺 
大随求像 大阪 観心寺 
大威徳明王曼荼羅             
大元帥曼荼羅(三十六臂) 京都 醍醐寺 
十二天曼荼羅 山囗 国分寺 
五秘密像 大阪 金剛寺 
釈迦如来及び四菩薩像 大阪 風輪寺 
五聖曼荼羅 京都 高山寺 
板彫阿弥陀曼荼羅 香川 開法寺 
阿弥陀曼荼羅 穎川美術館 
紅玻璃阿弥陀像 京都 知恩院 
阿弥陀曼荼羅 京都 東寺 
仏眼曼荼羅                
仏眼曼荼羅 京都 東寺 
仏眼曼荼羅 東京 品川寺 
仏眼曼荼羅 米国 サンフランシスコ・アジア美術館 
大仏頂曼荼羅 奈良国立博物館 
一字金輪曼荼羅 奈良 南法華寺
一字金輪曼荼羅 島根 鰐淵寺  
一字金輪曼荼羅              
一字金輪曼荼羅 和歌山 三宝院
尊勝曼荼羅 東京 護国寺
尊勝曼荼羅 東京 西新井大師總持寺
尊勝曼荼羅 米国 ボストン美術館
尊勝曼荼羅 奈良国立博物館
八大仏頂曼荼羅 滋賀 園城寺
尊勝曼荼羅 滋賀 園城寺
尊勝曼荼羅 京都 醍醐寺 
尊勝曼荼羅 山種美術館 
尊勝曼荼羅 大阪 金剛寺
尊勝仏頂像 奈良 唐招提寺
五大力菩薩像
竜王吼菩薩/金剛吼菩藍/無畏十力吼菩薩 和歌山 有志八幡講十八箇院 
五大力菩薩像 和歌山 北室院
仁王経曼荼羅 広鳥 浄土寺 
仁王経曼荼羅 京都 東寺 
仁王経曼荼羅 山口 神上寺
理趣経十八会曼荼羅 和歌山 天徳院
理趣経曼荼羅 京都 醍醐寺  
五秘密像                 
五秘密像 米国 クリーヴランド美術館  
五秘密像 京都 醍醐寺
法華曼荼羅 奈良 唐招提寺 
法華曼荼羅 京都 松尾寺
法華曼荼羅 兵庫 太山寺 
法華曼荼羅 香川 萩原寺 
法華曼荼羅 奈良 下部神社
孔雀経曼荼羅 大阪 松尾寺 
摩尼宝珠曼荼羅 東京国立博物館 
摩尼宝珠曼荼羅 静嘉堂文庫美術館 
童子経曼荼羅 MOA美術館 
童子経曼荼羅 京都 三室戸寺
般若心経曼荼羅 京都 醍醐寺
大輪明王曼荼羅 京都 醍醐寺
大勝金剛像 神奈川県立歴史博物館
大勝金剛曼荼羅 京都 醍醐寺
大勝金剛曼荼羅 京都 悲田院
千手曼荼羅 栃木 輪王寺
如意輪曼荼羅 栃木 輪王寺
七星如意輪曼荼羅 神奈川 弘明寺
六字経曼荼羅 京都 醍醐寺
六字経曼荼羅 京都 醍醐寺
六字経曼荼羅 奈良国立博物館
聖観音曼荼羅 滋賀 長寿寺
八字文殊曼荼羅 米国 メトロポリタン美術館
八字文殊曼荼羅 和歌山 正智院
八字文殊曼荼羅 和歌山 観王院
八字文殊曼荼羅               
弥勒曼荼羅 京都 醍醐寺   
弥勒菩薩像 和歌山 慈尊院
五大虚空蔵曼荼羅(広島 明王院旧蔵)東京国立博物館
五大虚空蔵曼荼羅 京都 東寺
愛染曼荼羅 京都 随心院  
愛染曼荼羅 根津美術館  
愛染曼荼羅 京都 醍醐寺 
愛染曼荼羅 兵庫 太山寺 
両頭愛染曼荼羅
両頭愛染曼荼羅 和歌山 持明院 
両頭愛染曼荼羅 和歌山 金剛峯寺
両頭愛染曼荼羅 広島 耕三寺 
大威徳明王像 奈良 唐招提寺
大威徳明王像 根津美術館
大威徳明王像 東京 霊雲寺
大元帥曼荼羅(六幅一具)
大元帥曼荼羅(三十六臂)/大元帥明王像(八臂)/大元帥明王像(四臂)/毘沙門天像/伝釈迦曼荼羅/虚空蔵曼荼羅 京都 醍醐寺 
大元帥曼荼羅 京都 善峯寺 
五明王曼荼羅 兵庫 一乗寺 
回帝釈天曼荼羅 奈良 室生寺
吉祥天曼荼羅 MOA美術館 
吉祥天曼荼羅 米国 ボストン美術館 
焔摩天曼荼羅
焔摩天曼荼羅 神奈川 称名寺 
焔摩天曼荼羅 米国 フリア美術館 
閻魔天曼荼羅 京都国立博物館
閻魔天曼荼羅 奈良 法隆寺 
歓喜天曼荼羅 和歌山 金剛峯寺 
弁才天曼荼羅
弁才天像(吉祥天厨子後壁画) 東京芸術大学 
弁才天曼荼羅 奈良 能満院 
弁才天曼荼羅 滋貿 石山寺
荼枳尼曼荼羅 大阪市立美術館
荼枳尼天曼荼羅
如来荒神曼荼羅 三重 徳楽寺 
星曼荼羅 奈良 法隆寺 
星曼荼羅 大阪 久米田寺 
裏表紙 五秘密像 大阪 金剛寺

「図像にみる別尊曼荼羅」参考図版より
図像にみる別尊曼荼羅
仏部
阿弥陀曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
九品曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
九品曼曼荼羅(「覚禅抄」より 神奈川・称名寺)
仏眼曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
釈迦曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
仏頂部
大仏頂曼荼羅(「別尊雑記」より より京都・仁和寺)
金輪曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
尊勝曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
尊勝曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
尊勝曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
大勝金剛曼荼羅(宗命本 京都・醍醐寺)
攝一切仏頂曼荼羅(「曼荼羅集」より京都・大通寺)
諸経部
法華曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
孔雀経曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
仁王経
五大力菩薩図像(和歌山・普賢院)
雷電吼 竜王吼
仁王経五方諸尊図(京都・醍醐寺)
中方 南方 東方
無畏十力吼
無量力吼
金剛吼
北方
西方
仁王経曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
理趣経
理趣経曼荼羅図像(奈良国立博物館)
阿力海曼荼(京都・醍醐寺)
五秘密曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
般若菩薩曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
宝楼閣経曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
摩尼珠像(京都・仁和寺)
宝楼閣経曼荼羅 (「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
経曼荼羅(京都・ 東寺)
祈雨経曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
観音部
千手曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
千手曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
如意輪曼荼羅(別尊雑記」より 京都・仁和寺)
六字(京都・醍醐寺)
如意輪曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
聖観音曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
如意輪曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
馬鳴曼荼羅(京都・醍醐寺)
持世菩薩曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺
八字文殊曼荼羅(「別尊雑記」 京都・仁和寺)
菩薩部
弥勒曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
八字文殊曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
八字文殊曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
普賢延命曼荼羅(「別尊雑記」 より京都・仁和寺)
虚空藏曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
五字文殊曼荼羅(「曼荼羅集』より 京都・大通寺)
忿怒部
愛染曼荼羅(「諸尊図像」より 京都・東寺観智院)
大輪明王曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
大威徳曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
安鎮曼荼羅(京都・醍醐寺)
太元曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
安鎮曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
火頭金剛曼荼羅羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
大元帥明王図像(京都・東寺)
大元帥明王像(京都・東寺)
大元帥明王図像(京都・東寺)
焔摩天曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
天等部
十二天曼荼羅(「曼荼羅集」より 京都・大通寺)
吉祥天(京都・醍醐寺)
吉祥天(京都・醍醐寺)
童子経曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
童子経曼荼羅(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
大黒天曼荼羅(「覚禅抄」より 神奈川・称名寺)
妙見曼荼羅(別尊雑記」 京都・仁和寺)
妙見尊(「別尊雑記」より 京都・仁和寺)
襄虞利曼荼羅(「覚禅抄」より 神奈川・称名寺)


【著者について】
林温(はやしおん)
1955年、千葉県に生まれる。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。渋谷区立松涛美術館学芸員を経て、現在文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官(絵画部門)。主な著書に『飛天と神仙』『妙見菩薩と星曼荼羅」(以上、『日本の美術』330、377各号、至文堂)、『密教体系11』(共著、法蔵館)など。



★状態★
2002年の古い本です。20年経過した本の割に、比較的状態良好な一冊。
外観は通常保管によるスレ程度、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)


<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。


★お取引について★
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やや傷や汚れあり…中古とわかるレベルの傷や汚れがある
傷や汚れあり…中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある
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他にも出品しています。ぜひ御覧ください。

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