■Mook噂の担々麺最強の70杯～勝浦タンタンメン全38店掲載！です。

■擔擔麪が四川省では正式名称の担々麺。寒い四川省、陳包包と謂う男が小さな碗で食べられる麺を考案して、天秤棒で調理器具を担いで行商に出たのが始まりとか。日本では麻婆豆腐の産みの親、料理の鉄人陳健一の父君の「陳健民」氏が改良を加え今の担々麺を誕生させたそうです。

■私が来歴も碌に識らず初めて食べたのが横濱の南京街(中華街の事)の某店で該Mookの表紙の様なStyle。爾来担々麺に属懇と為りまして、辛さを求めて段々Heat UPして行きましたね。舌から鼻から前頭葉に掛け激辛がPenetration！。頭髪が蒸籠蒸しに為る程発汗。彼方此方の名物担々麺を食べ歩く内に頭も等比級数的に馬鹿に為りました。(自虐笑)

■そんな私が一番衝撃を受けたのが今は遺憾乍ら店舗在りませんが、横濱鶴見区本町通で中国人が拵えて居た某店の、
　　　「練った白胡麻とたっぷり入った挽肉の餡がこんもりと
　　　盛られた、超濃厚で芳醇な Soup の味わいの白色担々麺」
でしたね。辛さは然程でも有りませんでしたが、管見では爾来是を超える担々麺に出喰わした事が有りません。

■当該Mookは担々麺Fanのバイブルですね。因みに私は上記を除いて広島県の汁無し担々麺の大Fanです。

●新刊書店で購入後綺麗に一瞥、爾後書架に保存してました。
瑕疵毀損有りません。
●全79頁。書き込みしてません。
●古物に殊更神経過敏な方には不向きです。回避為さるのが
賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。

（2025年 6月 24日 6時 25分 追加）
■上記陳健民氏の格言の一つを思い出しました。飽くまでも中国人的味覚からの発言ですが、曰く、
　　『中国料理、見た目悪い。でも美味しい！。
　　日本料理見た目良い。でも余り美味く無い』
是、昔NHKの料理番組で講師を務めた氏が再三、日本の懐石料理の美しさに較べて、中国料理を擁護する為に能く番組内で吐露してましたね。
飜えって、以前横濱中華街の聘珍楼の総料理長を務めて居た頃の周富徳氏が一度長男と、日本の懐石料理をReportする正月番組が有ったのですが、息子の食べっぷりは何だか野犬が喰うが如く乱暴で、作法もへったくれも無い感じ。日本人として「何だ見なければ善かったな」と幻滅した事が有ります。日本人と中国人とでは食に対する接し方に矢張り違いが有りましたね。
尤も「食在廣東」の広東人の食を諷刺する定見に、
　　『飛んでる物は飛行機以外、四つ足の物は机
　　以外、何でも昇華して食べる貪欲なお国柄』
ですから、然も有りなむでしょうか。