专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- VICTOR F-12 FM-AM-SW 3バンド8球　1966　南洋桜（モアビ）特殊厚突板1.0ｍｍ

VICTOR F-12 1966

この時代のビクターにデザインで勝てるメーカーは無かったのではないでしょうか。

このF-12の放つオーラも、ビクター特有のいわばビクターデザインから来るものに違いありません。

その秘密はフロントパネルに置かれる各パーツの配置、比率の美しさがもたらす安定感、スクエアなフォーマル感です。

そして、これらのデザイン性向は同社の音響製品全般にわたっています。この時期、ビクターには良いデザイナーがいたのでしょう。

たとえば、同年代1965年のビクターには、30万台を売り上げたHiFiステレオオーディオラSTL-661があります。

観音開きの扉をもつこのアンサンブルステレオこそ、ビクターデザインを示す好例でしょう。

そして、STL-661と本機F-12は、同じデザイン系譜上にあって、全盛期のビクターと、その製品がどのようなものであったのかを

今に伝えてくれるのです。

さて、デザインを讃えたところで、このF-12には唯一といってよい欠点が存します。

それは外装材に流行りのデコラ合板を用いたことです。折角のフォーマルがプリント木目のチープ感で台無しです。

それではあまりに残念なので、天然木の突板貼りをすることにしました。

たとえレストアしても、当時物のデコラ合板のままでは、現代に通用する高級には到底成り得ないからです。

突板には南洋桜と呼ばれたモアビ材の1ｍｍ厚を貼り込みます。特殊厚といって、無垢材に近い風合いと高級感が出ます。

桜材に似せたのなら、その色を愉しみたいもの。木肌を美しく出すオスモ社のウッドワックスで仕上げました。

これで世界で唯一無二のF-12となりました。

本機の特色を記します。

このF-12はマジックアイ6M-E10を入れて８球のセット。マジックアイとパイロット球は別建てのヒータートランスで賄っています。

FMフロントエンドは定評のある双三極管17EW8とμ同調方式です。同調点がズレないAFCを備えています。

AMはバーアンテナ方式で高感度です。

オーディオ回路は、出力トランスの二次側から2.2ｋΩと0.5μＦを介したＮＦＢが前段に掛けられていて、音質改善を図っています。

30Ａ５という定番球ながら、大型スピーカーを良い音で鳴らしてくれます。

ＦＭアンテナは短い単線でも十分な感度でしたが、地域によってはＴ型が必要になるかもしれません。

短い試作品を添付します。

このようなＦＭ機は、コンクリートマンションの室内でもよ良く鳴ってくれるので価値があります。

外部入力について、シャシーに100Vの片側を流すトランスレス機には、危険につき私は入力ケーブルを用意しません。

また、60年以上経過している機器につき、不意のコンディション変化もありうるとして、

ご理解の上の入札をお願いします。

そのような意味でいつもジャンク価格でスタートしています。

（2025年 12月 27日 15時 50分追加）
外部入力のお問い合わせがありますが、一つの方法としてFMトランスミッターで飛ばすやり方が考えられます。