●タイトル:事業ポートフォリオ再構築の技法 高業績企業への戦略シナリオ
●著者:ダイヤモンドハーバードビジネス編集部
●ページ数:233ページ
●出版社:ダイヤモンド社
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内容
グループ企業再編は日本企業の喫緊の課題。その企業再編のためのロジックと技法を解説する。 戦略なき拡大にまい進し,成長やリスク評価なき投資に熱中し,気がつくと連単倍率(グループ全体の純利益を親会社単独利益で割った倍数)が一以下,つまり子会社群が親会社の利益を食っている状態の企業が半数近い。しかし,多くの企業で危機感の欠如のみならず,問題の先送り,臭いものに蓋の意識が働き,リストラクチャリングは進んでいない。自社の事業ポートフォリオの現実を正しく認識し,集中すべきは集中し,撤退すべきは撤退する意思決定に踏み出すべきだ。こうした問題意識のもとに,本書はどのようなロジックと基準,そして技法をもって,グループ企業のリストラクチャリング,「選択と集中」を実現するべきかを論ずる。 グループ経営の良循環モデルとは,(1)評価基準の設定と共有(2)事業の取捨選択と発展(3)キャッシュフローの増大(4)追加投資と事業拡大であり,また事業再編にはM&Aの活用と,撤退のマネジメントがとりわけ重要だとする。企業の事業価値を評価する基準指標としては,企業が将来生み出すフリーキャッシュフローの総合計の現在価値が企業価値,株主価値を評価する,とする「キャッシュフロー経営」の視点を強調する。さらに,事業自体が持つ不確実性を加味した,オプションプライシングの手法を活用することで,事業価値の戦略的評価が可能になるという。この2つに関して,なぜかのロジックを明らかにした部分が本書の理論編だ。 そして,ポートフォリオマネジメント,事業集中の技法としてのM&A,事業撤退の技法としてのJVについて事例研究を行っている部分で実践編を構成している。実践編が取り上げた3つのイシューはいずれも独自の視点を提示した,本書の白眉をなすにふさわしい説得力と示唆に富む部分だ。特に,M&Aでは買ってから育てる,撤退のJVでは育ててから売る,とする方法論は,わが国の経営者に対して大いなるヒントを与えるものだろう。 (富士通総研 取締役研究主幹 寺田 欣司) (「MARC」データベースより) 企業再生に向けた「選択と集中」を断行せよ! ベイン・アンド・アンド・カンパニーやマッキンゼー・アンド・カンパニーのディレクターに、戦略的リストラクチャリングのロジックを学ぶ。
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