萩焼の由来
萩焼は、わが国の陶器の中でも特に古来より「一楽二萩三唐津」と称せられ、その軟らかく口当たりの良い土味で古くから茶器としてお茶人の間に広く賞用されて参りました。
慶長の昔、毛利藩主輝元公が、朝鮮の陶工、李勺光、李敬兄弟を連れてきたり藩の御用窯として開窯したのを始めとし、以来400余年の間伝統を守り、歴代陶工のたゆまぬ精進と愛好家のご支援の下、今日の名声を戴くに至っております。
萩焼はご使用と共に、次第に色及び光沢に古雅にして素朴な風趣変化を見せ、世人は「萩の七化け」と賛え非常に珍重されております。
金子信彦 陶歴
昭和26年生れ
1980年 九州山口陶磁器展佳作受賞 以後入選5回
現代工芸中国会展山口県議会議長賞受賞
西日本陶芸展入選 以後1回
日本現代工芸美術展入選 以後入選4回
1982年 現代工芸中国会展会長賞受賞
日展入選
1986年 山口県美術展覧会最優秀賞受賞
1988年 山口県美術展覧会優秀賞受賞
1989年 陶芸ビエンナーレ89入選 以後入選3回
1990年 県美術展優秀賞受賞
1992年 大分県院内町文化交流ホール陶壁制作
山陽・山陰路の現代陶芸展3(東広島美術館)
1993年 朝日陶芸展93 朝日陶芸秀作賞受賞
第13回汎瀬戸内現代美術展出品
1994年 県美術展優秀賞受賞
1995年 はぎやき展-破格と前衛の造形(山口県立美術館)
萩市教育文化奨励賞受賞
山口県芸術文化振興奨励賞受賞
1996年 山陽・山陰路の現代陶芸展3(東広島美術館)
山口県美術展覧会佳作賞
1997年 作陶30周年展(下関大丸)個展4回
1998年 97焼き締め陶トリエンナーレ 入選
茶の湯造形展 入選
第2回益子陶芸展 入選
第36回朝日陶芸展 朝日陶芸秀作賞受賞
2000年 第38回朝日陶芸展 奨励賞受賞
第3回益子陶芸展 グランプリ受賞
萩焼四百年記念パリ展出品
2001年 第39回朝日陶芸展 入選
第3回益子陶芸展大賞受賞者展(陶芸メッセ益子)
2002年 第40回朝日陶芸展 入選
萩陶芸家協会選抜展(三越本店)
2003年 「土と炎」世田谷美術館
走緋展(三越本店)
山口県文化功労賞受賞
2004年 第42回朝日陶芸展 グランプリ受賞
2005年 第7回国際陶芸展美濃 入選
2006年 第44回朝日陶芸展 入選
作陶展(三越本店)
2007年 第19回日本陶芸展 文部科学大臣賞受賞
作陶40年展『下関大丸)
2008年 第25回茶の湯造形展 入選
第27回西日本陶芸美術展 入選
2009年 作陶展(三越本店)
今回出品の作品は、萩焼の伝統的な技法に現代的な感性を融合させた作風で名高い人気作家、金子信彦先生の萩焼枇杷色馬上盃です。萩焼らしい枇杷色で、手捻りという技法で作られた馬上盃です。登り窯焼成による見事な窯変と手に馴染む形、すばらしい出来栄えの金子信彦先生作「萩焼馬上盃」をお手元に。是非この機会にお求め下さい。
萩焼,酒器,ぐい飲み
金子信彦 作 萩馬上盃
商品番号 t-h-km254-27
価格
サイズ 径 約 6.8cm 高さ 約 8.4cm
付属品 木製共箱、しおり
原産地 日本製(山口県)
商品の特徴 新品(最新作)、手造り
全て手作りのため、歪みなどがございます。土物の特性上器面がざらついたり、荒土のため石はぜや、焼成中炎などの作用により斑(窯変)になったりするものがございますが、不良品ではございません。表面のヒビは貫入と言われ、胎土と上薬の収縮比率の違いにより入るもので傷ではありません。また萩焼は、水が染み出す場合がございますが、使い込むうち自然に止まり、茶慣れが味わいとなり愛着が湧くのでございます。
数量 こちらの商品は現品限りでございます。
注意 充分注意して撮影等しておりますが、お使いのモニターによっては色が違って見える場合があります。