寺田康雄著、「基本から学ぶ 土と成形」です。双葉社刊、大型のムック。111ページ。定価2,600円(税別)。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 基礎は、やさしく、覚えやすいものである。そして基礎さえできれば、何でも展開できる。土、ロクロ、手びねり・紐づくり、タタラ、加飾。やきものづくりに必要な5項目にテーマをしぼり、それぞれをとことん解き明かす。手の形、力を入れる場所、手を加えるタイミング、道具のもち方・・・。感覚を知り、身体で記憶する、やきもの上達法。初めて土に触る人、自信がなくて挫折した人、いまいちど基礎をやり直したい人・・・。いままでどうしても上手くできなかった人にも、すぐにわかるポイントがたくさん詰まっている。初心者からプロにいたるまでの上達の手引書。
・はじめに
・やきものづくりの流れ
◎土
・土の精製の種類
・その土の長所を引き出すために
・市販している土の性質; 水簸上
・採取した土の性質; ふるい土、はたき土
◇叩く
◇ふるう
◇水洗い、水簸
◇水を加えて練る
◎ロクロ
・種類も回転も、数限りないロクロ
・どんなものから練習したらよいか
・初めに覚えょう; 土の上げ下げ
◇飯茶碗
◇大皿
◇酒器
◇ワイン高盃
◎手びねり、紐づくり
・複雑な形や、大物の制作を可能に
・正円の紐を積み、厚さを均等にする
・初めに覚えよう; 玉づくり
・初めに覚えよう; 紐のつくり方
◇茶碗
◇角鉢
◇二日でつくる鉢
◇三日でつくる壺
◇保存
◇荒練り
◇菊練り
◇土踏み
◇再生
◎タタラ
・上の固さ、柔らかさを調節する
・さまざまな技法と併用する
・初めに覚えよう; タタラのつくり方
◇徳利
◇角型徳利
◇カップ&ソーサー
◇ブレッドケース
◇大きな花器
◎加飾
・加飾はどうやって生まれたか
・赤士と白化粧士だけで、数多くの技法が
◇擂鉢 ― 櫛目
◇銘々皿 ― 練り込み
◇小鉢 ― 刷毛目
◇飾り皿 ― 貼りつけ
・釉について
・焼成について
コラム
・土やC.M.C.を混ぜる
・布のつくり方と使い方
・なめし皮の使い方
・木ベラと「やっちゃんペラ」
・木ゴテとトンボ
★著者、寺田康雄は1948年、愛知県瀬戸市生まれ。陶芸家。多摩美術大学彫刻科卒業。1982年、朝日陶芸展グランプリ受賞。国内外各地で個展、グループ展を開催する。中京大学アート・アドバイザー、愛知淑徳大学教授などを歴任。主な著書に『陶』、『古陶から学ぶ土と釉の基本』、『基本から学ぶ土と成形』、『見てわかる陶芸材料』など。
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