自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


波乱へ！！横尾忠則

イラストレーター、グラフィックデザイナー、画家として、常に時代の感性をリードしてきた著者がその半生と創作の秘密を語る

内容説明
「不思議なことが重なり、偶然が偶然を呼び、思いもよらない事物や人が自然に集まって願望が達成してしまう。しかし願望が実現するまでのプロセスといったら、天国と地獄の間で往復運動が繰り返されるみたいで、スリルに満ちている」―明日は何が起こるかわからない、波乱が日常の横尾忠則的’６０～’８０年代満載。

目次
上京、日本デザインセンター入社
胎動の日々
表現の可能性を求めて
フリーランス宣言
憧れの三島由紀夫
ぼく自身のための広告
「横尾忠則」というメディア
ニューヨークの仲間たち
映画『新宿泥棒日記』に主演
ぼくの身辺に不思議なことが…〔ほか〕


登場する方々
ダリ　UFO　柴田錬三郎
瀬戸内寂聴　サンタナ
田村亮　オノヨーコ　ジョンレノン
エルヴィス プレスリー　ミックジャガー
ローリングストーンズ　和田誠　宇野亞喜良
三島由紀夫との思い出の数々　春日八郎
篠山紀信　野坂昭如　ビートルズ　高倉健
安井かずみ　浅丘ルリ子　大島渚　唐十郎
ヘンリーミラーとの卓球試合　田辺茂一
寺山修司　ジャスパージョーンズ　白井義男
アンディウォーホル　東由多加　大江健三郎
美輪明宏　由美かおる　渋沢龍彦　田中一光
桃井かおり　ビートたけし
山口洋子　谷内六郎
ピカソ　山口百恵　池田満寿夫　川西浩史
黒川紀章　小松左京　イサム・ノグチ　YMO
細野晴臣　坂本龍一　浅井慎平　阿久悠
酒井政利　平岡正明　高橋幸宏　田村正和
サルバドール・ダリとの交遊　市川昭介
クリームのライブを見て仰天　美空ひばり
ジョージハリスンに接近遭遇　矢崎泰久
本気で起こった 三島由紀夫　赤瀬川原平ほか多数


レビューより
50代で書いた自伝。20歳までをすっとばして、20歳以降45歳までが描かれ、末尾には「（つづく）」とある。有名どころでは、ウォーホルやダリ、ベッドインしているジョンレノンとオノヨーコが登場する。そしてピカソの衝撃。もちろん、三島由紀夫や柴田錬三郎や瀬戸内寂聴といった面々も登場する。テレビや映画への出演のエピソードのほか、ＵＦＯや神秘体験やトリップにもかなりのページが割かれている。作品以上にその生き方がすごい。



本人が時代の先端を行きっぱなしなので、戦後から高度成長期を背景に昭和、平成の風俗や欧米のアートシーンも描かれていて絵になる。交流もウォーホール、田中一光、リキテンシュタイン、などなど、戦後、頂点のアーティストが目白押しで豪華。横尾さんの半生を軸に朝ドラを作れば良いのにって思った。