お譲りするのは、完実電気のスーパーウーハー用、3Dチャンネルディバイダ Perfection DF-3000 中古稼働品本体のみ1式になります。
2023年にパーフェクションブランドが復活しましたが、この製品は全盛時代の75年から80年頃の製品になります。
本機の本来の使用方法はスーパーウーハー1台で低音を再生する際、
プリアンプからの2ch出力を本機に接続し、3Dスーパーウーハー1台用に2chを加算しモノラル信号として出力する機能です。
通常のチャンネルディバイダと異なるのは、モノーラル合成と10倍の利得があることです。(一般的なチャンネルディバイダの利得は1倍のものが多いかと思います)
遮断特性はー18dB/oct クロス周波数は20Hz,30Hz,40Hzが選べます。
その他の機能としては、
L.R LOWCUT というプリアンプからの入力をハイパスフィルタを通して出力する機能。
プリアンプの入力信号か、パワーアンプの出力を入力信号とするか、選択できるセレクタ機能
超低音をカットするSUB SONIC,ウィルター
3Dウーハー用の出力信号の位相を「正相」、「逆相」を選択する機能
3Dウーハー用の出力レベルを調整するボリューム(MAX時、利得10倍)
一般的なアナログのチャンネルディバイダでは、利得が1なので、録音時などにカットしている低音を補正するには、中高域のレベルを下げる調整を行いますが、本機は利得があるので、音量低下を補することが可能です。
スーパーウーハ用に2台購入し、肩チャンネルの入力にショートプラグを挿入し2chで利用しておりました。
出品するのはそのうちの1台になります。
年式が古いので、入手後、電解コンデンサを交換して使用してきました。
出品にあたり、出音と歪率計等による簡易動作確認はしておりますので、
まだまだ、ご使用いただけるかと思います。
利用される方がおられましたら、
よろしくお願いいたします。
なお、個人で使用していた機材を出品しておりますので、領収書等の発行はいたしかねます。
その旨、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<以下、仕様等>
入力
RCA 左右1系統
スピーカー端子から並列接続を想定した、スピーカー端子による入力1系統
出力
RCA 左右1系統 (スルーと、ハイパスフィルタ通過2ch
遮断特性
ー18dB/oct
クロス周波数は20Hz,30Hz,40Hz(スイッチ選択式)
サイズ W18,L22cm、H10cm
AC100V 6W
検索用
チャンネルディバイダ
クロスオーバーネットワーク
3D マルチアンプ
0.5ch
Perfection
完実電気
スーパーウーハー
(2025年 5月 19日 8時 38分 追加)仕様について、
出力の説明を補足させて頂きます。
上記の2chの他、スーパーウーハー用パワーアンプに接続する為のRCA端子、1系統があります。
本品は、パワーアンプは内蔵してません。
背面写真のスピーカー端子は、例えば、プリアウト機能がない、プリメインアンプでスピーカーを駆動されている様な場合に、スーパーウーハーを追加する際に、信号源としてプリメインアンプのスピーカー端子に接続します。その場合スピーカー端子のマイナスが(黒)が、シグナルグランドとなっているアンプのみ接続可能です。
バランス出力や、BTL接続したパワーアンプ、また、反転増幅器のアンプなどは、本機の端子の色に合わせて、直接接続できません。
スピーカー端子の入力を活用される場合は、相手のアンプのシグナルグランドと本機のスピーカー端子の黒を接続する様にお願いします。
本機のホット側(赤端子)入力インピーダンスは100kオーム程度あります。
黒端子は、グランドと同じ扱いになっております。
背面の(接地端子)は、設置環境によって、ノイズ発生がある場合、信号源のプリアンプの接地端子や筐体と別途、接続する為のものです。
(2025年 5月 19日 12時 40分 追加)正面パネル ()内の周波数表示について
()内の表示されている周波数は、-10dBとなる周波数となります。
通常は、ー3dBがクロス周波数となります。
改めてまとめますと
クロス周波数 (ー10dBポイント)
20 Hz (55Hz)
30 Hz (79Hz)
40 Hz (95Hz)
になります。
出力ですが、
スーパーウーハー用のフィルタ出力のみ0~10倍の間で利得の設定が、パネルのボリュームで可能です。
プリアウト出力は、2ch入力をスルーするか、ハイパスフィルタを通して出力するのみなので、
音量調整は出来ません。
その点は、通常のチャンネルディバイダと異なりますので、ご留意ください。