[青山七恵『繭』刊行記念特集]
【インタビュー】青山七恵/幻想の「繭」から脱け出すとき
小池昌代/鏡と鍵
高橋弘希『朝顔の日』
高橋源一郎/大きな死と小さな死と、そして
内村薫風『MとΣ』
大森 望/え!? ほんとにそんなことが!
滝口悠生『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』
町田 康/歪み、軋み、熱を帯びる小説
畑野智美『みんなの秘密』
中江有里/(暗黒時代)の秘密
[ペリー荻野『バトル式歴史偉人伝』刊行記念公開対談]
ペリー荻野×中村獅童/演じてみたい、観てみたい、日本の偉人は誰だ!
大城立裕『レールの向こう』
玄侑宗久/「レールの向こう」への覚悟
葉室麟『鬼神の如く―黒田叛臣伝―』
青山文平/『葉室麟』世界、の引力
グレン・フランクル『捜索者 西部劇の金字塔とアメリカ神話の創生』
川本三郎/ペシミスティックな名作西部劇の秘密
大島幹雄『明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか』(新潮文庫)
ドリアン助川/旅の空に線引きはなかった
ジュール・ヴェルヌ 椎名誠・渡辺葉訳『十五少年漂流記』(新潮モダン・クラシックス)
渡辺 葉/父娘が魅せられた冒険物語
[中村うさぎ『他者という病』刊行記念特集]
佐藤 優/暗黒の底から立ち上がる愛のリアリティー
中島義道/すさまじくヘンで、すさまじくまっとうな女
六車由実『介護民俗学へようこそ!―「すまいるほーむ」の物語―』
岡野雄一/みんなで食べるとおいしいね
御手洗瑞子『気仙沼ニッティング物語―いいものを編む会社―』
三宅秀道/教え子に読ませたい一冊
吉崎エイジーニョ『学級崩壊立て直し請負人 菊池省三、最後の教室』
齋藤 孝/本気の教師、教師の本気
D・カーネギー『決定版カーネギー 話す力―自分の言葉を引き出す方法―』
吉田尚記/人前で話す恐怖に負けないために
北川智子『ケンブリッジ数学史探偵』
北川智子/「基本だよ、ワトソン君」
金沢百枝『ロマネスク美術革命』
保坂健二朗/複合的な視点で見る、美の生命性
小松健一『写真紀行 心に残る「三国志」の言葉』
中村 愿/「三国志」を通して中国を撮る
[吉村昭『吉村昭 昭和の戦争3 秘められた史実へ』 吉村昭を読む]
森 史朗/文学者の眼
[新潮クレスト・ブックス2015-2016]
[ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳『あなたを選んでくれるもの』新刊インタビュー]
ミランダ・ジュライ(聞き手 フェリス・ルシア・モリーナ、翻訳・西山敦子)/電話をかけて、誰かと話さなくちゃ
[インタビュー]
ジュンパ・ラヒリ(聞き手 マイケル・エメリック、翻訳協力・小竹由美子)/言葉は差異の最後の砦
ただいま翻訳中!
新潮クレスト・ブックス カタログ1998-2015
コラム
新潮文庫で歩く日本の町/宮崎香蓮
三橋曉の海外エンタ三つ巴
連載
荒山 徹/歴史の極意・小説の奥儀 第6回
橘 玲/残酷すぎる真実 第7回
津村記久子/やりなおし世界文学 第16回
ドリアン助川/ニューヨーク・サン・ソウル 最終回
石原千秋/漱石と日本の近代 第27回
瀧井朝世/サイン、コサイン、偏愛レビュー 第66回
森まゆみ/子規の音 第20回
A・A・ミルン作、阿川佐和子訳/ウィニー・ザ・プーと魔法の冒険 第6回
末盛千枝子/父と母の娘 第18回
堀本裕樹、穂村弘/俳句と短歌の待ち合わせ 第25回
木皿 泉/カゲロボ日記 第17回
津村節子/時のなごり 第48回
編集室だより 新潮社の新刊案内