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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（１９９０年１１月・通巻第１３１号）”** ■■『特集』・・・■■ ●●『陶芸家の風韻』・・・●● ―”書画に遊ぶ陶芸家たち”― **”監修・文＝黒田和哉。 ・（財団法人日本陶芸協会理事）”** **”（約・３９頁）”** ★古来・詩・書・画の三位一体を能くする人を三絶と称 します。 箱書をし・絵付けをし・時に含蓄のある詩文を書き・ また刷毛目をはじめとする様々な紋様の筆遣いを見せ る陶芸家は・三絶に近い境地にあると言えるかもしれ ません。 そうした近・現代を代表する陶芸家の書画を通して・ 陶芸作品にも通う風韻の数々を紹介します。 ◆北大路魯山人筆・「人間書道」。 ■発行日＝平成２年１１月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝６２０円。 ■状態。 ●表紙に、多少の傷み・ヤケが有ります。 ●本誌内に、多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●年代的には良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集の・・・！！ ◆「陶芸家の風韻」・は・約・３９頁。 ●蒐集・資料などの・参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■■『陶芸家の風韻』・・・■■ ―”書画に遊ぶ陶芸家たち”― **”監修・文＝黒田和哉。 ・（財団法人日本陶芸協会理事）”** **”（約・３９頁）”** ●●『荒川豊蔵』・・・●● **”1894～1985”** ◆この図は・この地方の・山の神様を祠に祭り・窯 焚きなどの仕事の無事を祈った場所を描いたもの である。 当時・狛犬は魔除けだった。 ●●『石黒宗麿』・・・●● **”1893～1968”** ◆この自画賛の漢詩の大意は・「老工となった私の 頭には・半生にわたる陶芸だけで一杯で・世間一 般のことは何もありません。 そんな愚かな私でも明春には七十歳の翁となりま す。 ・東京国立近代美術館。 ●●『伊藤東彦』・・・●● **”1939～”** ◆色絵はスケッチ帖から抜粋して描かれたものであ る。 ●●『加藤唐九郎』・・・●● **”1898～1985”** ◆昭和２７年・織部焼の技法で人間国宝の認定を受 けるが・同３５年・「永仁の壺事件」・が起こっ たことにより・全ての公的職務を辞任し・名古屋 市守山の陶房で作陶に専念した。 志野・織部・黄瀬戸・引出黒など茶陶は・桃山時 代の作に匹敵するものがあるといわれる。 陶器についての著書も多い。 ◆書はほとんどが晩年のものである。 筆は・好んで穂先の長いものを用いていた。 ◆軸は・「別是一壺天」・の一行。 ◆花入は・魯山人作。 ●●『加守田章二』・・・●● **”1933～1982”** ◆色紙は・「千九八十陶」・「千九八六翼」。 ともにその年のモチーフとしたものである。 畳紙の題箋の印に拇印を用いた。 ●●『加藤土師萌』・・・●● **”1900～1968”** ◆額装はカイロの美術館でスケッチしたイスラム陶 器に彩色したものである。 ●●『濱田庄司』・・・●● **”1894～1978”** ◆昭和３０年・民藝陶器の技術によって人間国宝の 認定を受け・のちに文化勲章を受賞した。 神奈川県川崎市に生まれ・東京高等工業高校・（ 現東京工大）・を卒業。 京都市立陶器試験場で河井寛次郎らと知り合い・ 以降民芸運動に共に協調する。 昭和５年・栃木県益子町に築窯し・地の民窯で使 われていた釉薬に・塩釉・赤絵などの技法を取り 入れた作品を作った。 ◆色紙は・作品に好んで描いた模様のうちの丸紋に 笹である。 ●●『河井寛次郎』・・・●● **”1890～1966”** ◆島根県安来に生まれ・東京高等工業学校窯業家に 学ぶ。 京都市立陶磁器試験場を経て・京都市五条に築窯 して・鐘渓窯と名づけた。 宋・元・明・李朝陶磁の手法を倣った作品を作っ たが・柳宗悦の民芸運動に加わることになってか らは・創作に心がけ・晩年は・重厚にして不定形 な器形に筒描き・打薬・泥刷毛目などの手法が見 られる。 ◆書は紙面一杯を使い・撫でるような筆法を用いて いる。 ●●『富本憲吉』・・・●● **”1886～1963”** ◆写真は・「陶器説」・と題された巻子で・陶器に 関する様々な蘊蓄が・彩色された絵とともに綴ら れている。 ・東京国立近代美術館。 ●●『川喜田半泥子』・・・●● **”1878～1963”** ◆軸は・軽微な筆致で御所車の画に俳句を記した自 画賛である。 賛は・「秋日さす飛鳥の丹ぬり目にしみぬ」。 ●●『田村耕一』・・・●● **”1918～1987”** ◆この・「遊画帖」・には主に草花が描かれている が、詩情溢れる文章も添えられている。 ●●『鯉江良二』・・・●● **”1938～”** ◆額装の書は・「そこにいるだけで」・と読む。 団扇の・「陶」・と花入も同作。 ●●『北大路魯山人』・・・●● **”1883～1959”** ◆昭和３０年・織部焼の技法で人間国宝の認定を受 けるが辞退した。 京都に生まれ・書家として独立するが・果たさず ・のち・星岡茶寮そ主宰し・その食器を作るため に・鎌倉に築窯・星岡窯と名づけ・多種多様な食 器類を作った。 ここから陶芸が始まった。 ◆書幅は後年・私淑した良寛の詩の臨書・画幅は中 国・明時代の染付壺を描いたものだが・作品のな かにもこの様式のものがある。 ●●『小山冨士夫』・・・●● **”1900～1975”** ◆軸の・「雪月花」・は筆を日本持って書いたもの である。 ともに書の字画が直線的なことが特徴である。 ●●『近藤悠三』・・・●● **”1902～1985”** ◆書は・富岡鉄斎に私淑したことによって文人的風 格が感じられる。 ●●『藤本能道』・・・●● **”1919～”** ◆この銅版画は・平成元年の作である。 作品の絵付同様に克明な多くのスケッチを基にし ・野鳥の姿を精緻に描写している。 画には手慣れた墨絵風のものがあるが・書はあま りない。 ●●『藤原啓』・・・●● **”1899～1983”** ◆自作の詩が書かれている・「春浅く」・「若き日 の失恋の歌」・も身近な出来事の短歌である。 ●●『和田守卑良』・・・●● **”1944～”** ◆色紙は連蕾の文様に近い新しい紋様の下図と思わ れる。 書は流麗な筆致で・自作の詩と文章の断片を記し たものを見る。 ●●『鈴木蔵』・・・●● **”1934～”** ◆色紙は墨絵風な山の絵付の茶碗を描いたものであ り・茶碗のかたちに作風がうかがわれる。 ●●『現代の三絶・小林東五』・・・●● ◆月字刷毛目皿。 ◆井戸茶碗。 ◆陶印と印譜。 ★詩文に欠くことの出来ない落款を・陶に篆刻 した陶印と印譜。 陶印の製作が陶芸に出会うそもそもの始めと いう。 左奥より・「一寂」・「出入大吉」・「今是 」・「大吉羊（祥）」・の印譜。 ◆五言絶句。 ●●『いま光悦・番浦史郎』・・・●● ◆欅拭漆金銀彩秋草文蓋鉢。 ・一閑張机。 ・番浦鴻蔵（弟）氏作。 ―”染織”― ◆紙子金地萩紋帯。 ◆紬地柳文訪問着。 ◆紙子銀地山帰来文帯。 ―”食と器”― ◆粉引徳利。 ◆銀彩楓文八寸皿。 ◆若竹折敷。 ◆粉引輪花小鉢。 ◆銀彩萩文向付。 ◆焼締め猪口。 **”以下・白黒”** ●●『番浦史郎さんの音羽山房を訪ねて』・・・●● ●●『近代陶芸家の書と画』・・・●● **”黒田和哉”** ●陶芸家の書。 ●陶芸家の誕生。 ●個性的な書画。 ●十人十色。 ●●『芸に遊ぶ』・・・●● **”小林東五―談”** ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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