
露メロデイア盤4枚組
鉄のカーテンから出たオイストラフ・オボーリンが
1962年パリで録音 フイリップスとメロデイアの共同録音
ベートーヴェンヴアイオリンソナタ全10曲
①オイストラフとオボーリンは1歳違いでオイストラフが上、ロシアでコンビの経験豊富
ということもあってこの録音は大成功素晴らしい出来でした、
しいて言えばオイストラフがオボーリンの一歩前にでています、それが原因ともいえます。
今もってベートーヴェンのヴアイオリンソナタといえばこのレコードが出てきます
②1枚目 1番 8番 3番
2枚目 2番 5番スプリング
3枚目 9番 10番
4枚目 6番 9番クロイツエル
4枚目だけが色違いです、これはこのクロイツエル盤だけ単品で販売していることと関連します
如何にも旧ソ連ノレコド屋さんらしい所といえます。
全体として多少の使用感があります.でも肝心の盤面は良好、光沢もあり、雑音もメロデイア盤にしては少ないほうです
④いずれにしてもなかなか出会えないレアー品です
(2025年 4月 26日 13時 17分 追加)(余談) オイストラフ、オボーリンが比較的早くから西側に出たのは彼らが純粋のロシア人系統だからです
コンドラシンなどもそうです、当時プーチンなどがやっていた秘密警察の評価も高かったようです
でも、西側での稼ぎの相当部分をソ連当局に召し上げられていたようです
一方、リヒテルやギレリスはウクライナ出身要注意で当局のOKが出ず、1960年代後半まで西側に一切出られず
鉄のカーテン内の幻のピアノの巨匠と呼ばれるようになった次第です