※他車種流用マルチホール化をおすすめしない事情は下を参照！
ユーノスロードスターNA6用のインジェクター、純正互換品の新品、1台分4本セットです。
インジェクターと同時交換必須の以下のゴム部品も装着済みです。
・インジェクションインシュレーター JE06-13-257相当
・グロメット 8574-13-252相当
・Oリング 8574-13-253相当
マツダ部販で購入した場合の上記部品1台分合計額は￥5,288（税込）、
モノタロウの場合、上記部販価格プラス10%ほどです。
私も自車NA6でインジェクターのリフレッシュを行いましたが、
もと付いていたインジェクターを洗浄に出して噴射状態のチェックをしてもらい、それから上記の部品を交換しました。
洗浄代が\20,400+送料だったので、合計￥26,000程度の出費となりました。
今はもう少し価格が上がっていると思います。
新品交換であれば、洗浄に出す場合に比べて、整備作業が脱着の二回に分かれて不動期間が生じたり、ゴム部品を注文する手間がかかったりすることもありません。
外した古いインジェクターをあとから洗浄に出しておけば、スペア部品も用意できます。
ぜひご検討ください。
【他車種流用は再考すべし？】
近年は、NAのインジェクターリフレッシュとして、デミオ用やNB用を流用したマルチホール化が流行っています。
私も一度、洗浄済みで出品されている他車純正の多孔インジェクターを流用しました。
それから、回転の調子がよくなった感じがしていたものの、はっきりと始動性が悪い状態が続いていました。
その折に、別件で某ロードスター専門店に行ったところ、
整備士の方に、ボンネットを開けるなり、「インジェクターは純正に戻した方がいい」と言われました。
ざっと次の様な話でした（聞きかじりなので間違っている可能性は十分あります）。
NAと、デミオやNBなどの後年の多くの車両とでは燃料噴射の制御が違う。
NAの仕方では、O2センサーが、理想空燃比付近にあるかそうでないかの情報しか検知していないが、多くの他車の仕方では、O2センサーがもっとワイドレンジで空燃比をモニターしている。
無効噴射時間、つまりインジェクターがECUから噴射の信号を受け取って、実際に燃料噴射を行うまでの時間が、上の2タイプでは違う（NAは長い）。
従って、容量の合致したインジェクターであっても、上記が違えば燃調が狂う（一般に濃くなる）。
どうしても後者タイプのインジェクターを流用してマルチホール化するなら、それに応じた制御、つまりフルコン化とO2センサーのワイドレンジ化を行わなくてはだめ。
マルチホール化でエンジンの調子がよくなったという話をしばしば見聞きしますが、単に「二三十年使い古したインジェクターと比べればましだった」ということに過ぎないのでは？ という気もします（実際私のケースはおそらくそれ）。
マルチホール化の是非は断言できませんが、他車用の流用を検討されている方は、ひとまず純正新品にしてみる方がよいのかもしれません。
少なくとも私のNA6の場合は、洗浄済流用品から、同じく洗浄済純正品に戻したことで、はっきりと調子がよくなりました。
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・ご落札後、必ず二日以内にお支払いをお願いいたします。
;)
