JBLの大変に珍しい業務用のパワーアンプです!
同社の初となるプロフェッショナルモデルのお品であり、6000シリーズの最高峰となるお品でした。
主にスタジオやPAなどの用途に適したお品となっており、50Kオームのアンバランス入力の他、専用のインプットトランスによる600オーム入力にも対応した設計となっております。
また、半導体アンプでありながらも出力トランスを搭載した物となっており、8オーム/16オーム/70.7Vといかなるインピーダンスにおいても安定感あるサウンドを実現します!
無論、万が一のトラブルに備えての保護回路の採用も相まって、より信頼性の高いお品に仕上がっております。
パーツ類もかなり高品位かつ耐久性に優れた物だけを採用しており、大容量コンデンサーと大型の電源トランスを用いた強靭な電源部も相まってか、音質もなかなかのモノです。
実際に聴いてみると、とにかくエネルギッシュかつ歯切れの良いサウンドであり、迫力が違います!
音楽におきましてはJAZZやUS・POPSは勿論の事、ROCKあたりも抜群の再現力です!
出力も片側で200Wもありますので、いかなる大型システムにおいても十二分にドライブしてくれる事でしょう。
同社のパラゴンやオリンパスなどのコンシューマーモデルや43シリーズあたりが良い相性かと思いますが、個人的には4350や4550・4520等のダブルウーハーのシステムとの組み合わせが好きです!
プリアンプにおきましては、やはり同社のSG-520との相性は申し分ないですが、個人的にはQUADEIGHTのLM-6200等の業務用ミキサープリとの相性も面白いと思いました。
見た目におきましてはいかにも業務用的な武骨さのある佇まいであり、いかにも只物ではない雰囲気を醸し出しております。
無論、EIA規格の19インチサイズとなりますので、ラックマウントにて設置も可能です。
重量は1台当たり25㎏程とかなりの物量です。
定価は1975年当時で359000円/1台とかなりのハイエンドモデルでした!
コンディションにおきましては、軽微な小傷・キャビネットのクスミは見られますが、年式を考慮すれば綺麗な方かと思います。
出品に際してプロによる点検とメンテナンスを行いましたので、しばらくは安心してお使い頂ける事だと思います。
クリーニングを兼ねて内部の様子も確認しましたが、改造個所も無く、オリジナルの状態をキープした綺麗な状態です。
無論、動作も良好であり、抜群の音質です!
ペアリングも良く、左右で差異も感じられません。
電圧は120V仕様ですが、100Vにて十分にお使い頂けます。
インプットトランスは付いておりませんが、8PのGTソケットの物であれば代用はできるかと思います。
大変に珍しいお品であり、パフォーマンスも素晴らしいので、JBLファンの方必見です!