
古本として並程度の使用感ありますが書き込みなどなく読むのに支障ありません。
「ベンチャー・キャピタリスト ──世界を動かす最強の「キングメーカー」たち」
後藤直義 / フィル・ウィッカム / Sozo Ventures
定価: ¥ 2600
#後藤直義 #フィル・ウィッカム #SozoVentures #Sozo_Ventures #本 #社会/経営
いまやスタートアップへの投資が、国力を左右するキーファクターになっている。グローバルの投資額は50兆円に達する勢いで激増し、ユニコーン企業は、世界で1000社に届こうというスピードで増殖している。
新型コロナのワクチンを作ったモデルナ、
コミュニケーションの生命線となったズーム、脱炭素のアイコンとなっているテスラ、宇宙産業のフロンティアにいるスペースXまで──。
GAFAを始めとする巨大なスタートアップの裏側には、彼らを「時代の覇者」に押し上げてきた、知られざる黒幕がいる。それが、スタートアップ投資を専門にするベンチャーキャピタル(VC)だ。
イノベーションの世界の舞台裏で、ハイリスクハイリターンの投資を繰り返しては、時には想像を絶するような利益を手にしてゆく。
アメリカだけで8000社を超えるVCの中でも、トップ・オブ・トップの「超勝ち組」と呼ばれる、一握りの投資集団たちが、長らくイノベーションの世界のキングメーカーとして君臨してきた。
いわば未上場の株取引市場は「独占産業」だった。普段、ほとんど表舞台に現れず、その実態は長らくぶ厚いベールの内側に包まれてきた。
そのエコシステムの中枢の秘密を解き明かすべく、NewsPicksサンフランシスコ支局長を務めるジャーナリストの筆者が、シリコンバレーで有数の投資実績を誇るSozoVenturesの協力を得て、VCの独占取材し、本書で30社38人のインタビューを集約した。
GAFAを始め、ズーム、テスラ、スポティファイ、スラック、セールスフォース等を初期から支えてきた、ベンチャーキャピタリストの全手法が網羅された本邦初の書籍だ。
日本が30年間、見落としてきたイノベーションの秘密を、世界的なテクノロジー企業と巨万の富を作ってきた、キングメーカーたちが教えてくれる。