ご注意:
トラック2(グローリア)7分のうち2分4秒から5分17秒まで持続的に低い音が鳴っています。この区間の前後では曲調が変わるので
編集時に入ったノイズのようです。
中古CD US盤 PHILIPS 420 955
アリエル・ラミレス
・ミサ クリオージャ キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ
・夏のクリスマス
・アルゼンチンのクリスマス
ホセ・カレーラス、ホセ・ルイス・オセーホCond.、アリエル・ラミレスPf.&Cemb.、ヅルーピ・ヴァンカラ(民族楽器アンサンブル)、
サルベ・デ・ラレード合唱団、ピルパオ合唱協会
フラッシュディスクランチのマルチCD用ソフトケースで保管していました。このままお送りします。
マルチCD用ケースなので余裕がありインレイ、インサートともCDの型が付いていないのですが
余裕があり過ぎてケースの表側が凸凹してます(画像1)。
あとは特に目立つ大きな傷も無いです。全曲鑑賞し異常無き事を確認済みです。
聴ければ良いという方のみご入札ください。
ゆうパケットポストminiで発送いたします。
++++++++++++++++++++おやじの戯言++++++++++++++++++++
アメリカの下町のCDショップでこれを見つけたんだ。MASSでもMISSAでもなくMISA。作曲者の好きな女性の名前かと思った。裏見たらヨメサンの好きなカレーライスやん、からやん。飛行機に乗せてあげた。
(ヨメサンは名前はMISAでは無い、念のため。 小野リサ?違うそれはLISA)
なんっすか?これ。インレイはこカレーラスの写真だけで何も書いてないので慌ててインサートを読む。ミサ曲?これがあ?
曲目見たらKyrie、、、ミサなんや。ラテン語で歌ってないから全然判らんかったわい。さらにライナーノート(画像3)を見ると
POPULAR SACRED MUSIC の見出し。そやろそやろ。アンデスの音楽の香りが漂いつつも都会的センスを身につけた音楽
というのが第一印象だった。大阪市、堺市の路上で聴いたKERUMANTUを真っ先に思い出していた。
(客引きじゃないが、ちょうどい今彼らのCD出品中。「ケルマントゥ ★おやじの戯言」で見れる。)
まあ皆さん、これからもっと遠い所へ強引に連れて参るからもう少しお付き合いを!
POPULAR SACRED MUSICという言葉に噛みついてみる。「受けのいい神聖な音楽」か。それやったらキリスト教会で歌われる
讃美歌だってそうさ。これは解ったやつが書いてるからこうなるんだ。
我が家に招いた客にバーンスタインのMASSのあちこちを聴かせたら「これミュージカルですやん」との感想が返ってきた。
勿論、この作品を知らないお客人と知ってのお遊びで、そう言わせるためにかける曲を選んだ。(これ違うよね?バーンスタインの
MASSは何から何まっでぶっ込んだヤミ鍋作品。ゴメン、余談や)何を歌っているかを知らずに聴いたときの率直な感想を
言ったお客人。おやじがラミレスを聴いて感じたのも同じ。意味など知らずに聴いてよければよいというのも有りだね。
へへ、こんなので遠くへお連れしたとは思ってないよ。つぎはこれ。単語入れ替えて、SACRED POPULAR MUSIC。「神聖なポップス」!
あるシンガー・ソング・ライターののCDを聴いていた。どんな人かは知った上での鑑賞だった。ラスト一曲がなんだか重苦しく引きずり込んでくる。聴きながら曲目見るとThe Donor。同じ雰囲気が続いていたと思っていると突然長調に転じてキリエ・エレイソンと歌い出す。
また重苦しい音楽、そしてキリエ・エリソン。(この後は意外だ、ピアノの速い後奏で幕を閉じたと思わせ。いったん静寂をキープした後
ラプソディのような歌無し音楽が流れてきて終わる)全部で9分もあった。
神聖な歌詞に基づいて作曲されてもそうは聴こえない音楽たち。(プーランクのGLORIAも、かなあ)
英語の歌詞で6分近く重苦しいテーマを歌った後に神聖領域へ連れて行ってしまう音楽(ポップス)と様々であるよ。この曲はどの
ジャンルの曲か、と分けることの意味を感じない体験。
ああ、そうだった。The Donor は、Judee SillのアルバムHeart Foodのラスト曲である。ドラッグのために窃盗、売春とあらゆる悪に
走り投獄された彼女が目覚めて、作詞作曲だけでは無く編曲もし自分で指揮したアルバムだ。彼女の2作目にして最後の完成
アルバム。30そこそこで亡くなっている。1973年。バーンスタインのMASSが初演された1970年に近い。