ボリューム部にはリニアコントロールボリュームを採用しています。 リニアコントロールボリュームはボリュームコントロールICと電流帰還型アンプを組み合わせた音量調節回路です。PM-15S2ではボリュームコントロールICにMicro Analog Systems社製のMAS6116を採用しており、これにHDAM-SA3とHDAM-SA2を用いた電流帰還型アンプを組み合わせています。また、PM-15S2ではSC-11S1と同様に反転NFB型回路を採用しており、従来必要とされていた信号の位相を正相に戻すのに必要な反転アンプを排除しています。 リニアコントロールボリュームは従来と同様に0dBから100dBまで0.5dBステップでの音量調整が可能で、チャンネル間のクロストークや連動誤差が少なくなっています。また、F.C.B.S.機能による複数台連動制御時においても正確なボリュームコントロールを実現しています。