ベリーダンス用品の作りは、日本やアジアの製品のように丁寧ではありません。
特にエジプトなどの海外製の手作りものを自分で購入したり、着用したことがない方だと、見たら驚くと思います。
ちゃんとした衣装工房の作品でも、裏を返すと糸の止め方や縫い方がかなり雑に見えたり、
布に接着剤、グルーガン、チャコペン、サインペンなどの跡があったり、
シーシャ(水タバコ)、煙草などの香りがしたり は、本当にあるある です。
少し離れて観たり、ライトが当たる舞台で映えるように作られている分、
本格的な衣装ほど、サイズ・丈などを微調整したり、ホックやファスナーを直したりが必要で、
女性は身体のサイズが変わりやすいので、着る前には調整が毎回必要です。
(韓国、中国などの衣装は、最初からアジア人サイズで、軽く、普通の下着を加工したようなものもあったり
縫製は悪くなく、着心地重視のものが多いので、そちらが好きな人もいて、好みによります。
その辺は、アリエクやtemuなどで、いっぱい売っています)
前のオーナーがいる衣装の場合は、
実際に着用していなくても、機会があったら着られるようにまでサイズを調整している場合がよくあります。
ダンサーは、自分一人で脱ぎ着がしやすいように、踊りやすく、脱げにくいように、それぞれが何か工夫しています。
2つに分かれたホルターネックをまとめて縫い付けていたり、マジックテープやホックをつけてあったり、
スカートの裾が長いと、どこかを吊ってまつってあったりします。
またそれを着る人が自分に合うように直す必要があります。
それが 面倒、着用感があるものなどがイヤな方は、
最初から新品を購入し、サイズピッタリにお直ししてもらって着る のをお勧めします。
(そこまでに、衣装代+プロの直しだと、数万円プラスになることが、多いです)
特記
未使用であっても、購入の時点でももう傷んでいる場合がよくあるもの(着用していると、なおさら):
・繊細なレース生地(特にストレッチが効くもの)は、チュール生地などは、1回でも着用すると、もうホワホワになりやすいのですが、これは仕方ないです。
・箔・ラメの載った生地は、数回着用でスレて徐々に取れますのと、保管しているうちに、箔は必ず剥げていきます。ストレッチする生地はさらに取れやすいです。
・フリルのスカートなどの裾によくある、ホースシュー(網戸みたいな生地)は、踊る場所の床と扱いによっては、数回着用で、ほつれてきます。
・ワイヤー(テグス)入りの裾は、踊る場所の床と扱いによっては、数回着用で、100パーセントほつれ、何箇所かワイヤーが出てきます。
・ホック、ラインストーンなどの金属、プラスチック部分などは、新品のまま着用しなくても、経年のうちに、表面が酸化してモヤっとしたり、変色したり、サビたりします。
この衣装は、数回着用のものを譲り受け、着やすくリメイクしています。先に写真をご覧ください。
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