ベートーヴェン生誕250年記念
ホーレンシュタイン、クレンペラー、カラヤン、バーンスタイン、
ギーレン、アバド、バレンボイム、メータ、ルイージ
9人の歴史的な指揮者たちによる、9つの『第9』名映像集
ベートーヴェン生誕250周年を祝う企画DVDボックスの登場。ベートーヴェン『第9』をホーレンシュタイン、クレンペラー、カラヤン、バーンスタイン、ギーレン、アバド、バレンボイム、メータ、ルイージの9人の歴史的な指揮者たちによる、9つの名演映像を収録した当盤。
DVD1は、ユダヤ系指揮者ホーレンシュタインによる1963年の映像(第2楽章~第4楽章)。ホーレンシュタインは、マーラーやブルックナーに早くから取り組み、その普及に尽力しました。白熱の演奏は必見、ピラール・ローレンガーほか往年の名歌手にも注目です。
DVD2は、20世紀を代表する指揮者オットー・クレンペラーによる1964年の『第9』。クレンペラーとともに名演名録音を生み出してきたフィルハーモニア管の突然の解散通告を受けて、存続をかけて開催されたコンサートの模様です。フィルハーモニア管が「ニュー・フィルハーモニア管弦楽団」となった門出の感動的な演奏となっています。
DVD3は、1977年のカラヤン&ベルリン・フィルによるジルヴェスター・コンサート。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジルヴェスターの第9ライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライアー)。磨き抜かれた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっとも完成された内容として知られるものです。
DVD4は、1989年12月25日、ドイツの東西分離の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊したことを記念した一大イヴェント、レナード・バーンスタインが指揮した第9演奏会。バーンスタインはここで、バイエルン放送交響楽団をメインに、計6つの楽団のメンバーによって特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ&英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮しています。
DVD5には、近代・現代音楽ファンの絶大な支持を得る指揮者で作曲家、ミヒャエル・ギーレン。
DVD6には、アバド&ベルリン・フィルによる2000年のヨーロッパコンサートの映像。
DVD7は、バレンボイム&ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの迫真の第9、ベルリン・ライヴ。
DVD8は、東京で行われた音楽とダンスを融合させたベジャールの「第9交響曲」をメータが指揮。
DVD9には、最新映像としてデンマーク国立管とルイージによる映像が収録され、時代を彩った様々な『第9』演奏が収録されています。 リサイクル材を使用させていただきます。