過去最安。
20万円から3割引きからのスタート価格です。
『左久弘』の二寸の叩き鑿です。
二寸の叩き鑿本体のみが出品対象で、画像に他に写っている物は出品対象外です。
穴屋鑿が特に穴屋大工に重宝がられ人気を集め、戦前はたくさんの弟子を抱えていたようです。
画像に写っている叩き鑿以外の物は出品対象外です。
たまに4~6分程度の叩き鑿が出品される事がありますが、その辺りのサイズ感は久弘が最も手がけた種類の鑿なのかも知れません。
当家で長年所持してきた物ですので、穴屋がフルパワーで叩きまくって反ってしまった物を戻した幅の狭い鑿のように鋼が途中で割れているなどの心配はございません。
古い久弘にして、この二寸という大物の鑿は現代では殆ど現存していないのではないでしょうか。
当方でずっと所持してきた物ですので、かなり古い物でありながら保存状態も悪くないと思います。
新品で恐らく総丈30センチほどでしょうから、長さ的にはほんの数㎜しか減っていないのではないかと思います。
元々少し丸っ刃でしたが、刃先が極力減らないよう刃先から鎬ラインの位置はそのままに、切れ刃の丸みのみを研ぎ落としましたが鋭角過ぎるので、ご使用の際にはある程度研ぎ減るまでは小刃付けなどのように、刃先のみを研ぐのが望ましいかもしれません。
叩き鑿とはいえ、フルパワーで叩きまくって使用するような幅の鑿ではないですし、切れ刃側が平坦である必要の無い用途の鑿ですので、しばらくはそのような研ぎ方で問題無いかと思いますし、研ぎも楽でしょう。
大変稀少な鑿で当時としては久弘の鑿を使用する事はステイタスみたいな部分もあったでしょう。
使用頻度も少ない物ですので、ずっととっておきで惜しい気持ちもありますが、どなたか道具を愛する方にご落札いただければと思います。
ご落札の後、評価を参考に連絡や手続き毎に数日を要する・受け取り連絡をされないという取引を何度か繰り返されている方は、申し訳ございませんがこちらの判断で落札者を削除をする事がありますので御了承ください。
画像をよく精査して頂きノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。