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| ★商品説明★ | 三浦しをん著 「まほろ駅前多田便利軒(全3巻)第135回直木賞」 文春文庫 「まほろ駅前多田便利軒」 2009年 1月 文庫初版 「まほろ駅前番外地」 2012年12月 文庫2刷 「まほろ駅前狂騒曲」 2017年 9月 文庫初版 定価 505円~830円+税 299頁~527頁 |
| ★著者略歴★ | 1976年、東京生まれ。2000年、「格闘する者に○」でデビュー。2006年、「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞受賞。2012年「舟を編む」で本屋大賞受賞。2019年「あの家に暮らす四人の女」で第32回織田作之助賞を受賞。 |
| ★作品内容★ | <便利軒> 第135回直木賞受賞作品。多田は”まほろ駅前”で便利屋を営む。仕事は入ったり入らなかったり、でもどうにか、事務所兼住宅でのビルの2階を確保している。とは言っても風呂無しの1フロアを仕切っているだけだが。バツイチ。屈託を抱えているようだ。そんな彼がある仕事で、バス停で拾ってきたのが行天。高校時代の同級生だが、当時は話すことも無かった。健康サンダルを履いた彼は、住むところも金も無かった。行きがかり上彼を居候させることになるのだが、行天もバツイチらしい。その上性格が変。日々の仕事は、年末に預けられた犬の飼い主探し、猫の餌やり、多いのが家の片づけだが、いろんな事件に巻き込まれる。覚せい剤、夜逃げ、殺人事件、やくざの争いに巻き込まれることもある。そんな中少しずつ二人の離婚の理由や人生観などが明らかになってゆく。どうしようもない二人の関係が、じわじわとしみこんでくる。 <番外地> 前巻の続編。今回は第1篇と最終編を除けば、多田と行天は脇役に回り、前巻で出てきた脇役が、主役となっている。とは言っても二人抜きに物語りは進まないのだが。「光る石」同僚の女性の見栄に我慢がならなかった女からの依頼。「星良一の優雅な日常」20歳前なのに、いっぱしの悪で事務所も構える星の、意外に健康的な生活。悪事とのギャップがあって面白い、可愛くさえ見えてくる。「思い出の銀幕」認知症で入院しているおばあさん。時々息子に頼まれて代理の見舞いをすることもあるが、その思い出話。戦後の映画館で看板娘だった頃のロマンス。「岡夫人は観察する」バスが時刻表どおりに走っていないと抗議するためにいつもその運行状況を調べさせる岡氏。それを見守る岡夫人。「由良公は運が悪い」同窓会に出たくない行天は、バスで見かけた由良(かつて塾の送り迎えで知り合った小学生)を連れまわし、逃げようとする。「逃げる男」チェーン食堂のオーナーが死んで年の離れた妻から遺品の整理を頼まれた。2年前に一人で家を出て、アパート暮らしをして居た男とその妻の思いは。「なごりの月」多田と行天が再会・居候し始めてから2度目の正月。気も会わないし、邪魔だが、それぞれの思いも。 <狂騒曲> これまで出てきた人物たちの総まとめで、最後には多田も仰天もおさまるべきところに収まる。行天が居候になってから2年が過ぎた。兵花用で平和でもなし。だらだらと過ごしていたのだが、今回、4歳の幼女”はる”を預かることになる。聞き分けのいいいい子なのだが、母親の都合で夏休みの間だけ預かることに。しかしこの子は行天とは訳アリ。預かることを渋る行天。また最近、駅前で無農薬野菜をうたって販売する謎の団体が現れた。こちらも何か秘密がありそうだ。やくざの下請けのような星の依頼でこの団体の正体を探ることになった多田。その多田も今レストランチェーンの未亡人社長といい関係になりそうでもあるし、ともかく真帆路氏の憎めないような変な住人たちの狂騒曲。物語の大団円。 |
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| レターパックプラス。全国一律600円。 | 専用パッケージに入ればOK。厚みのある物などや同梱に便利。 | 全国一律600円。 | 4㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体880円~と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
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