世界的にも産出は珍しく、研磨したものはレアストーンとして評価を受けています。グランディディエライト(Grandidierite)は極めて希少なレアストーンの1つです。1902年にマダガスカル南部にて発見されました。名前の由来としてはフランスの冒険家 Alfred Grandidier (18361912) から名付けられました。世界の中でも特に有数の希少石であることから、レッドダイヤモンド、マスグラバイト等と並んで紹介される事もしばしばです。基本的に不透明石が多くほとんどが内包物が含まれてまいります。コレクター心をくすぐるエピソードを申し上げるならば、マダガスカルの宝石として原石の持ち出しを原則規制との情報もあり、流通が特に限られています。レアストーンと呼ばれる宝石は基本的に産出が増える傾向は少なく、逆に先細りする一方ですので、見つけた時に購入される事が後々、購入したくても購入できない悔しい思いをせずに済むかもしれません。