ミネアポリスのインディー・ポップ・バンド Spencer McGillicuttyのソングライターとして、『Games』『All The Happy People!』の2枚のアルバムと、ドイツのFirestation Recordsから7インチ・シングル『Wish I Was Your Girl c/w You Haunted Me』をリリース。ロジャー・ニコルズやThe Four Seasons、The Beach Boysのようなエバーグリーンでキャッチーな楽曲は日本でも沢山のファンを獲得した。
本作は、ソロ名義で2014年にBurger Records (US) からリリースした1st EP『Half Moon Lane』に続く、待望の1stフル・アルバム。 Elliott SmithやColin Blunstone (The Zombies)、Margo Guryanらを彷彿とさせる切なさと、マルチ奏者でもある彼の才能が遺憾なく発揮された傑作アルバム。
静謐なバロック調のピアノ・ポップ「Through A Mood Indigo」で幕を開け、心温まるフォーキー・インディー・ポップの「Keeping Secrets」から名曲「At Another Stop」へのドラマティックな展開で、一気にアルバム冒頭から聴き手の心を掴みます。ビタースウィートなメロディとドライなアコギが胸に響く「Losing Sleep」。Margo Guryanの「Think Of Rain」にインスパイアされたピアノ・ポップ「Close Enough」は、実際にこの曲を聴いたマーゴ本人から好意的なメッセージも届いたという。