
■『心頭滅却すれば火も亦涼し』
曹洞宗總持寺(横濱鶴見移転後)第11代管長新井石禪講演~高橋北堂編纂。
昭和3年第6版凾。東京市本郷區湯島三組町・中央出版社發兌。
■編者の端書きと目次を御覧下さい。敷衍すると、↓↓↓
Wikipediaに詳解が有りますが、曹洞宗總持寺管長を務めた新井石禪禪師
が国内外で「生き仏」と称讃され精力的に講演した内容を「變態性慾の
研究」で名を馳せた佛教にも造詣深い高橋北堂が編纂した本です。Main
は禪師の講述百%ですが、中々為に成ります。
■「心頭滅却すれば火も亦涼し」の謂われは Wikipedia を参照下さい。
因みに私は此の言葉を捩って「心頭滅却すれば氷も亦温し」と洒落まして、
昔横濱に降った大雪で翌朝に職場の雪掻きを半袖一枚で従事、女子の前で
格好付けて居りましたが、寒さで凍傷に為って仕舞い、ストーブの火焔の
有難さを痛感した次第です。だから「心頭Freezeすれば火も亦冷たし」。
慚愧。
●紙質経年劣化と旧蔵者の繙読で焼け・痛み・写真の様な著しい
滲みが有ります。
●全426頁。書き込み有りません。
●古書に不慣れな方、殊更神経過敏な方には先ず無理です。回避
為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaimは御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。