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真作保証★美品★秀島由己男 銅版画「春の城196」限定35部 直筆サイン有 2000年制作
・作品サイズ: 11cm×15cm
・シートサイズ: 35cm×38cm
・作品の状態: 良好
秀島由己男さんの銅版画「春の城196」は、静謐で詩的な世界観が際立つ作品です。この作品の特徴と魅力を挙げると以下のようになります。
暗い夜空に浮かぶ満月と女性のポートレートが、静けさと神秘性を感じさせます。黒と白のコントラストが明確で、月光のような柔らかい光が女性の表情を浮かび上がらせています。女性がまとっている布の質感や細部が丁寧に表現されており、物語性や奥行きを感じます。
また、この作品は限定35部の希少性を持ち、秀島由己男さんの直筆サイン入りということで、コレクターズアイテムとしての価値も高いです。作家の技術力と独自の美意識が凝縮された一枚であり、2000年に制作されたという時代背景も、この作品の魅力を深める要素となっています。
全体として、見る者に時間を忘れさせ、内面的な静けさや深遠な世界観を届ける一作です。
真作を保証いたしますので、万が一、贋作と鑑定された場合にはご返金いたします。
その他の出品はこちら
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/nuchie_jp
・秀島由己男(1934~2018)略歴
1934年熊本県水俣市に生まれる
1966年第1回個展(南天子画廊、東京
1968年第8回現代日本美術展(毎日新聞社主催)
1971年戦後美術のクロニクル展(神奈川県立美術館)
1973年現代日本美術展〈現代美術20年の展望〉
(毎日新聞社主催)
1974年詩画集「彼岸花」(詩・石牟礼道子)を出版(南天子画廊)、銅版画集「わらべ唄」を出版(南天子画廊)
「カレバラス国に名高きかの物語」(土方定一童話集 歴程社)のために浜田知明と共に銅版画4点を制作。
バーゼル・インターナショナル・アート・フェアー(スイス)、デュッセルドルフ・アート・フェアー(旧西ドイツ)
1975年現代美術四半世紀展(東京セントラル美術館)
第1回ユベスキュラ〈グラフィカ・クリエイティヴァ〉国際トリエンナーレ展(フィンランド・アルバール・アールト美術館、中央フィンランド美術館)
1976年バーゼル・インターナショナル・アート・フェアー(スイス)
1977年歌画集「蝶紋」(歌・安永蕗子、東京美術)
1982年日本銅版画史展(東京都美術館)
1986年日韓交流現代版画展(下関市立美術館)
1987年第2回ユベスキュラ「グラフィカ・クリエイティヴァ」国際版画トリエンナーレ展(フィンランド・アルバール・アルト美術館)
1988年版画集「霊歌」舊約聖書・詩篇より(撰文・高橋睦郎)
1989年広島・ヒロシマ・HIROSHIMA展(広島市現代美術館)
1990年静物「近世から現代へ」展(静岡県立美術館)
1992年アーティストとクリティック展(三重県立美術館)
1995年第2回神奈川芸術フェスティバル:「世界の版画」戦後50年展(神奈川芸術文化財団主催)
「魂の叫び」秀島由己男展(大川美術館)
1997年詩画集「われにさきかけてきたりしもの」詩・高橋睦郎(南天子画廊)
1999年秀島由己男展(神奈川県立近代美術館)
NHK、美の朝「闇の中で魂は叫ぶ」が全国放送される。
2000年秀島由己男展「魂の詩」
(熊本県立美術館・熊本県立美術館主催)