グリーンの部分は成長に伴う損傷箇所に共生する褐虫藻が定着し、特有の色彩パターン形成、組織表面にコロニーを形成し、その色素が視覚的にグリーンに発色したと思われます。
飼育水槽内では青白照明によく反応しています！
南国の浅瀬リーフを思わせる様なエメラルドグリーンの発色もみられ水槽レイアウトに変化を加えるワンポイントとしてLPS、SPS系統との相性も良さげです！
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発送担当イルカの独断でこの個体限り
全国送料無料、1円出品でやらせて下さい。
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照明は青白LEDライトを使用しており、UVブラックライトは未使用。iPhoneで撮影した画像は、照明による色飛びもなく、個体本来の美しい発色をそのままお伝えできるかと思います。
【サイズ】
* エメラルドグリーン10.5cm / 1個
【状態】
* 養殖個体
* 健康状態良好
* 発色良好
【照明】
* 青白LEDライト下で飼育
* UVブラックライト不使用
【撮影】
* iPhoneにて撮影
【その他】
* 状態には自信がありますが、輸送中のストレス等により、到着時に若干の変化が見られる可能性もございます。ご理解いただける方のみご入札をお願いします。
発泡スチロールにダブルパッキングで、冬場はカイロ、夏場は保冷剤など、輸送中の生体へのストレスがないよう丁寧に配送いたします。
場合によってはカイロや保冷剤がシャコガイの負担になってしまう為同梱しない場合もございますのでご了承ください。
★ヒメシャコガイの魅力★
* 天然のフィルター: 水中のプランクトンやミネラルを濾過し、水質浄化にも貢献します。
* 共生する藻の力: 体内の褐虫藻が光合成を行い、栄養を補給します。まるで生きた宝石のように、光を取り込む姿は息をのむ美しさです。
* 二つの表情: 水槽側面からの色合いと、上から光を当てた時の色合いが異なり、様々な表情を楽しめます。特に上見からの鑑賞は、その美しさを最大限に引き出します。
★飼育のポイント★
* 給餌について: 基本的には水中のプランクトンを摂取しますが、もし痩せてきたと感じたら、少量ずつプランクトン質の液体フードを与えてください。与えすぎは水質悪化の原因となりますのでご注意ください。
【豆知識】
2021年の論文「Giant clams are nutrient sources for corals」では、ヒレナシジャコの排泄物に生きた褐虫藻が大量に含まれており、その褐虫藻がサンゴ幼生に取り込まれ共生関係を築く可能性が示唆されました。これは、移動能力の低いサンゴ幼生が広大な海で効率的に褐虫藻を獲得する重要なメカニズムとして、シャコガイの存在が重要であることを示唆する画期的な発見です。
論文では、以下の点が確認されました。
* シャコガイの排泄物には、生きた高密度の褐虫藻が含まれている。
* 実験的に、サンゴ幼生がシャコガイの排泄物中の褐虫藻を取り込める。
* 自然のサンゴ礁において、シャコガイ近くのサンゴは褐虫藻保有率が高い傾向がある。
水槽飼育においては、シャコガイの排泄物が褐虫藻や微量元素の供給源となる可能性も考えられますが、水質悪化のリスクやサンゴの種類による適合性の違い、色揚げには他の多くの要因が関わる点に注意が必要です。
サンゴの色揚げには硝酸塩やリン酸塩などの微量元素など多くの要因が複雑に関わっています。
※この研究論文と飼育水槽での相関関係があるとは限りません。
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