
【説明書・付図】105系通勤形直流電車 500代(103系改造)
資料区分:複製品(原本ではありません。ご注意ください)
発行年月:1984年8月
発行箇所:国鉄車両設計事務所発行
原本サイズ:B4横サイズ
ページ数:約416頁
製本サイズ:A4横
製本方法:無製本
掲載形式:
クモハ105 28〜 501〜
クハ105 1〜 101〜
クハ104 26〜 501〜 601
説明書と付図が分かれておらず合わさったものが説明書となっています。
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【はじめに】
国鉄の資料類を複製して頒布しています。
この取り組みを初めて10年以上経ちますが、きっかけは一部の雑誌執筆者のみが情報を知っている状態によって、執筆者の都合の悪い情報は世に出ないケースが多かった為、多くの方に「公式説明書などでどう説明されているか」を広めたかったためです。103系が山手線向けというような説明書を見ても何も書かれていないような事が広がったのも、公式説明書などを見てチェックできる体制が整っていなかったからと言えましょう。
誰かが抱え込むと世に出ないような希少な情報を多くの人で共有できる方が鉄道趣味界にとって有益と考えています。
また、付図は模型を作る人からするととても重宝するものだと思います。原本だと数万もするものでも、複製なら数千円で済みますし、そのような用途であれば複製で十分であろうと言うことで多くの方に利用していただいています。
ただ、これらを資料としてではなく飾るための「コレクション」として集めている方にとっては複製は何の意味もありません。コレクターの方には全く価値がないかもしれませんが、そうでない方にとっては、高い原本をゲットしたけど、内容が思ったものではなくてがっかりしたという事も防げます。また、原本は経年からボロボロになってページをめくるのも厳しく、本当に飾るだけになり資料としても使いにくいものもありますが、複製ならいったん綺麗な紙に印刷しなおすので状態が格段に改善できます。
昔から、多くの妨害を受けてきましたが、めげずにやってきましたし、今後もそうするつもりです。一気に商品を出す事ができませんが、よろしくお願いします。
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【資料説明】
105系電車は国鉄の亜幹線向け旧形国電の置き換え用として設計されました。
それらの路線では、編成が短く、電力事情が良くなく、更に駅間距離が短い線区が多かった事もあり、低速トルクを有するMT55が最適であると結論付けられました。
小野田線や福塩線用として105系0番代が製造された後、奈良線や和歌山線電化用として投入予定でしたが、新車抑制のあおりを受けて、常磐緩行線に203系を投入して捻出した103系1000番代を改造することとなりました。
昭和58年度より短編成化に伴う電動車の先頭車化改造などが多数行われていましたが、60両にもおよぶ形式間改造で多形式への編入したのは国鉄史上初の事です。
また、様々な種車から改造された関係で、多数のバリエーションが出ました。
併結・解結の簡素化の為に電気連結器・自動解結装置なども組み込まれましたが、その図面等も記載があります。
現在でも、105系の走る線区では全てこの500番代改造の車両が走っています。(福塩線には上記のクモハ29〜、クハ26〜のグループが在籍)
いよいよ105系の廃車も本格化されてきた昨今、この改造105系の説明書・付図をこの機会に是非いかがでしょうか?
■■■■ 構成
1章 概要および主要々目
2章 車体関係および設備
3章 台車
4章 電気機器
5章 電気回路ツナギ
6章 空気ブレーキ装置
7章 ぎ装
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注意事項
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過去に現場等で使用していたものの複製ですので、原本に痛みなどがあるのはご容赦ください。
複製品ですので、原本で見にくい部分は複製でも見にくい状態となります。
未使用新品ですが、家内制手工業ですので、完璧品をお望みの方はご遠慮いただければと思います。
ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
両面印刷ですが、A3の裏面やタイトルページの裏は白紙の場合があります。
複数落札時の同梱は可能です。その場合の送料は合計2冊までは送料は変わりませんが、3冊目から1冊増えるごとに送料を200円ずつプラスさせていただきますのでご了承願います。
なお、国鉄資料の複製については、国鉄および国鉄の後継団体に問い合わせしたところ問題無いとの回答を得ていますので2015年頃よりやヤフーショッピングの国鉄資料館でも複製販売を行っておりました。
過去にも違反商品としての報告を何度か受けておりますが、一度たりともヤフー側に削除されたことはありません。