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リヒャルト・シュトラウス:
歌劇『炎の災い』 Op.50 全曲
ガブリエレ・フェッロ(指揮)
パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団
演出:エンマ・ダンテ
ニコラ・ベラー・カルボーネ
ディートリヒ・ヘンシェル、ほか
リヒャルト・シュトラウス生誕150年の記念年にあたる2014年は、各地で彼の歌劇が盛んに演奏されました。
その中には、この『炎の災い』のような珍しい作品も含まれていました。
この彼の2番目の歌劇は1901年の作品で、全編ミュンヘンの方言で歌われる「メルヘン・オペラ」です。
全曲が演奏されることはほとんどなく、「愛の場面」のみが知られていますが、なかなか美しいメロディが溢れる興味深い歌劇です。
とはいえ、もともと皮肉屋であるシュトラウスのこと、この作品にも色々な風刺が仕掛けられています。
劇中には彼が当時尊敬していたワーグナーのメロディが散りばめられていますが、
これはミュンヘンという都市がワーグナーやシュトラウスの音楽を阻害していた町であり、
その処遇に対しての「シュトラウスの仕返し」=ワーグナーやシュトラウスの音楽がなければ、世界が暗くなってしまうのだ。ということを暗示しているのだそうです。
オペラ指揮者として名高いガブリエレ・フェッロが手堅く纏めた音楽と名バリトン、ヘンシェルを中心に繰り広げられる楽しい作品。
どうぞ映像でじっくりお楽しみください。(ARTHAUS MUSIK)
13世紀のミュンヘン。夏至の「聖ヨハネの日」には「燃え盛る火を2人で飛び越えると愛が成就する」という伝説がありました。
青年クンラートは、一目惚れした市長の娘ディームートにこの伝説を用いて愛を告白するのですが、人前で恥をかかされたディームートは(本当は心惹かれている)ついつい彼に仕返しをしてしまいます。
怒ったクンラート、魔法の力を借りて町中の灯りと火を全部消してしまいます。町は大騒ぎになりクンラートは死刑を宣告されてしまうのですが・・・。
リヒャルト・シュトラウス:
歌劇『炎の災い』 Op.50 全曲
ディームート/ニコラ・ベラー・カルボーネ(ソプラノ)
クンラート/ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
シュヴァイカー・フォン・グンデルフィンゲン/アレックス・ヴァヴィロフ(テノール)
オルトルフ・ゼントリンガー/ルーベン・アモレッティ(テノール)
エルスベート/クリスティーヌ・クノッレン(メゾ・ソプラノ)
ヴィゲリス/キアーラ・フラカッソ(メゾ・ソプラノ)、他
パレルモ・マッシモ劇場合唱団(合唱指揮:ピエロ・モンティ)
パレルモ・マッシモ劇場児童合唱団(合唱指揮:サルヴァトーレ・プントゥーロ)
パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団
ガブリエレ・フェッロ(指揮)
演出:エンマ・ダンテ
装置:カルミネ・マリンゴーラ
衣装:ヴァネッサ・サンニーノ
照明:クリスティアン・ズカーロ
収録時期:2014年
収録場所:パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
● 特典映像:メイキング・オブ『炎の災い』
収録時間:本編113分、特典13分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、Dolby Digital 5.1
字幕:ドイツ語、英語、韓国語
NTSC
Region All
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