
ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミューズの真実 (セルジオ・カブラル,P‐Vine BOOKs,2009年初版)
堀内隆志, 荒井めぐみ訳
単行本ハードカバー,19cm : 400ページ
ISBN- : 4860203674
ISBN- : 9784860203672
ナラ・レオン没後20周年記念出版。
コパカバーナの少女時代から、激しい恋、ボサノヴァ誕生の真相、エリス・レジーナとの対立、映画監督との結婚、出産、病魔との闘い、そして亡くなるまでの47年という波瀾万丈の生涯を、知られざるエピソードをふんだんに盛り込みながら綴った伝記・決定版。
カフェ・ディモンシュの堀内氏による思い入れたっぷりの序文(8年越しの企画)、ディスコグラフィー付き。
思わず手にとりたくなる装幀は『板尾日記』でおなじみの小野英作氏。
ボサノヴァ好きはもちろん、ナラ・レオンという一人の女性の生き方を通して、生きる力を伝えてくれる内容の濃い1冊です。
音楽ファンだけでなく、多くの女性に読んでいただきたい、自身をもっておすすめできる作品です。
「ナラは、僕が夢見ていた女性像そのものだったんだ。愛嬌があって、繊細で、音楽的で、裏表がなくて、知的で、スイートで、教養があって、とにかく全て」---ホナルド・ボスコリ
「ボサノヴァなんて眠くなるし興味がないわ」---ナラ・レオン
Nara Leao(1942~1989)/「ボサノヴァのミューズ」と称えられた最も人気の高いブラジル女性シンガー。1950年代、コパカバーナにあった自宅に音楽仲間が集い、「ナラのサロン」としてボサノヴァ・ムーヴメントが広がっていったのは有名。71年にパリで録音された『美しきボサノヴァのミューズ』は現在もロングセラーを続け、ボサノヴァのカタログで最も売れている記録的1枚。
◆目次
コパカバーナの少女
プレイボーイ・ボスコリ
亀裂
左へ
オピニオン
反逆分子
ア・バンダ
ナラ・レオン・ヂエゲス
二児の母に
歌手として再び
人生への戦い
ナラを支えた人たち
一縷の望み
ディスコグラフィ
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コンディション:僅かなイタミスレ等ございます。全体的に概ね良好な状態です。
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