
自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
翔ぶ夢 生きる力 ~俳優・石坂浩二自伝~
加賀まりことのなれそめ、水前寺清子との本当の仲。浅丘ルリ子との結婚生活の破綻の理由。そして、「何でも鑑定団」騒動の内幕、さらに趣味の飛行機・プラモの世界に傾ける思いまで。テレ朝昼の連ドラ「やすらぎの郷」主演・石坂浩二が幼少期や芸能生活のエピソードを初めて語る。シルバー世代に贈る一書。
内容説明
シルバー世代の名優が初めて綴る芸能界のステキな話、あの女優、この監督、プライベートでの出来事…そして趣味の飛行機への熱い想い。演じることの悦びに浸り趣味と仕事を両立させる石坂浩二、初の自伝!
目次
第1部 俳優までの道程(石坂浩二の誕生;大河ドラマ、そして浅丘ルリ子;金田一シリーズとなんでも鑑定団;役者とドラマの未来)
第2部 私のヒコーキ人生(愛すべき複葉機たち;空を旅する飛行機たち)
レビューより
石坂浩二さんの初めての自伝です。第一部は石坂さんの演技論を絡めた自伝で、第二部は、石坂さんの飛行機への憧れ、想いを綴ったものになっています。飛行機のプラモデルが縁で、大空眞弓さんと親しくなり、そこで知り合った石井ふく子さんにより『七人の刑事」に出演、
さらに加賀まり子さんと共演し、NHK大河ドラマ「太閤記」出演と、とんとん拍子に出演が決まります。石坂さんが加賀まりこさんと付き合いがあり、浅丘ルリ子さんと結婚生活を送っていたことはよく知られています。
本書ではその辺りのことについても触れられていますが、浅丘さんとの離婚については、浅丘さん自身のお話も既に伝わっていて、両者のお話には、少し違いがあるように思いました。
また、「鑑定団」降板についても触れられていますが、これも巷間伝わっているお話とはかなり相違があるように思います。その他、金田一シリーズ、水戸黄門、相棒!等についても触れられています。そして「やすらぎの郷」について、かなりお話が割かれていますが、この辺りは現在の心境、共演者への感想も豊富で、非常に興味深い内容になっています。
俳優として数多くの作品に出演しながら多芸多才にして交友関係の広さにも納得。スタートが劇団四季演出部というのは知らなかった。飛行機の章は思い入れを感じる。
二科展12年連続入選、絵本の翻訳、作詞、ナレーター、司会、小泉今日子のコンサートや郷ひろみのディナーショーの演出など多芸多才。B787は、金属の代わりに腐食性に優れたCFRPを多用、除湿の必要がない。知らなかった。飛行機の違い。