
10年ほど前に魔改造した KENWOOD DPF-3010 です。
渾身の改造をしましたが、今日調べると電源は入りましたがトレイが出ません。
技術のある方がチャレンジしてみてください。
水晶発振器はAliExpressで買ったもので偏差0.1ppmだったと思います。
ソケット式にしている箇所のオペアンプは JRCのローノイズ選別品の 5532DD に交換しています。
コンデンサーを増設したりスチコンをノイズ対策に入れています。
足の長いコンデンサーは金属蒸着ポリカーボネート・コンデンサーです。出力のカップリングコンデンサーに付けるのにこうしか付けられませんでした。
天板に貼ってあるのは制震のための革です。東急ハンズで買いました。
★この機種は回路が特殊で10番目の画像の回路図ようにDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)IC500はデジタルデーターを整えるとともにDAC部もありアナログデーターも出力されています。
このDPF-3010はDSPから出たデジタルデーターをIC701(これはKENWOOD独自のD.R.I.V.Eと呼ばれるものです。)で受けてアナログに変換したものに、IC500のアナログデーターを重ねています。
この機種は音質が良いと評価されていたのはこの点にあるのではないかと個人的には思います。アナログ信号の微妙なタイミングのズレが緻密な信号のように聴こえるのではないかと思っています。
天板を止めるネジが不足しています。バカネジになった箇所もあります。
うまく直ったら良い音がすると思います。
回路図は下記からダウンロード出来ます。
https://elektrotanya.com/keres
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