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Panasonic パナソニック クーガ112 RF-1120 FM/MW/TV 3バンドラジオ ワイドFM対応 電源表示灯 AC/DC電源付 動作確認品 13-56です。
【クーガ112 RF-1120の概要、特徴について】
1975年昭和50年(ベトナム戦争終結の年)発売の古い製品です。当時の販売価格21000円とのことです。
AM用のジャイロアンテナを採用しています。
FMは108Mhzまで受信できるワイドFM対応です。
MW受信用のジャイロアンテナを装備していますので本体を動かさずに感度最大点の調整ができます。
SWはありません。スイッチが少なくシンプルで操作のしやすいラジオです。
寸法は横幅約24cm高さ約21cm奥行約8cm、重量約1.7kgです。
【スピーカーの特徴】
スピーカーは10cmで実用最大出力1.4Wです。
【修理及び整備の内容】
①バンド切替スイッチ、ボリュウム類は接点復活処理いたしました。基盤面はエアーブロアー、アルコールにてクリーニングしました。
②120分タイマーの動作不良でしたので、解放し内部を整備、注油し修理しました。
③フロント、リヤーパネルは水洗いし、ツマミ類は中性洗剤にて綺麗にしました。
④ホップアンテナの動きが硬めでしたので、注油しスムーズな動作を確認しました。アンテナは6素子105cmで曲がりはありません。
⑤スピーカー内部の綿ごみなどは撤去しました。
⑥乾電池部のマイナス端子2個の錆を磨き上げ整備しました。
【改造の内容】
①メーターと周波数ダイヤル照明用の豆球を青色LEDへ変更しました。(写真6)
②電源表示灯としてスピーカー上部へ黄色LEDを取付しました(写真6)。
【各動作確認他の内容】
①目視ですけど電解コンデンサー類の不良はありませんでした。
②FMでのAFCの動作も良好でした。MWでのDX/LOCALの切り替えも良好でした。
③MWでのジャイロアンテナのセットアップおよび受信調整も良好であることを確認できました。
④トーン調整のソフト/ミュージックの動作は良好でした。
⑤バンド切替、主ボリュウム及びTONE用のボリュウムともガリ音は有りません。
⑥TUNEメーターの振れはFM、MWとも良好でした。
⑥オン-オフ タイマーは120分の設定で120分で動作することを確認しました。
⑦左側面下部の3.5mmイヤホンの出力確認OKでした。(イヤホンは付きません)
⑧付属のAC/DC電源は6V500mA出力です。(メーカー標準品ではありません)長時間の動作確認で問題はありません。(写真10)
⑨ライトスイッチONでTUNEメーター及びダイヤル面を照明することを確認しました。(写真 6)
⑩単2電池4個でのテストOKでした。電池は付きません。
【受信動作確認の内容】
手持ちの信号発生器、周波数カウンターにて調整及び動作の確認をしました。
①FMバンドの受信
FM受信帯域のダイヤル表示値は76Mhzから108Mhzです。
76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、108Mhzと周波数表示ダイヤル値通り受信しました。
(写真5で79.5Mhz受信中)
②MWバンド 530Khz~1600Khzの受信
530、600、800、1000、1200、1400、1600khzと周波数表示ダイヤル値通り受信しました。
(写真4で684Khz受信)
【外観の状態その他について】
念入りに清掃しましたが経年なりの落としきれない汚れ、傷などが有ります。
手提げ用バンドがジャイロアンテナの操作に影響するためまとめて短くしました。
アンテナの先端部に少しの曲り、キズが有ります。
【当地区のFMの受信状態、動作確認について】
当地区FM送信局から遠いため、自宅ではケーブルテレビからのFM信号を室内に設置したアンテナから飛ばしてテストをしています。
現在5波(FM放送局は79.5と84.5の2波、MWのFM補完局は80.8、82.0、85.0の3波)を受信して長時間の動作確認をいたしました。
【参考情報】
総務省などからの情報によりますとAM番組ををFMで同時放送するFM補完放送を手掛けるラジオ局は、NHKを除き全国47社のうち
現在44に上っていて、すでにAM波停止されている局もある様です。いずれにしても2028年頃にはNHK以外のAM波はなくなるかも
しれません。
【本ラジオにてFM受信をお楽しみ下さい。】
初期不良対応いたしますので、到着後1週間以内に取引メッセージにてご通知願います。
恐れ入りますが、不良対応には誠意をもって対応致しますので、受け取り連絡はできるだけ早くお願い致します。
宅急便80サイズにて送付致します。
に関する自己紹介欄もご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。