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自宅保管の品です。中身は大変美品ですが非常に古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。画像にもありますように、裏表紙にテープ跡あり、本体上部に保管時の悪さから連続して40ページほどに薄い折れがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


立花 隆 他1名
二十歳のころ 1 1937-1958: 立花ゼミ調べて書く共同製作

青春とは、来るべき船出へ向けての準備期間である漫画家、詩人、小説家、被爆者・・・。多士済々31名に東大生が突撃取材。
さまざまな「あの時代」

誰もが不安と希望、焦燥と葛藤を抱き、だからこそ自分の生き方を発見する時期。それが二十歳のころだ。第二次世界大戦、原爆、憲法発布など、激動の時代に青春期を迎えた人々は何を考え、どう生きたのか。1937年から1958年に二十歳を過ごした31人に東大・立花ゼミ生が突撃インタビュー。長崎被爆者の方たちの言葉は重い。

伝説の立花ゼミ１
立花ゼミ秘伝・取材の極意
牧野信雄　川上哲治　伊藤影明　鶴見俊輔
水木しげる　茨木のり子　萱野茂　小川国夫
ジョージ川口　中松義郎　森毅　妹尾河童
曽野綾子　黒柳徹子　山田太一　大江健三郎
筑紫哲也　エリック ハイドシェック
横尾忠則　山藤章二　松本零士ほか多数

レビューより
第1弾に当たるこの本では、戦時中または戦後に20歳を迎えた人たちのエピソードが色々と書かれているため、読んでいて非常に面白いと言える。
特に、彼らが20歳を迎えた頃は日本全体が疲弊していた。そのため、彼らの多くは生きるのに必死だった。その影響で、遊びなどをほとんど経験できないまま、大人になってしまった感じがあったが、結果的には、これが若者たちに「今を全力で生きる」ことの大切さをリアルに伝える大きな要因になったと言える。もちろん、私のような戦争を生で知らない世代がこの本を読むと、「そこまで必死になって努力をする必要があるのか？」と思ってしまう方がいるかも知れない。だが、戦争という過酷かつ特殊な状況下でなくても、今を全力で生きることは、後々の人生の大きな糧になるはずである。