この度、株式会社JFEMを創業致しました。
顔の見えない通信販売でより安心してお買物頂けるよう誠心誠意努めます。
そして、我々が扱う生物遺伝資源を絶やさず子供たちに残せる様エシカルな取組みを致します。
現在は岐阜県各務原市にて、水族館の様な展示型アクアリウムショップの開業を目指して奮闘しております。
皆様のご支援ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
【販売名】チャンナ ブラーマチャリイ
【学名】 Channa brahmacharyi
【別名】チャンナ ポマネンシス
【産地】インド メガラヤ州
【輸出者】K aquatics
【輸入者】JFEM
【輸入日】2025年5月11日
【最大全長】20〜30cm程
【販売全長】14cm程
【適正温度】15〜26℃
【gachua種グループ】
Channa brahmacharyi Chakraborty et al.2020
2020年記載
ホロタイプ:
インド メガラヤ州イーストガロヒルズ、シムザン川
種小名は
故 Dr. Ratan Lal Brahmachary を称えて、
ラタン・ラル・ブラーマチャリは著名な動物学者、生化学者であり、虎フェロモン研究のパイオニア。
本種は
gachua種グループに属し、C.liporを除いて、体長135mmを越える個体が確認出来ない点で同グループの大きくなる種と区別出来る。
赤褐色のユニークな体色と
体側に9本の茶色の斜めバーと濃いオレンジ〜赤の斑点を有する。
背鰭に34-37本、臀鰭に23-26本の鰭条を有する。
側線有孔鱗数45-47
横列鱗数56/1/7-8
本種は体が短いためC.gachuaにも似ています。しかしC. gachua(topotype)幼魚の様な背鰭後方の眼状斑を有さない(対 有する)
側線下方横列鱗数 7-8(対5)
およびより多くの脊椎骨数45(対40)
本種は当時、シムザン川からのみ報告がされているとしていた。
生息地は高水量なクリアウォーターで川底には砂とゴロゴロした石が多い。
採集地には植生が確認されていない。
当時はアクアリウムトレードとしては流通していないとしており、同所的に発生する生物としては、Olyra sp., Garra sp., Devario sp., 未確認のcyprinidsが報告された。
さて今回はC.ブラーマチャリイをご紹介致します。
昔からsp.エメラルドグリーン、sp.ガロの名前で流通している種になります。
しかしながら、我々の知るエメラルドグリーンは最大で30センチ近くなる事を記憶しているし違和感がありましたね。
実は新種Channa nachi論文ではChanna brahmacharyi はChanna pomanensis Gurumayum & Tamang (2016) のシノニムであると結論付けられてしまいました。
その理由として、タイプ標本に博物館のアクセスナンバーが正しく記載されていない事や、一箇所本種をChanna viridimaculataと言うとんでもない誤記をしていた事があげられます。
そして同じブラマプトラ水系である事、
更にDNA検査の結果、種間バリエーションの範囲内である判断した為です。
そうだとするならば、それにならってポマネンシスとするべきだろう!
だけども、ポマ川産のポマネンシスを見た事がないし、ポマ川って大河ブラマプトラを挟んで北側のアルナーチャルプラデーシュにある。
かたや、南側の丘陵地のブラーマチャリイ…ブラマプトラ水系ではなくバングラデシュのスルマ水系じゃないかな?
大きな隔たりがあると思うのだがどうでしょうか。
DNAも小さな違いであっても種として認められる事は多々あるので、JFEMとしてはとりあえずChanna brahmacharyiとして販売します。
またいつかポマ川産の個体群や他の個体群を含めて考察していきたいですね
最後になりましたが、
今回の個体群はアッサム州とメガラヤ州の中間エリア産になります。
先方から詳細採集地は伏せてほしいとの事だったので、産地コードで表しています。
同産地の成魚イメージは最後に掲載しています!鰭が結構水色がかるんですかね!ご参照ください。
【状態】
現品画像での販売です。
こちらはメス個体であると思われます。
比較的カップリングが成立しやすい産地ですので育て上げて是非繁殖も成功させて下さい!
(高地の寒いエリアにいけばいくほどカップリング難易度はあがる印象です)
現在はAZOOジャンボスティックやミルワームを与えています。
※ 尚、写真を参考にして頂き、気になる点は遠慮なくご質問下さい。
※天然個体の為は鰭裂けや、傷などがある事が殆どです。当方でトリートメントをし、完治や回復傾向にある事を確認した上で出品しております。
※雌雄記載のある個体は私の経験を元に判断をしておりますが、保証はしておりません。
※状態の急変などにより、出品の取り消し、発送の延期をお願いする事があります。予めご了承下さい。
【送料】
全国一律1500円(梱包資材料込)
沖縄、離島(北海道を除く)の方はゆうパック2000円です。
また、ヤマト運輸の到着が翌々日以後になる地域の方もゆうパックをお勧め致します。
【返品・返金ポリシー】
※ 生体の保証は発送日の翌日午前中までに受取れる方が対象です。
※ 生体到着後、開封する前に死着の有無を必ずご確認下さい。
※ 生体到着後、開封する前に袋全体が映る写真と生体の状態を確認出来る写真を撮影して下さい
※ 梱包状態のまま放置されますと、生存している生体も衰弱し、死に至る可能性があります。
保証内容
・誤った商品を納品した際の代納または返金
・到着時点での死亡個体に対する代納または返金
・明らかな衰弱個体(ひっくり返って浮いている、ひっくり返って沈んでいる、きりもみ状になっている)に対する代納または返金
※ 色が飛んで白っぽくなっていたり、逆に黒っぽくなったりしているものは輸送中のストレスにより 一時的なものになりますので対象外となります。
死着がある場合
1. 袋を開けず直ぐに、袋全体が映る写真と、生体の状態が確認出来る写真を撮影して下さい。
2. 生体到着後24時間以内に死着した生体名、死着匹数を記載した内容をご報告下さい。
3. 撮影した写真をその際お伝えする連絡先に送って下さい。
4. ご報告内容、生体袋開封前の死着写真を確認次第、手続き致します。
※ 梱包状態等を確認させて頂く場合がございます。また例外として商品を返送して頂く場合がございます。
※ 生体袋開封後の画像は保証対象外とさせて頂きます。
※ 発送日の翌日正午以降に受取られた方は大変恐縮ですが、保証の対象外とさせて頂きます。
株式会社JFEM (Japan Fish and Ecology Management Co., Ltd.)
代表取締役 各務 龍 Ryo KAKAMU
Instagram @jfemtokyo
Twitter @jfemtokyo