Fender Precision Bass 1966年製 オリジナルネック です。
Reverbにてアメリカの楽器店から購入しました。
決して安価な買い物ではありませんでしたが、到着して実際に組み込んで弾いた瞬間、その価値を確信しました。
正直、「ネック単体を海外から購入するのは賭け」という気持ちもありましたが、
結果的には大当たりの個体でした。
1960年代の木材が持つ
・音の芯の太さ
・低音の密度
・レスポンスの速さ
・自然なコンプレッション感
これらが非常に印象的で、
「ベースのサウンドはネックで決まる」という言葉を、改めて実感させられたネックです。
■ 実際の使用について
本ネックは
1974年製 Precision Bass ボディに組み込み、
Lindy Fralin プレシジョン用ピックアップと組み合わせて
の両方で使用していました。
弦は
フラットワウンド、ラウンドワウンド両方で試しましたが
どちらでも非常にバランスが良く、
「細くならない」
「軽く弾いても芯がある」
「強く弾いても潰れすぎない」
という、まさに60年代ヴィンテージらしい鳴りを持ったネックです。
■ 指板材について
1966年は
ハカランダ→インディアンローズ への移行期ですが、
本ネックは購入ショップの説明でも ハカランダ指板 とされておりました。
実際に使用してみても、
インディアンローズにはない
・艶
・密度感
・中低域の粘り
が明確に感じられるトーンで、
サウンドからもその特徴ははっきり出ていると感じています。
■ 状態について
外観はご覧の通り、
経年による汚れ・小傷・使用感があります。
デカールについてもオリジナルか判断が難しい部分はありますが、
あくまで「音とネックとしての価値」を重視する方向けの個体とお考えください。
逆に言えば、
この“使い込まれた風格”こそが
本物のヴィンテージネックの存在感でもあると思っています。
演奏面ではコンディション良好です。
「コレクション用途」よりも
即戦力の“プレイヤーズ・ヴィンテージネック” としてお使いいただける状態です。
■ このネックについて
近年、この年代のPrecision Bassネックは市場に出る数も非常に少なくなってきています。
その中でも
・ここまで鳴る個体
・実戦に使えるコンディション
・同年代ボディとのマッチング実績あり
というネックは、かなり稀だと思います。
見た目ではなく
「弾けばわかるネック」 です。
アンプに通した瞬間、このネックが本物であることを感じていただけるはずです。
東京都杉並区よりクロネコヤマトにて発送いたします。
手渡しにも対応可能ですので、ご希望の方はお知らせください。
ご質問などありましたらお気軽にどうぞ。
どうぞよろしくお願いいたします。