柳広司★ザビエルの首★ 講談社文庫
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| ★商品説明★ | 柳広司著 「ザビエルの首」 講談社文庫 ２００８年 ８月 文庫初版 定価 ７３３円＋税 ３９２頁 |
| ★著者略歴★ | １９６７年、三重県生まれ。神戸大学法学部卒業。２００１年「黄金の灰」を刊行しデビュー。同年、「贋作坊ちゃん殺人事件」で第１２回朝日新人文学賞受賞。２００９年、「ジョーカー・ゲーム」で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。 |
| ★作品内容★ | フランシスコ・ザビエル（１５０６～５２）。日本に始めてキリスト教を伝えた人として本文中にもあるように小学校から高校の間で一度は聞いた事が有るだろう。今回は、そのザビエルの話をもう一ひねりしている。 妖しげなオカルト雑誌に寄稿するフリーライターの修平は、編集長の命令で鹿児島で発見されたと言う”ザビエルの首”の取材にやってくる。もちろんザビエルの遺体はインドで今も保管されていると言うから明らかに眉唾なのだが、ここあたりの雑学や著者の見解はさりげなく本文で語られる。そして、隠れキリシタンに伝えられたと言うザビエルの首を見つめているうちに、修平は一瞬意識を喪う。「顕現１５４９」気がつくと修平の意識は、ザビエルの従者アンジローに宿っていた。禅寺で、宗教論争をするザビエルと、禅僧。その後、殺人事件が起こるのだが、現代人の視点から修平が事件を解決する。老僧のかもし出す味がいい。「黄金のゴア」なんと再びザビエルの視線に連れ去られた場所は、インド。邪教（バラモンなど）がはびこる町に設立された立派な教会施設。その中で殺人事件が起こる。ここでもキリスト教（カトリック）と地元の宗教での隔たりが語られる。「パリの悪魔」もうこうなると、病気かもしれない。若きザビエルが学んでいたパリに呼び出された修平は、またも殺人事件に遭遇しその真相を暴く。「友の首と語る王１５１４」少年時代のザビエルが住むスペインとフランスの国境近く、領主であるザビエル家がスペイン軍と戦いをするがそのために、村の婚礼の人々が殺される。修平の意識が何故にザビエルに呼ばれたのか、ザビエルの死の真相、修平が現代に体験した事、それらの混沌が織り成す物語。推理小説として読んでも面白いし、宗教の矛盾を著者らしく描いたエンタメとしても楽しめる。まあ、基本はＳＦ推理小説だろう。 |
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| ★発送方法★ | クリックポストを、予定していますが、複数落札していただければ、まとめて発送します。 多数まとめて送る場合はネット検索の上、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。 |
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| ★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。 |
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| 宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
| クリックポスト | 厚さ３センチ。ＪＰ（郵便局）。割安。 | Ａ４サイズまで、一律１６４円。 | 同サイズなら４冊まで同梱可。割安。補償無し。 |
| ゆうメール（冊子小包） | 重さによって料金が変更 | １㎏まで３５０円、２ｋｇまで４６０円、３ｋｇまで６１０円。 | 縦横高さ合計７０cm、３㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体６１０円～と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
| 出价者 | 信用 | 价格 | 时间 |
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