
このお品はお客様よりのご依頼で、出品させていただきます。 (くー2)
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・・・お客様のご依頼で出品させていただきましたお品につき、この商品のアフター・ケアーなどはできません。
・・・限られた少ない時間での観察です。
商品のすべてを把握しているわけではございません。
説明文の不足や誤りがございました場合は、現物の現状優先とお考えください。
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ご理解いただける方のみ、ご入札をお願いいたします。
私は、気持ちの良いお取引を望んでおります。
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今日では希少、とても貴重なお品です。
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古いOゲージ(1/43・32mm) ピノチオ模型 特別完成品 真鍮製 C51形蒸気機関車 です。
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真鍮製スクラッチビルド 最上の作品です。
製作:松尾真澄氏
1960年代後半頃の製品と思われます。・・・当時の最高額商品です。
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機関車の大きさ 全長 480mm 位 幅 65mm 位です。
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黒色塗装済完成品 ・・・とても希少なお品です。
おそらく、特別の注文で創られたのでは?と思われます。
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外側からの観察です。・・・内部の配線回路がわからないので、推測で記載いたします。
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現状では、おそらく「AC:交流仕様」3線式仕様で作られているようです。
「3線式&2線式:両様仕様」でも動かせるように創られています。
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動輪・先輪・従輪・テンダー車輪は、すべて、片側絶縁車輪が使われています。・・・2線式仕様にできます。
・・・集電コレクターシューも付けられています。
集電コレクターシューは折りたたむことができます。
折りたたむと台枠中央部に収納できます。
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配線:回路は、現状では、おそらく、3線式仕様になっているようです。
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走行部に難ありです。
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動輪と集電コレクター部に通電してみましたが、
現状では、モーターは回転しませんでした。
・・・ショートが起きているようで、回路:配線に問題が生じているのでは?と想像いたします。
調整(修理)が必要です。
以上の難がございます。 現状では、動きません。
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(当時のピノチオ製の特別完成品蒸機のほとんどは、DC2線式仕様:未塗装生地完成品がほとんどだったと思います。
今日とは異なり、当時は、アンティークOゲージのパーツはほとんど皆無の時代でした。
そのような状況下でしたので、DC2線仕様のピノチオ製蒸機は、
ほとんどが、HO用の大型モーターが入れられていて、それは少々不満な点でした。
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本商品は、その意味で、ACモーターを搭載している本製品は、極めて稀な仕様であり、貴重品です。
塗装済であることもめずらしいお品と言えます。)
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1960年代終わり頃のお品では?と思われます。・・・約60年位昔のお品です。
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本商品・・・機関車のボデーや下回り台枠部、ロッドなど、すべての箇所が、スクラッチビルドで創られています。
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当時の最高レベルの製作技術を持った職人さん(松尾氏)が、たいへん多くの時間と手間をかけて、
丁寧に製作した、”最上作品”と言って良い製品です。
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本製品は、当時の最高技術と膨大な時間と情熱・努力の全てをそそいで創られた、
当時の最高レベルの高額模型でした。
・・・アンティークOゲージ時代の製品としては、最高峰の模型です。
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スクラッチビルドとは、
・・・動輪、車輪、モーター、網目板材、一部のロストパーツ(複式コンプレッサー・ヘッドライトのみ)などは、
当時のパーツを活用しているようですが、
機関車やテンダーなどのそれぞれのボデー部は、すべて真鍮板材から、
”糸のこ”での切り出し加工、各部の曲げ加工、リベット打ちだし、ハンダ付など、すべて手作業で創られています。
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機関車の下回り、台枠部は、やはり真鍮板材(1.5mm厚?の真鍮板材)から、
”糸のこ”での切り出し加工、ハンダ付で組み立てられています。
各ロッド類はもちろん、たいへん手間のかかる台車部(先台車・従台車・テンダー台車など)も、もちろん、すべてが真鍮板からの切だし加工、
ハンダづけ組み立てで創られています。
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キット組み立てなどとは根本的に異なる、たいへんな手間と時間と費用をかけて創る
極めて贅沢な模型です。
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フルスクラッチビルド作品(特注製品)真鍮製蒸気機関車です。
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戦後のOゲージ蒸気機関車の規格(1/43)にならって、創られているようです。
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Oj(24mm)機関車は1/45で創られていますが、
Oゲージ(32mm)では、1/45ではシリンダー廻りの設計に無理があり、1/43:Oゲージの蒸気機関車が一般的です。
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たいへん古いお品ですが、外観には、大きないたみはないようで、経年を考慮すれば、概ね良好ではと思われます。
ただし、経年相応の自然劣化は見られます。・・・一部の塗装面が劣化して、はげています。
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機関車ボデーの美しい曲げ加工、パーツのハンダ付け、小パーツ作成の組み立て技術、など、
すべて、当時の最高技術をお持ちの職人さんの仕事ではと思われます。
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本機関車に活用されている当時の市販パーツは、・・・大雑把な観察です。(すべてを記載できません。)
カツミ製・・・動輪・車輪(各9本スポーク)・ギヤー・AC交流モーター・ロスト製ヘッドライトケース、など。
ピノチオ製・・・ロスト製複式コンプレッサー
真鍮挽き物パーツ(煙室前面・煙突・ドーム・安全弁・汽笛・給水温め器・ランボード下のエアタンク・シリンダー蓋など、)
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古い、ビンテージ品として、とても趣のある、たいへん丁寧に創られた ”逸品”模型です。
機関車には、当時としては精一杯な、様々なディティールパーツが付いていて、
機関車の上回りから台枠部まで、各部に亘りこだわりを持って創り込んでいます。
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ボデー部、ボイラー、キャブ、火室部、など、すべて、真鍮板を切り出して、曲げ加工が施され、美しい組み立てで仕上げられています。
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ボイラーには、様々な細密パーツが付き、複雑な配管も卒なく表現されています。
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ボイラーバンドは真鍮帯材の別貼り表現でメリハリが感じられます。
特徴ある給水温め器には様々な配管が付けられ、縁部にはリベットが埋め込まれています。
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キャブの窓枠や、小パーツなどの出っ張っている部分は、すべて、別材の別貼り表現で創られていて、
たいへんメリハリがございます。
・・・今日の模型に多く見られるようなエッチング表現はいっさいございません。
上回りは美しいプロポーションで丁寧に表現されています。
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キャブ内には、モーターが入っていますので、バックプレートはございません。
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モーターは当時のOゲージ用の「AC5極直巻きモーター」がキャブ内に付けられています。
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機関車のボイラーが細いので、O番用ACモーターを火室内のみに収めるのは無理のようで、
キャブ内に入れたものと思われます。
・・・このモーターは、もうすこし品質の良いモーターと交換する方が望ましいと思います。
このモーターではグレード不足です。
今日では「性能の良いモーター」が、オークションにも様々、時々出品されています。
今日ではO・Ojの模型がある程度さかんになり、中古市場も活発になり、
本製品にさらに適合するモーターも入手は可能ではと思います。
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「AC直巻きモーター」は通常は ”交流:AC3線仕様車両”に使われるモーターですが、
小型ダイオードを回路に組み込めば、ACモーターをそのまま生かして、DC仕様(直流仕様)にも改造可能です。
・・・A.C.直巻きモーターには、
「直流マグネットモーター」に見られる欠点「(スイッチ入れると急スタート、切ると急ブレーキ)」が、ほとんどございません。
機関車発進時にたいへん滑らかな(実感的な)動きを期待できます。
(機関車を直流仕様にする際も、私は好んでA.C.直巻きモーターをそのまま活用しています。)
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下回り、台枠・シリンダー・などはすべて、真鍮板材を組み立てています。
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下回り、台枠部は、真鍮板材(1.5mm厚?の真鍮板材)から、”糸のこ”での切り出し加工、
ハンダ付で組み立てられています。
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動輪の軸箱は軸バネによる可動仕様で創られています。・・・可動します。
動輪・先輪・従輪・テンダー車輪は、すべて、片側絶縁車輪が使われています。
先輪・従輪・テンダー車輪はすべて、9本スポーク車輪が使われています。・・・・希少パーツです。
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先台車・従台車などは、たいへんこだわりを持って、手間をたくさんかけて仕上げているようです。
・・・この部分にロストパーツの使用はなく、すべて真鍮板材の組み立てのようです。
板バネ部も板を重ねて作っています。
・・・とくに複雑な形状の従台車部は、一から手創りとなると、たいへん難しく、手間のかかる部分ですが、
卒なくたいへん丁寧に作られています。
・・・従台車やモーションプレートなど、ロストパーツをいっさい使用せず、作り上げることは、
たいへんな努力です。
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モーションプレート~各ロッド類に至るまで、すべて、板材から切り出して、作っています。
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シリンダーは真鍮板材によるハンダ組み立てです。
シリンダー部もすべてスクラッチビルドで、なかなか凝ったつくりです。
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テンダー部も機関車本体部と同様、たいへん丁寧に創られています。
テンダーボデー部、台車部、共に、真鍮板素材から糸鋸で切抜き、曲げ加工、ハンダ付け組み立てで、
丁寧に組み上げて仕上げています。
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・・・リベットはプレス打ち出し。
・・・上部の縁取り帯など出っ張りのある部分はすべて、真鍮帯板材、や別材による別貼り表現で、
手間を惜しまず、メリハリのある好ましい仕上げがされています。
・・・ボデーの曲げ加工など、卒なく、美しい曲げで良い仕上がりです。
・・・床下部も、手仕事・ハンダ付組み立てで創られています。
ロストパーツの使用はございません。
・・・テンダー台車も、真鍮板素材から糸鋸で切抜き、ハンダ付け組み立てで創られています。
板バネ部は真鍮板を重ねて作られています。
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少々古いお品ですので、程度は概ね、経年相応の姿です。
・・・人為的ないたみはないようですが、一部に、経年の劣化は見られます。
塗装が劣化し始めている部分はございます。
テンダー台車部の一部の塗装がはがれかかってきています。
・・・ハンダが劣化して、外れかかっている部分がございます。(気が付いた範囲で)
ヘッドライトの付け根部、機関車公式側側面下部、スピードメーターのロッドなど、
・・・ヘッドライトの「はめ込みレンズ」が外れたようです。・・・欠品しています。
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凹みやひどいキズなどはなく、約半世紀を経たアンティークOゲージ製品としては、概ね良好なお品だと思います。
経年保管上のホコリがございます。
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以上です。
機関車、およびパーツは、お写真に写っているお品ですべてです。
元箱はありません。 ぼろぼろの代用箱に入っています。
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以上です。
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商品は、ヤマト宅配便(送料着払い)でご発送をさせていただきます。
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本製品が販売された1960年代終わり頃~70年代初め頃という時代は、国内ではOゲージ愛好家にとって「冬の時代」でした。
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当時の鉄道模型趣味誌の記事はほとんどが16番模型(HO模型)となり、Oゲージの愛好家の数は減少の一途でした。
当時の多くの模型店から、Oゲージ製品の販売が消え始めていました。
Oゲージ模型の中心的な存在であったカツミでは1959年より、国内向け主力製品は、ほとんどが16番ゲージ(HOゲージ)に方向転換されました。
カツミでは、1963年以降は国内向けOゲージ製品は、高級製品(真鍮製スケールモデル)からはすべて撤退し、
もっぱら子供の入門模型(EB電関・ED電関や自由形電車)などの
安物ブリキ製自由形車両大量生産品に限られての生産になりました。・・・これらに限っては昭和40年頃まで生産されていたようです。
(カツミの対米国輸出では、1960年代以降も最高級Oゲージ製品は健在で、
多数の優れた真鍮製高額製品が生産され輸出されました。)
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そのような情勢のなか、当時、国内模型店のなかで唯一、「Oゲージ」製品に、たいへんな ”情熱とこだわり”を持って、
独自の高額O番製品を製造していた模型店が、「ピノチオ模型」でした。
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・・・当時の「ピノチオ模型店」は、たいへん個性的なお店で、他の模型店ではまず見られないような魅力的な特別な製品が多数ありました。
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私が訪れて見かけることができたOゲージでは・・・C51・C62・D51(半流)・D52・C12・E10・9600・EF58流線形などがあり、
それぞれ、とてつもない高額特製品で、ウインドーを飾っていました。
これらの特別製品は、1970年代初め頃の鉄道模型趣味誌の「ピノチオ広告欄」に、写真入りで登場していたと思います。
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・・・私がピノチオ模型店を訪ねていたは、昭和44年(1969年)~48年頃までです。
私が初めて訪ねた、昭和44年(1969年)、この時、初めて見て、憧れを持って眺めていたのが、O番 ”C51”です。
(店頭を飾っていた製品は2線仕様:生地完成品でしたが)です。
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製品の素晴らしさに魅了されて価格を尋ねると、当時の価格で¥210,000円とのことでした。
この時代、カツミの16番ゲージ:シュパーブC62・C53、あたりは、まだ残っていて、たしか?¥9,000円~¥1万円台位でしたので、
あまりの高額値段に驚いた記憶がございます。
当時:大学1年の私にはとても手が出るものではございませんでした。
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後年、就職した年(昭和48年)に、たいへんたいへん無理をして、ピノチオのO番C62を購入いたしましたが、
(この年には残念ながら、C51はなく、C62とD52が飾ってありました。)
これは、かなり無茶な買い物をしたものでした。
・・・当時の私の給料は手取りになると¥4~5万円台しか入っていませんでしたので。
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以上、1960年代終わり頃~70年代初め頃のピノチオ模型の特製品は、すべて、たいへんな「手間」を掛けた「最高の手作り」の素晴らしい製品でした。
私はこの時代の「特別製品」と後年の「特製品」とは、まったくレベルの異なる別物と考えています。
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後年、1980年代になると、「ピノチオ」では、O番模型は見られなくなり、もっぱら16番製品が中心となります。
ピノチオでは、16番模型の時代になっても、高額の特製品という伝統は残そうとしたようですが、最も手間のかかるスクラッチビルドはほとんど見られなくなり、
多くがキットをベースとしたディテールアップ(細密化)になり、これが ”特製品”と呼ばれるようになりました。
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・・・今日では模型店での、単なる”キットの加工”を一般的に「特製品」と呼ぶようになり、
「特製品」の価値がとても下がったような気がいたします。
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他にも鉄道書籍・模型・アンティーク絵葉書・古書・古写真など多数出品いたしております。 よろしければご参照ください。
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このお品は、お客様の依頼で、出品させていただきます。
(お客様の了解を得て、お安いスタート価格で出品させていただきます。)
私が使用いたしましたお品ではございませんので、以上のご説明はおおざっぱな観察によるものです。
細かい点で、見落としなどがあるかもしれません。
限られたお時間で、たくさんの商品を出品いたしておりますので、ご説明には、私の見落としなどあるかも知れません。
中古品のお取引に理解のある方、細かいことにこだわりのない方に、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
・・・代行出品のお品につき、クレーム・返品などはお受けできません。
・・・商品のすべてを把握しているわけではございません。
説明文の不足や誤りがございました場合は、現物の現状優先とお考えください。
・・・(申し訳ございませんが、機関車のレール上での走行につきましてはわかりません。
出品いたしております場所も、とても狭い倉庫のようなところですので、レールを敷く環境もございません。
走行にこだわりのある方は入札は控えられた方が良いと思います。)
(走行はご自身で調整できる方に、入札をお願いいたします。)
これらのことを、ご理解いただける方のみ、ご入札をお願いいたします。
私は、気持ちの良いお取引を望んでおります。
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マイナス評価がたくさんある方、オークションマナーの低い方、無責任な方の入札はご遠慮ください。
・・・・単なる評価数よりも、評価内容を吟味させていただいております。
悪い取引相手からくる報復悪評価などは、まったく問題にいたしません。
・・・私自身も、”悪質な入札者”より被害を受けております。
評価数が多くても、勝手なキャンセル歴の多い方(本人のマナーが低い方)、本人が原因によるオークショントラブルの多い方は歓迎しません。
入札をしないでください。
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お客様の依頼で出品させていただきましたお品につき、この商品のアフター・ケアーなどはできません。
(私の出品物一覧は、私のヤフーID:mad*******の部分をクリックしていただければ、ご覧になれます。)
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オークション・マナーを身に着けておられる方のみ、ご入札をお願いいたします。