今回ご紹介するアイテムは、味の素 Blendy の空瓶です。
ADは、松永真さん
ボトルデザインを手掛けたのは、川上元美さん
このチームはキリン・ニューズで優れた仕事をされていました。
2人は東京芸術大学の同級生としても知られています。
「優れたデザインが持つ “気合い” を感じませんか。」
ブレンディは、マックスウェル・ブレンディというブランド名で売られていて、対抗商品は、ネスカフェの黒ラベル・エクセラ。
価格も同じ、雰囲気も近く、同じ消費者層を狙っていました。
ブレンディの独自性をもっと打ち出していこうという方針となり、商品のポジショニングを明確にし、中身も味も一新されます。
そこで味の素側から白羽の矢が立ったのが、松永真さんと川上元美さんでした。ちなみに彼らが珈琲のパッケージを手掛けたのは初めてだったそうです。
競合他社に10:0の圧倒的に勝てるように優れたパッケージデザインをしようと決意されたそう。
どうりで30年経った今でも美しく感じるわけです。
ステッカーに若干の汚れがあるものの、コレクションにも耐えうる保管状態だと思います。
ちょっと珍しい内容量 50gのおためしサイズです。
この機会にぜひコレクションとして迎えてみませんか。
【サイズ】75 × 95 mm
松永真(Shin Matsunaga)
日本のグラフィックデザイナー。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)理事。東京藝術大学客員教授。日本デザインコミッティー理事。
川上元美(Motomi Kawakami)
日本のデザイナー、川上デザインルーム代表。東京芸術大学、金沢美術工芸大学、神戸芸術工科大学などの客員教授を歴任。現在、多摩美術大学美術学部環境デザイン学科客員教授。