ファッション業界においても、ひとつの最高級英国ブランドとして、世界的に特別な存在へ確立しているルイスレザー。
コレクターのコレクションがライダースに偏りがちになる中、またルイスレザーの唯一無二の現代に通じる高いデザイン性を持ちながら、
ライダースとはまったく別の雰囲気を持つアウターとして希望される、幅広いシチュエーションでコーディネートが可能となる数少ないレザーコートである『ブラックアロー』です。
比較的、見つかる機会もあるハイウェイマンではありません。ルイスレザーのヴィンテージにおいて最も希少なモデルの一つであり、また、ルイスレザーから招聘され、デザインを引き受けたBud Ganz氏の名作中の名作で、ライダースコートの最高傑作です。
そして今回、ブラックアローのデザインを手掛けた、Bud Ganz氏の名と出身国であるアメリカの星条旗を用いたタグが付く、現在は現物の写真さえ見ることが難しい幻の50年代オリジナルモデルです。
純正ベルト、バックル、オリジナルパーツに欠損の無い状態です。
60年代以降の年代では見ることの出来ない美しい艶を持つ革の抜群の保管状態を含めた極美品という、奇跡的なコンディションのうえ、現地の需要と時代的な背景から個体数が極めて少ない、日本人に最も需要の大きい、ゴールデンサイズの38です。
現行ルイスレザーのおかげで名前とデザインが浸透していますが、ライトニングを思わせるボールジップのデザインも魅力の4つのポケットに、現代のデザイナーズのような美しいシルエットをさらに引き立てるベルトが抜群のアクセントとなり、ミディアムロングの着丈はまさにライダースコートと言える仕上がりです。
ライダースジャケットが選びにくい、様々なシチュエーションを埋める、このコートタイプのライダース、ブラックアローはヴィンテージ価値だけでなく、リアルクローズとしての恒久的な優れたデザインが現在の現行にも引き継がれるUKヴィンテージの最高峰です。
ヴィンテージの世界では、サイズはもちろん、状態を選んで見つけることが不可能な上にに、
生産終了の60年代の供給が主となっていたため、ほぼ流通しないスペシャルモデルとなっているブラックアロー。
ルイスレザーの特徴、そしてUKライダースの礎となるスタイルを見せながら、コートのデザインへと仕上げられた、現在の現行にもその形のまま残るデザインの恒久的な魅力、完璧な作りは言うまでもありません。
ヴィンテージの魅力である当時の手作業によって作られた革は、近代的な作りとなる以前の、多くの手間と工程が入る時代のものだけに、現在は最高級ブランドでも高価になることで用いることも難しい素晴らしいつくりとなっております。
しっかりとした厚みに、まるでオイルを入れたばかりのようなしっとりとした質感、着心地にも大きな恩恵をもたらす体に吸い付くような柔軟性が叶える、まるで現行のブラックアローやデザイナーズのような現代的で美しいシルエット、独特の輝きを、おせり艶と深い黒は、上質な素材のシボを浮き上がらせて、奥行きと凄みを感じさせております。
純正の同素材で作られたベルトや、取り外しが容易なアタッチメントバックル、ポケットの50年代の五角形のジッパーなどの細部パーツまでがデザインを引き立て、何よりも特別な存在感を感じさせる一着へと作り上げられています。
ヴィンテージブラックアローの流通は少ない上に、見つかるのは60年代の革が主となります。60年代の革も現在では生産するには使用が出来ないほどに上質な素晴らしいものです。
しかし、この50年代の革の風格は、同じデザインでありながらも、まるでそれらとも別物のような印象となるほどに、その完璧なデザインの印象を大きく引き立てる相乗効果となっております。
一目でも見ただけでも、このような革を持つジャケットは他に知らないというほどのエネルギーを感じさせるほどの実物となっております。
それも何より、Bud Ganz氏がデザインとともに革の選択にも関わっていたオリジナルだからこその魅力で『ブラックアロー』という、神話にも登場し、英国のロケットにも用いられた特別な名称が誇張ではなく、ルイスレザーが社運を賭け、Bud Ganz氏が自信を持って作り上げた歴史を背負った個体が存在しています。
何より状態が素晴らしく、発掘されたことが奇跡とも言う他にないくらいの極美品となっており、大切に保管されていたものであるため、70年ほど前のこの上ない革の魅力がそのまま残っているなど、非常に耐久性が高い品質となっていることも当時の最高級品、実用品としてのライダースコートの特徴で、素晴らしく革がしっかりしており、劣化するようなものとは一線を画す、経年変化の醍醐味を下ろしたてのような状態から、これからさらに70年を楽しませてくれると感じさせる、一生物として最も大切な条件をすべて備えています。
ブラックアローは通常のライダースとは生産数の比率が大きく異なり、大げさでなく、ヴィンテージで見つけようと思っても、入手は60年代のものさえ、良いコンディションで残るものはほぼ入手不可能なうえ、ましてやベルトやバックルが付属する個体、純正パーツが快調に機能する個体などは皆無な状況となっております。
ルイスレザーの方向転換により、その60年代で生産が終わったこともあって、状態やサイズを選ばずとも、個体数の決まっているヴィンテージでは、ルイスレザーが人気となって長い期間が過ぎた現在では見つかる機会はほとんどなく、本国のイギリスでもほぼ絶滅状態となっていることから、ルイスレザー製ではなく、同じデザインを用いたハイウェイマンのブラックアローにも需要が伸びるなど、いかに状況が変わっても、入手しやすくなることはまずあり得ません。
D.Lewisタグや、小さく名称の入るのみになったBud Ganzタグ以前の、写真を見つけることさえ不可能な、星条旗デザインのBud Ganzタグを持つものが見つかる機会、さらには販売される機会は、今後まずありえないと言える条件で、デザインや革の魅力が別格であることはもちろん、資料的な意味においても、大袈裟ではなく、ヴィンテージにおける博物館級のスペシャルです。
そして、何よりサイズが素晴らしく、サイズタグが付かない時代ですが、
平置きの実寸が肩幅47cm、身幅54cm、着丈78cm、袖丈63cmと、
当然ながらコートタイプのため実寸はライダースよりも大きめのなか現行の38程度の、
体格が大きいイギリスでは非常に珍しい日本人のゴールデンサイズです。
状態も上記の通りに素晴らしく、60年代、70年代の他のジャケットでも超希少と言える、
軽い着用感があるのみの、素晴らしいコンディションとなっているため、近年のルイスレザーを着ておられる方にも、初めてのヴィンテージとしても自信を持って推奨できるものです。
前オーナーが大切に着られ、保管状態も気にしながら保管されていたと感じられる、ヴィンテージで言えばミントコンディションと言いたいほどの50年代とは思えない奇跡的な状態です。
また上記のとおり50年代のディテールであるポケットに付く五角形のジッパー や、
メインのLIGHTNINGジッパーも歯欠けがなく、見た目にも恩恵の大きい優れたディテールとして、デザインを支え、保管状態の良さから生まれる耐久面、機能面にも神経質にならずに、現代のジャケットのように着ていただけるものとなっており、最高の経年変化を下ろしたてに近い状態から楽しんでいただけるこれ以上ないブラックアローです。
ルイスレザーのヴィンテージが評価されるように、成熟した現代ファッションにおいて、美しいシルエットの認知は定着しており、幻とも言える50年代のオリジナルとして作られたブラックアローの価値は、歴史的価値も高くオンブックに勝る一着です。
リアルクローズとしての大きな魅力を持つ優れたデザインと、今なお高級感と美しさを感じられる革に羨望さえ集める、UKヴィンテージの最高級品として作られた、ヴィンテージにおいても最上級のスペシャルのため、今後はブラックアローを幻の50年代オリジナルが実用可能な状態での入手は不可能です。
目の前にあれば、目の肥えたコレクター、ファッション関係者などの玄人が見逃すこともなく、専門のヴィンテージ店に何かの拍子で存在しても、値段が付けられず参考商品として販売されないクラスであり、イギリスのディーラーに特別なコネクションがあっても出会えチャンスはありません。
この博物館級の個体を、自分だけの特別な人生へ、誰が所有する何よりも優れた一期一会のブラックアローを一生物としてお選びください。
届いた日から、第二の皮膚として生涯、手放せなくなる一着をぜひお見逃しなく。
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