
こちらはあの知る人ぞ知る、詩人でもあった祝算之介さんの幻の私家版詩集「壁」です。15部限定 、祝算之介さんの自費出版、1950年の非売品。
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年代物で70年近く前のもろくぼろくなりやすいものとしては美本。良好です。
詩集「鬼」の延長線上にある転機となった貴重なもの。この「壁」にて再び次の段階へと足を踏み入れることに。知られざる詩人の世界への認識を知らしめる契機となったもの。
あとがきにはこうあります。一部載せます。
「私の内心の欲求がそれを求めていることを知った。乃ち私の生活体験そのものから、時代と人間への省察に突き進み、直感として世界を正確に認識、把握してゆきたい」
「『鬼』の過程は精一杯のものであった。私は今ほど自分自身を卑下し嫌悪しているときはない。これから生活と文学を第一歩からみっちりやり直してゆこうと考える」
と。そして言葉が魅力的です。一部省略。
「おたがいが信じあって生きるのはいい。
やっぱり生きておいてよかった。滅びるものは滅びるさ。
世界は塵っぱひとつとどめない穏かさ。花々もない。思想もない。人もいない。
かつて見ていたことのある億万の眼は、どこへ拡散してしまったのだろう。
宇宙のエーテルの呟きにはじまるこの終末は、あまりにうつくしすぎる」
貴重本ゆえレターパックもしくはゆうパックでの発送です。防水対策もしてお送りします。
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15部しか出されておらず、これまでも全く見ないものですので、その形状から今は10冊以下の現存の可能性が大きく、何冊と出て来るものでもありません。極めて貴重な1冊です。