
青森県津軽地方の厳しく長い冬を少しでも快適に過ごすため、保温と補強を麻布に木綿の糸で刺し子を施す様になったのは江戸時代からです。
その津軽刺し子を使ってリメイクしたジップアップブルゾンです。
柳宗悦らによる民藝運動によって注目を浴びるようになった昭和時代に製作された刺し子だと思います。
一点物のカッコ良いデザインに仕上がっております。
前面はジップアップとボタンで閉じられます。
内ポケットはありませんが、前に二つと左腕に一つのポケットが付いております。
脇に開いた切れ目の身八口(みやつくち)があります。
左右裾にサイドベンツの様な8cmの切れ込みがあります。
農作業等しやすくする工夫と思います。
紫の色味が裏側でリバーシブルにはなっておりませんが、前を合わせなければ着用可能です。
平置き採寸は肩幅57cm・身幅56cm・着丈73cm・袖丈54cm・重さ1kgです。
襟のスナップボタンを留めた時の首の内径40cmです。
大量生産が出来ない手仕事のため多少の不備があるかもしれません。
完璧をお求めの方や神経質な方には不向きな品物ですのでご落札はご遠慮下さい。
発送は宅急便で箱に入れ多少折りたたみ送料無料で対応させて頂きます。